ぐうたび北海道 編集長の前野未来です。
本日は編集部のいっし～と「心のリゾート 海の別邸 ふる川」にやってきました。私たちを迎えてくれたのは一面に広がる大きな海の絶景！
チェックインは絶景を眺めるラウンジで。泡立てられたお抹茶と、“なまら塩”が練り込まれた温泉まんじゅうがとっても美味しい。
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さらに貸切風呂または岩盤浴の50分利用付き♪
■目次
リゾート感たっぷりのテラスに思わず歓声！テラス付き和室
見た瞬間に歓声があがったテラスの椅子。ずっとここにいたい～！
今日のお部屋は、10畳の和室に、大きな椅子を配置したテラスが贅沢な「テラス付き和室」。目の前に海を眺める絶好のロケーション、まずはカンパイでしょう♪
ペットルーム以外のお部屋はすべてオーションフロント。海を感じてほしいという思いから、窓は壁いっぱいに大きく作られていて、この景色を体一杯に感じることが出来ます。
お部屋にこもってちゃ勿体ない！自家製醤油やお酒の試飲、手作り甘酒も
（写真上）醤油蔵で熟成されている醤油樽（写真下）燻製工房
ラウンジのテラスには、奥に「醤油蔵」と「燻製工房」があります。
「醤油蔵」では、地元の鮭や虎杖浜昆布などを使った魚醤を手作りしていて、実際に夕食でお刺身用の醤油として提供しています。こちらは見学が自由で、テイスティングもできるのでぜひ立ち寄ってみて下さい♪ホテル手作りの調味料を製造している場所って、なかなか見られるものではないですよ！（見学時間は14：00～18：00）
今回は特別に一般公開していない「燻製工房」も覗かせて頂きました。ちょうど作っていたタコの燻製が美味しそう～。
もちろん4種すべてテイスティング。狭い空間なので譲り合いましょう
こちらはワインと日本酒の試飲ができるコーナー。14-17時の間は、ワイン2種、日本酒2種を味見をすることができます。この日並んでいたのは、ふる川オリジナルワインの「ナイアガラ」、NIKIHillsとのコラボワイン、二世古酒造の「二世古」、小林酒造の「北斗随想」。夕食に合わせるお酒を、ここで選べるっていいですね。
館内では、うれしいサービスが沢山用意されています。
16：00～ 季節の蒸しパン 自家製甘酒（この日は高砂酒造の酒粕を使用）
21：00～ 自家製ホットワイン
22：00～ 「自家製 お稲荷さん」
など、他にもあるので、ぜひ時間をチェックして楽しみましょう。
太平洋を一望！海と一体化したような開放感あふれる露天風呂
太平洋一望の露天風呂 ※誰もいない時間に許可を頂いて撮影しています
露天風呂はオーシャンビュー！肩まで浸かると、その目線の先は、浴槽から流れ落ちるお湯がまるで海と繋がっているかのようです。温泉と海と空、それだけしか感じられない圧巻の景色をぜひ堪能して下さい。
温泉は無色透明、とろみのある化粧水のような「美肌の湯」。内湯では加水・加熱なしの源泉かけ流しの湯を楽しむこともできます。
露天風呂の様子をぜひ動画でもご覧ください！
1セット目で「まだじんわり温かいくらい」と余裕のいっし～
ひと汗かきに貸切岩盤浴へ。岩盤浴は、1室（3床）50分2200円で利用ができます。うつ伏せで10分、仰向けで10分、少し休憩をしたら、もう1セット。じわりじわりと体の内側から熱くなっていく感覚が気持ち良いです。2セット目からはしっかりと汗が出はじめます。
貸切風呂の動画もぜひ参考にご覧下さい。（1室80分4400円）
こちらは岩風呂タイプ。このほかに檜風呂のタイプもあります。
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前浜の魚介をこころゆくまで！工夫を凝らした2ヶ月限定の会席コース
少し早い春の訪れを感じられる2・3月限定の創作会席膳
夕食は夕張メロンの食前酒に続いて、ごま豆腐とイカの香味和えの先付から。黒豆に矢を射っているのは、感染症拡大の一日も早い収束を祈って、という意味がこめられているそうです。
今日は女ふたりで白ワインのボトルを1本。
昨年入社したばかりというフレッシュな黒川さんが、慣れた手つきで注いでくれました。
お刺身は、虎杖浜の名物ドナルドサーモンをはじめ、ホッキやカレイなど、すべて前浜産。もちろんお醤油は自家製の魚醤に、室蘭うずら園のうずらを溶いて頂きます。
虎杖浜ならではの新鮮魚介もたっぷり味わえます
どーんと贅沢なブイヤベース鍋が登場。大きな海老やホタテ、イカ、なんと毛蟹まで！海鮮の旨みがこれでもかと溶け出したスープで、〆は中華麺を頂きます。これは間違いありません。
さらに地元、噴火湾帆立の毛蟹餡かけに、爽やかなレタスのタルタルが美味しいワカサギの南蛮漬け。
ミルフィーユカツもビーフシチューも白老牛が使われていて贅沢！
白老牛はレアも煮込みも絶品！旨みがあふれ出します
レアな火入れでとろけるような白老牛のミルフィーユカツに、甘酸っぱいトウモロコシのソースが絶妙。
ビーフシチューに添えられた（というより覆いかぶさっている）パイはサクサクの表面に中身はしっとり。まるでクロワッサンのような甘みもあって、これはキケンなおいしさです・・・。
ふる川のお品書きは2ヶ月周期で変わります。この日は少し早い春の訪れを意識した、2・3月限定のお料理。
工夫を凝らしたお料理をこんなに早い周期で考えているなんてとても大変だと思いますが、リピーターを飽きさせない、おもてなしの心を感じますね。
地平線に上がる美しい朝日でお目覚め。朝日ソムリエがいる宿
冬に美しい朝日が見られる確率は約55％とのこと。うーん、悔しい！
今回の大きな目的のひとつでもあったのが、朝の日の出です。
地平線から太陽が顔を出す朝日がとても美しいと聞いて、早朝のモーニングコールを頼んでいました。
ところが「今日は雲が多いので残念です。日の出は見られません・・・」という悲しいメッセージ。
それでも諦められずに撮ったのがこちら。雲があっても、とても美しく感動的な景色。ぜひ、早起きして見てみて下さいね。もし見られなかったら、毎朝撮影している朝日ソムリエの井上さんが撮った写真を見せてもらうのもいいですね。
早朝のラウンジでは、時間によって生搾りのトマトジュースやオレンジジュース、コーヒーも楽しめます。
料理長手書きのかわいいお品書きにも癒されます
朝食も前浜で獲れたホッケや鱈などがいただけます。しかも、この辺りはタラコの土産店が多く、オススメを聞かれることが多いとのことで、味比べできるよう2種類のタラコを出しているのだとか。とても嬉しい配慮ですよね。
充分すぎる和食セットのほか、地元白老町の人気店「竹浦の石窯パンのお店・マルコーブ」のパンや、濃厚な黄身が特徴的な下川町産の生卵「下川六〇（ろくまる）」、道産大豆100％のくま納豆など、好きに頂けるコーナーもあります。
ぜひコーヒーとご一緒にどうぞ
食後は、ラウンジでフルーツとデザートを提供しているので、また景色に見とれながら、ゆったり。
チェックアウトの11時までゆっくり過ごしてほしい、という優しさが伝わってきますね。
ふる川ならではの心温まるおもてなし、身体に栄養が溜まっていくような充足の時間でした。
できるならもう一泊、時間を忘れてゆっくり過ごしたい。そう思わせる居心地の良さがここにはあります。
大きなモフモフのシルエットがかわいい！看板犬のモコとハル
左がモコちゃん、右で舌をぺろりとしているのがハルちゃん
チェックアウトの際、看板犬のモコちゃん11歳とハルちゃん4歳（犬種グレートピレニーズ）が出て来てくれました。この時期は冬毛だからか、すごいモフモフ！
この子たちにはファンがいっぱいいるんですよね。いっぱい撫でさせてくれる、大人しくていい子たちです。「また来るね」と告げて、ホテルを後にしたのでした。
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