【北海道】大迫力!恐竜や化石を展示する博物館7選

博物館

北海道は「化石大陸」として注目されており、中でもむかわ町では日本国内最大級の恐竜全身骨格である「カムイサウルス」を見ることができます。

今回は北海道で恐竜・化石が見られるおすすめ博物館をご紹介します。

この記事を書いたぐうたび編集スタッフ

おおつか
WRITER/大塚 有紗

恐竜の巨大モニュメントや、全身骨格など迫力満点の展示などの注目スポットもあり、お子様とのおでかけにもおすすめです!

※感染症の状況によっては、施設が休業・変更になる場合があります。必ず公式サイトで最新情報をご確認のうえ、お出かけください。

恐竜や化石を展示する北海道の博物館

展示物を間近でじっくり観察したり、実際に触ったりして、生き物が化石になる前の躍動感を感じることができます。

ショップが併設した博物館もあるので、博物館を訪れた思い出に恐竜グッズなどを買って帰るのもいいですね。

北海道各地から、恐竜や化石を展示するおすすめの博物館を7施設ご紹介します。

北海道大学総合博物館/札幌市

北海道大学総合博物館 感じる展示室とマンモス

知的好奇心がくすぐられる展示がいっぱい!北海道大学の歴史といまを知る

約140年前の札幌農学校時代から、北海道大学に蓄積された400万点にものぼる貴重な学術標本・資料の一部を一般公開している博物館です。

2016年7月には、学内の全12学部の教育研究や一押し研究を実物資料や映像で紹介する常設展示「北大のいま」、動物の骨や鉱石などに実際に触れる体験型展示「感じる展示室」などを新設し、リニューアルオープンしました。

北海道大学総合博物館 古生物標本の世界

「古生物標本の世界」では日本人によって初めて発掘・研究そして命名された「ニッポノサウルス」など迫力ある骨格標本が展示されています。

学生企画グッズやデスモスティルスの骨格標本をモチーフにした商品を販売する「ミュージアムショップ」やカフェなどの施設も充実しています。

スポット名 北海道大学総合博物館
所在地 札幌市北区北10条西8丁目(北海道大学構内)
営業時間 10:00~17:00(月曜定休日)
料金 無料
アクセス JR札幌駅北口から徒歩10分
駐車場 なし
詳細情報 北海道大学総合博物館のぐうたびスポット情報

むかわ町穂別博物館/むかわ町

むかわ町穂別博物館「ホベツアラキリュウ」

「ホベツアラキリュウ」全身復元骨格

化石を見て・学んで、一億年前の恐竜時代へタイムスリップ!

恐竜の町として知られる「むかわ町」の博物館。

中生代白亜紀のクビナガリュウやモササウルス、ウミガメやアンモナイトなどを中心に、むかわ町穂別地域で発見された実物化石や復元模型を常設展示しています。

博物館入口ホールに展示されている全長約8mの「ホベツアラキリュウ」全身復元骨格が迫力満点。

「ホベツアラキリュウ」は、約8000万年前に海だったむかわ町穂別(ほべつ)という土地に生息していたクビナガリュウです。

むかわ町穂別博物館 カムイサウルス・ジャポニクス

「カムイサウルス・ジャポニクス」の実物大全身復元骨格

また、日本国内最大級の恐竜全身骨格である「カムイサウルス・ジャポニクス(通称:むかわ竜)」の実物化石や復元レプリカを公開しています。

2003年に一部が発見され、2013年・2014年の大規模な発掘調査により6トンにも及ぶ石が見つかりました。そして2016年にようやく「むかわ竜」という名前がつけられました。

スポット名 むかわ町穂別博物館
所在地 むかわ町穂別80-6
営業時間 9:30~17:00(受付16:30まで)
料金 大人300円、小・中・高校生100円
アクセス 道東道夕張ICより国道274号経由で約35分
駐車場 あり (90台・無料)
詳細情報 むかわ町穂別博物館のぐうたびスポット情報

旧幾春別炭鉱錦立坑櫓/三笠市

旧幾春別炭鉱錦立坑櫓

日本の近代化を支えた北海道最古の立坑櫓と遺構の数々

旧幾春別炭鉱錦立坑櫓(きゅういくしゅんべつたんこうにしきたてこうやぐら)は、大正9年頃に完成した道内に現存する最古の立坑櫓です。

立坑櫓とは、地下数百メートルの水平坑道へ、人や資材を揚げ降ろしするための櫓型の建造物のこと。

北海道開拓の原点である石炭産業を、土木技術が支えていたことを示す貴重な遺構として、土木学会の「選奨土木遺産」に認定されています。

幾春別川沿いには、立坑櫓やアンモナイトなどが生息していた一億年前の太古の地層が観察でき、野外博物館として整備されています。

豊かな自然に囲まれていて、歩くのが気持ちよい散策路でもあります。

スポット名 旧幾春別炭鉱錦立坑櫓
所在地 三笠市幾春別山手町
営業時間 冬季の野外博物館閉鎖時以外は常時見学が可能
料金 無料
アクセス JR岩見沢駅からバスで50分
駐車場 あり (三笠市博物館駐車場を利用・無料)
詳細情報 旧幾春別炭鉱錦立坑櫓のぐうたびスポット情報

蘭越町 貝の館/蘭越町

蘭越町 貝の館

貝のようなユニークな外観、館内は神秘的な海中をイメージ

貝の館は、大きな二枚貝のような建物が目印。

常時約1500種類、約5000点の標本と、流氷の妖精として知られる巻貝の一種・クリオネの生態展示をしています。

また、世界最大の二枚貝で、貝殻の重さが194kgもあるオオジヤコガイの実物展示や、3Dプロジェクションマッピングを初めとした、貝について学習することができる映像学習資料が充実しています。

「第1貝の館」の中央にある、約5億年前に繁栄していた「チョッカクガイ」の5mもの実物大模型が迫力満点!

また、北海道を代表するアンモナイトの化石類の展示も行っています。

スポット名 蘭越町 貝の館
所在地 蘭越町港町1401
営業時間 4月~10月 9:00~16:00
料金 一般 350円
中・高校生 250円
小学生 150円
幼児 無料
アクセス JR蘭越駅から車で約25分
駐車場 あり (隣接する道の駅駐車場を利用)
詳細情報 蘭越町 貝の館のぐうたびスポット情報

足寄動物化石博物館/足寄町

海に生きた生物の不思議を知る!化石レプリカ作製などの体験も

海生哺乳類の化石が多数発掘されている足寄町。

この博物館は、足寄で化石が見つかった海生生物の進化を中心に、地球の歴史や化石発掘にまつわる様々な資料を展示しています。

注目すべきは1000万年前に絶滅した謎の動物「デスモスチルス」の骨格標本。その数の多さは世界的にも貴重とされています。

化石のミニ発掘体験などの体験メニューがあり、石には本物のサメの歯などが入っていて持ち帰ることができますよ!

スポット名 足寄動物化石博物館
所在地 足寄町郊南1丁目29番25
営業時間 9:30~16:30
料金 大人400円、小・中・高校生・満65才以上200円
アクセス JR池田駅より十勝バス乗車約1時間
駐車場 あり (約50台・無料)
詳細情報 足寄動物化石博物館のぐうたびスポット情報

中川町エコミュージアムセンター エコールなかがわ/中川町

中川町エコミュージアムセンター エコールなかがわ 外観

螺旋形の真珠、虹色に輝くアンモナイトと日本最大級のクビナガリュウが目の前に

中川町で発掘された化石や土器などをメインに展示する自然誌博物館です。

建物は廃校になった中学校を全面改装して使用されているので、町の博物館とは一味違った雰囲気の中、展示を楽しめます。

真珠層が保存された美しいアンモナイトの化石や、日本最大級の全長11mのクビナガリュウの復元骨格など多くの化石を見ることができます。

また、研修を目的とした10名以上のグループ利用のための宿泊型研修施設が併設しています。

日帰りで体験できるプログラムも充実しており、実際に化石の発掘にチャレンジしたり、アンモナイトでストラップを作ったりすることができます。

スポット名 中川町エコミュージアムセンター エコールなかがわ
所在地 中川町安川28-9
営業時間 9:30~16:30
料金 高校生以上 200円(10名以上の団体は150円)、中学生以下 無料
アクセス JR佐久駅より徒歩約10分
駐車場 あり (32台・無料 ※大型バス可)
詳細情報 中川町エコミュージアムセンター エコールなかがわのぐうたびスポット情報

オホーツクミュージアムえさし/枝幸町

道北・枝幸町にある枝幸町やオホーツク海沿岸の歴史・自然の展示をしている博物館です。

かつて北海道のオホーツク海沿岸には、海とともに暮す「オホーツク人」がいました。

オホーツクミュージアムえさしでは、オホーツク文化を今に伝える「目梨泊遺跡(めなしどまりいせき)」から出土したオホーツク土器や蕨手刀(わらびてとう)、青銅製帯金具などの国指定重要文化財を見ることができます。

さらに復元した竪穴式住居も展示されています。

また、枝幸町歌登から発見された絶滅哺乳類デスモスチルスの全身標本や化石、体長7mを超える国内最大級のシャチ骨格標本など、多彩な展示が揃います。

スポット名 オホーツクミュージアムえさし
所在地 枝幸郡枝幸町三笠町1614-1
営業時間 9:00~17:00 ※月曜・毎月最終火曜日定休日
料金 無料
アクセス 国道238号線沿い、ホテルニュー幸林より徒歩8分
駐車場 あり(無料、施設前6台・隣接公園68台)
詳細情報 オホーツクミュージアムえさしのぐうたびスポット情報

マウレ・メモリアル・ミュージアム/遠軽町

マウレ・メモリアル・ミュージアム 恐竜展示

旧小学校体育館で楽しむ恐竜模型や昆虫の標本がずらり

2022年8月にリニューアルオープン。

小学校を利用して旧体育館を展示空間へと改修して使用され、大迫力の巨大な恐竜の骨格模型も近くで見ることができますよ。

マウレ・メモリアル・ミュージアム カブトムシの展示

そして子供たちに人気のカブトムシをはじめとした、様々な昆虫の標本や生態展示も多数あります。

また世界中の身障者のアーティストの方々が、口や足で描いた絵の作品を展示。

ハンディキャップを乗り越えて描かれた作品で、力強いものから繊細なものまであり、生きることの素晴らしさや勇気を与えてくれます。

スポット名 マウレ・メモリアル・ミュージアム
所在地 遠軽町丸瀬布上武利164
営業時間 9:00~17:00(最終入場 16:30)
2023年6月1日より10:00~16:00(最終入場15:30)
※火曜日定休日
料金 無料
アクセス JR丸瀬布駅から車で約10分
駐車場 あり (無料)
詳細情報 マウレ・メモリアル・ミュージアムのぐうたびスポット情報

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