「ひだからエコウォーク」こんなの初めて♪
町民ガイドさんとゆっくり町の自然や歴史を散策
日高町・ひだから旅のブログ第2弾は「ひだからエコウォーク」
「エコツーリズム」×「ウォーキング」で、町の自然や文化、歴史を
町を歩きながら全身で感じちゃおう、という体験です。
町民のガイドさんは、開拓当時の服装で案内してくれます
まずは、日高郷土資料館へ。展示物を見ながら
この土地の昔の暮らしぶりが、熱く語られます。
沙流川では、こうやって、切り出した木を運んでいたんだ~
これは、手押しの消防車
ずっとこの町で暮らしていた佐藤さん&炭本さんが、
子供の頃の話を、実感のこもった気取らない言葉で教えてくれると、
当時の歴史や生活がぐんと身近に、リアルに蘇りますね~
町の散策途中には、なでた個所が良くなる、ありがたいお地蔵さんも
閑山寺には檀家さんが寄進した西国三十三札所ごとの石仏があり、
この石仏を参拝すると、西国三十三札所をまわったのと
同じ御利益があるとされています。
一体、一体、違う姿の石仏が並んでいます。
原生林を切り拓く過酷な生活を、境内に札所巡りをつくりあげ、
神や仏へ祈りを捧げて、支えていたのですね
のどかな風景をバックに記念撮影~
観光を意識していないありのままの町の中を、のんびり歩きます。
タイムスリップして知らない町に迷いこんだような、ちょっと不思議な感覚です
日高にはクルミの木がたくさん
落ちてるクルミもたくさん
拾い集めて、しっかり乾かしてから、食べるそうです。
真言寺には四国八十八札所ごとの石仏。
ずいぶん、気持ちよさそうに寝ていますね
はじめて見た「生木地蔵」。
なんと!この木の中に、お地蔵さまがいるのです
生きた木の中にお地蔵さまを彫ったので
成長した木が姿を隠してしまったんですってスゴイ
このあと行った浄教寺には、戦前の小学校にあった「奉安殿」がありました。
奉安殿とは、御真影(天皇・皇后の写真)と教育勅語を納めた建物で、
戦後の廃止撤去命令が出たので、現存するのはとっても珍しいそうです。
他にも、歴史スポットなどを巡って、約2キロを2時間で
佐藤さん、炭本さん、地元愛にあふれた案内を、ありがとうございます
途中、観光協会の高橋さんの自宅のお庭で、
手作りの赤紫蘇ジュースをいただきましたスッキリとおいしくて、おかわり
特別サービスかと思いきや、通常のコースだというから驚き
高橋さんの熱意、スゴイ そして、うれしい
この町民ガイドさんによるウォーキングは、
環境省第8回エコツーリズム大賞特別賞を受賞したそうです
町のこと・・人、歴史、文化、自然を、肌で感じられるとはこのコト。
とっても楽しい体験です。
日高町は深いぜひ、町民ガイドさんと歩いてみてください
次のブログでは日高町の「温泉」を紹介します~
「ひだからウォーク」今回のコース
道の駅→日高郷土資料館→右左府戸長役場跡→
ウシャップ標柱跡→真言寺→右左府教育所跡→浄教寺→道の駅
参加代・2000円
石探しや冬バージョンなど、他のコースもあります。
詳しくは、日高地域活性化協議会にお問い合わせくださいね
電話0145・76・2008