春が短いイメージがある北海道ですが、桜の名所は意外と多いんです!毎年、この時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今回は道内エリア別で、厳選した桜の名所をご紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館、イベントの中止、サービス内容が変更される可能性があります。必ず公式サイトをご確認の上、お出かけください。
■目次
札幌の桜の名所/見頃:4月下旬~5月上旬
市内中心部の街中の公園でも、多くの桜の名所があります。観光や仕事の休憩時間などに、ふらっと桜を見に行ける距離に点在しているのも魅力ですよね。
散歩やレジャーとともに花見を楽しむ「円山公園」/札幌市

札幌市民に親しまれている桜の名所でお花見客も多く訪れます
円山公園は札幌市内有数の桜の名所で、古くから多くの市民に親しまれています。毎年4月下旬から5月中旬に見頃を迎え、エゾヤマザクラを中心に約120本の桜が園内に咲き誇ります。
円山原始林の北側に位置し、円山動物園、総合運動場、
桜と梅が同時に見られる!「北海道神宮」/札幌市

正月三が日で約70万人の参拝者が集う、北海道の総鎮守
札幌市・円山の麓に位置し、道内外から多くの方々が参拝に訪れています。
表参道を中心に境内では約1100本の桜と220本の梅がほぼ同時に咲く、札幌有数の花見スポット。
例年5月上旬には、桜と梅の花が同時に満開を迎え、これは全国的にみても珍しく、たくさんの観光客で賑わっています。
営業時間:3月~10月 9:00~17:00
11月~2月 9:00~16:00
※閉門時間は変動する場合があるのでホームページをご確認ください
料金:入場料、拝観料なし
アクセス:地下鉄円山公園駅から徒歩15分
駐車場: あり (130台・1時間毎500円)
北海道神宮のぐうたびスポット情報
アートと桜の融合が美しい「モエレ沼公園」/札幌市

札幌が世界に誇るアートパーク。公園そのものがイサム・ノグチの作品
春夏秋冬、季節によって表情を変えるモエレ沼公園は、世界的な彫刻家イサム・ノグチが、公園全体をひとつの彫刻としてデザイン・基本設計したアートパークです。
園内の「サクラの森」には約1600本のサクラが植えられていて、エゾヤマザクラ、カスミザクラ、チシマザクラなどが見られます。
その森の中には、カラフルでユニークな形の遊具が126基も並んでいて、子供たちが走りまわって遊べる場になっています。
また、4月末から10月中旬まで打ち上げのある「海の噴水」は最大25mまで吹き上がり、目が離れなくなるほどの大迫力!特に夜のライトアップが美しく人気です。
営業時間: 7:00~22:00(最終入園21:00)
定休日:なし(各施設は定休日あり)
料金: 入園料なし
アクセス:地下鉄東豊線環状通東駅からバスで約25分
「モエレ沼公園東口」バス停下車後、徒歩10分
駐車場: あり (1500台・無料)
モエレ沼公園のぐうたびスポット情報
都心の閑静な日本庭園で見られるしだれ桜「中島公園」/札幌市

「日本の都市公園100選」にも認定された、街なかの公園
市営地下鉄札幌駅から3駅と、札幌の都心からほど近くに位置する、緑豊かな公園です。
ヤエザクラ、エゾヤマザクラにシダレザクラなど様々な桜が見られます。公園の西側にある日本庭園でのお花見がとても雰囲気がありおすすめです。
また、公園の中心には菖蒲池があり、ボートをレンタルして乗ることが出来ます。池を一周しながら、公園に咲く桜を眺めるのもまた違った景色が広がります。
アクセス抜群の市民の憩いの場「大通公園」/札幌市

「雪まつり」や「YOSAKOIソーラン祭」などの有名イベント会場でもある定番の観光スポット。4月下旬から5月上旬にかけて公園内で桜を楽しむことが出来ます。
芝生にシートを敷いてピクニック気分を楽しみながら、桜を見られるのもこの季節の魅力。街の中心部でのんびりするのにおすすめです。
街の中心部で、ベンチもあるので、散歩や仕事の休憩でのちょっとした時間に桜を眺めながら時間を過ごすのもいいですね。
その他道央エリアの桜の名所/見頃:4月下旬~5月上旬
札幌以外の道央エリアにも桜の名所が多く点在します。注目のスポットは道に沿った長い桜並木。ピンク色に包まれた桜並木のトンネルは圧巻の景色です。
圧巻の7kmにわたる桜の道「二十間道路桜並木」/新ひだか町

「花のトンネル」散策で満開の桜に包まれる
全長約7kmの直線道路に2000本を超える桜が咲き誇る桜並木。「二十間」の名前は道幅が二十間(36m)あることに由来します。
車で走るだけでも楽しめますが、やはりここは駐車場に車をとめてゆっくり散策がおすすめ。
メインストリート脇には「花のトンネル」と呼ばれる細い砂利道があり、両側から覆いかぶさるように続く桜回廊で儚く美しい桜の世界に浸れます。
営業時間:常時入場可能 ※桜まつり会場内の出店は18時を目処に閉店
料金:入場無料
アクセス:新ひだか町静内市街から道道71号線で並木の入口まで6㎞
駐車場: あり (30台・無料 ※桜まつり期間は約800台)
二十間道路桜並木のぐうたびスポット情報
夜桜も楽しめる「優駿さくらロード」(西舎桜並木)/浦河町

夜桜も楽しめる、馬産地浦河の桜スポット
道路の両側に1000本を超えるエゾヤマザクラが約3kmに渡って続く桜並木。
満開になると桜のトンネルとして親しまれている浦河町随一の桜の名所で、見頃に合せたライトアップで夜桜並木も満喫することができます。
他にもJRA日高育成牧場内にある「百年桜」や「長寿桜」といった樹齢100年を越える道内でも貴重な一本桜がおすすめの花見スポットです。
ライトアップ:桜開花期間中(18時30分~21時)
※5月上旬~5月中旬頃
アクセス: 日高自動車道日高厚賀ICから車で約90分
駐車場: あり (370台)
優駿さくらロードのぐうたびスポット情報
温泉街につづく約8kmの桜のトンネル「登別の桜並木」/登別市

提供:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会
ほんわかピンクでロマンチックな「桜のトンネル」は一見の価値あり
JR登別から登別温泉まで続く約8㎞の桜並木。約2000本のエゾヤマザクラが道路沿いに植えられています。ドライブをしながらも桜を見ることができます。
満開の時期には風に吹かれて桜吹雪が舞う様はとてもロマンチック。温泉旅などでこの道を通る際は要チェックです!
この桜のトンネルは昭和9年に皇太子誕生を祝い、地元の住民が2年程かけて近隣の山々から集め植えました。以来、桜の名所として親しまれています。
日本最北端のソメイヨシノが見られる「美唄市東明公園」/美唄市

日本最北端のソメイヨシノ群生地
およそ2000本の桜が咲く東明公園は、日本最北のソメイヨシノ群生地として知られているお花見の名所です。
見ごろの5月上旬に開催される「びばいさくら」では様々なイベントが行われます。中でも夜桜がより綺麗に見えるライトアップが例年人気!
料金: 入場料なし(飲食物購入は有料)
アクセス: JR美唄駅より車で約15分
駐車場: あり (約300台・無料)
<びばいさくら>
開催日: 2022年5月3日(火)~5月5日(木)※2023年未定
びばいさくらのぐうたびイベント情報
道南エリアの桜の名所/見頃:4月下旬
例年、北海道の中では一足早く桜が開花する道南エリア。ライトアップを開催するスポットもあり、昼間とは違った美しい景色が広がります。
上から見る星形の桜並木「五稜郭公園」/函館市

1500本以上の桜が星型にずらり
国の特別史跡に指定されている五稜郭公園。「五稜郭公園といえば桜」と言われる道南屈指のお花見スポットです。
4月下旬~5月上旬に見頃を迎える桜は、ソメイヨシノを中心になんと1500本以上!ゆっくり花を愛でるには早朝がおすすめです。
桜の時期限定でライトアップが行われています。平日は21時、土日祝は22時までです。
五稜郭タワーにのぼって、上から星形に並ぶ桜も必見です!
営業時間:<箱館奉行所>
・休館日 12/31~1/1
・営業時間 4月~10月 9:00~18:00
11月~3月 9:00~17:00(1月2日~3日は9:00~15:00)
※最終入館はいずれも開館時間の15分前
<五稜郭の開放時間>
4月~10月 5:00~19:00
11月~3月 5:00~18:00
料金:<箱館奉行所>
・大人 500円、学生・生徒・児童 250円・未就学児無料
<五稜郭タワー>
・展望料金/大人900円、中高生680円、小学生450円、幼児無料
・営業時間/8:00~19:00(10/21~4/20は9:00~18:00)
アクセス:JR函館駅から車で約15分
駐車場:なし (徒歩圏内に有料駐車場あり)
五稜郭公園のぐうたびスポット情報
しだれ桜が美しい「法亀寺」/北斗市

樹齢300年のしだれ桜、開花時期にはライトアップも
北斗市の法亀寺は境内にある巨大なしだれ桜で知られ、北斗桜回廊の一つとしても有名です。
樹齢300年、高さおよそ12mの巨木は江戸彼岸桜の一種で、大きく湾曲して垂れる枝にいっぱいの花が咲く華やかな姿が人気です。
北海道でこれほど大きく育ったしだれ桜は珍しく、4月下旬から5月上旬にかけての満開時にはライトアップされた夜桜を見物する観光客が多く訪れています。
営業時間:例年4月下旬から5月上旬頃ライトアップ
料金: 入場無料
アクセス:JR新函館北斗駅から車で約10分
駐車場:なし
法亀寺のぐうたびスポット情報
お城×桜で日本の春を感じる「松前公園」/松前郡

250種・1万本の道内屈指の桜の競演、幻想的な夜桜も見逃せない
「さくらの名所100選」にも選ばれている松前公園では約250種類・1万本の桜が早咲きから遅咲きまで、約1ヶ月もの間にわたって咲き誇ります。
「松前城」は松前公園の中にそびえる城で、親しみをこめて「松前城」と呼ばれていますが、正式名称は「福山城」なんです。
そんな松前公園で「松前さくらまつり」が開催されます。なかには松前だけでしか見られない珍しい品種の桜も。松前城もこの時季は美しい桜色に彩られます。
アクセス:JR木古内駅から函館バス松前出張所行き乗車約1時間30分
駐車場:あり (町内各所・500円)
<松前さくらまつり>
開催日: 2023年4月22日(土)~5月7日(日)予定
松前さくらまつりのぐうたびイベント情報
道東エリアの桜の名所/見頃:5月中旬
道東は日本でもっとも遅く、桜の開花時期が訪れる地域です。そのため、お花見とBBQが一緒に楽しめるんです。
日本で最後に楽しめる桜「別保公園」/釧路町

花見の名所で「日本一遅い桜」を楽しめる!
300本もの桜が咲き誇る花見の名所・別保公園(べっぽこうえん)。
ここでは「釧路町桜まつり」が開催され、日本一遅い桜(例年5月中旬~下旬まで)を楽しめます。日本で最後に桜を見られるなんてなんだか特別ですよね。
アクセス:JR別保駅から徒歩で約10分
駐車場:あり (無料 ※臨時駐車場を開設予定)
< 釧路町桜まつり>
開催日:2022年5月16日(月)~5月22日(日) ※2023年未定
釧路町桜まつりのぐうたびイベント情報
BBQをしながらお花見が出来る「清見ヶ丘公園」/池田町

エゾヤマザクラのトンネル、バーベキュー施設も併設
公園の散策路で道路沿いに並ぶエゾヤマザクラ。5月になるとサクラが綺麗に咲き誇り、散策路は花のトンネルになります。
また園内に生い茂るカシワは古い歴史があり、この大樹を見るだけでも価値があります。
園内にはバーベキュー施設の青翔亭があり、春になるとビールやジンギスカンを楽しむ花見客も多いようです。
海を望む桜の名所「天都山桜公園」/網走市

提供:一般社団法人 網走市観光協会
1938年に国の文化財「名勝」に指定された、網走市街地の南西にある標高207mの山「天都山」。その天都山の山頂近くにある公園で、網走を代表する桜の名所です。
5月中旬頃にエゾヤマザクラが美しく花を咲かせます。
オホーツク海、知床連山、網走湖など360度景色を楽しむ事が出来たり、近隣にある展望台からも桜とともに景色を眺めることが出来ます。
道北エリアの桜の名所/見頃:5月上旬~5月中旬
最北端の稚内や旭川、富良野など、北海道らしい自然が広がる道北エリアでは、人気施設「旭山動物園」に隣接した公園でも桜が楽しめます。
旭山動物園のとなり「旭山公園」/旭川市

エゾヤマザクラの名所は動物たちの鼓動が聞こえる憩いの公園
全国的に人気を博す「旭山動物園」に隣接しており、家族連れにもおすすめの公園です。約3500本のエゾヤマザクラの名所として人々に広く親しまれ、一帯が濃いピンク色に包まれる様は見事な美しさです。
また、山頂まで登ると、旭川市内が一望できる眺めの良さも魅力です。夜景も楽しむことが出来ますよ。
営業時間:無休(24時間開放)
料金:旭山三浦庭園は450円(高校生以上)
※中学生以下は無料
アクセス:JR旭川駅から車で約30分
駐車場:あり (無料 ※臨時駐車場を開設予定)
旭山公園のぐうたびスポット情報
駅を囲む1600本の桜「塩狩峠一目千本桜」/和寒町

塩狩駅を降りると360度の桜を楽しめます
塩狩峠といえば、作家三浦綾子の小説『塩狩峠』や『氷点』の舞台としてもお馴染みの場所。ここは古くから桜の名所として、知る人ぞ知るお花見スポットです。
およそ1600本のエゾヤマザクラが咲き誇り、峠を愛らしい薄紅色で染め上げます。塩狩峠一目千本桜の名の通り、視界いっぱいに満開の桜が広がります。
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