「ウポポイ」第1弾◆「ウポポイ(民族共生象徴空間)」白老町にOPEN!

体験交流ホールでの舞踊の様子

いよいよ「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が2020年5月29日(金)に北海道白老町のポロト湖畔にOPENします。そこで、ぐうたび北海道では3回に渡って「ウポポイ」の魅力を特集します!※7月12日にオープン延期になりました。詳細はこちら⇒ ウポポイ特集第2弾 ウポポイ特集第3弾

第1弾となる今回は「ウポポイ」の基本知識を分かりやすくご紹介。開園時間や入場料金、施設概要やアクセス情報もお伝えします。

愛称の「ウポポイ」はアイヌ語で“(おおぜいで)歌うこと”

ウポポイ空撮(提供:国土交通省)

ウポポイを空から撮影した様子(2019年11月撮影、提供:国土交通省)

アイヌ民族は、日本列島北部周辺、特に北海道に先住し、独自の言語や文化を育んできた日本の先住民族です。《アイヌ》という言葉はアイヌ語で“人間”を意味しています。

「ウポポイ」はこのアイヌ民族の文化の復興・発展の拠点となるナショナルセンターです。また、将来に向けて先住民族の尊厳を尊重し、差別のない多様で豊かな文化を持つ社会を築いていくための象徴として整備され、“民族共生象徴空間”と名付けられました。

愛称の「ウポポイ」は、アイヌ語で“(おおぜいで)歌うこと”の意味なんです。

ロゴマークに込められた想い

ロゴマークの上部は、ポロト湖周辺の自然景観(山並みや湖)と、アイヌの男性が正装時に身につける儀礼用の太刀を下げるための帯(エム ア )の文様をイメージして作られました。使われている紺色と赤色は、伝統的なアイヌの服飾に用いられることが多い色。

下にある縦線は、アイヌ語で《たくさん》を表わす表現にも用いられる“6”本で、多くの人々が集うことをイメージしています。

ウポポイ

ウポポイの公式ホームページは上記のロゴをクリックしてください

アイヌ民族を主題とした日本初の「国立アイヌ民族博物館」

「ウポポイ」は「国立アイヌ民族博物館」と「国立民族共生公園」などが中核施設となっています。

「国立アイヌ民族博物館」は、アイヌ民族の視点で語る多彩な展示で歴史や文化を紹介する、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館です。展示内容は大きくアイヌ民族の「ことば」「歴史」「世界」「くらし」「しごと」「交流」と6つのテーマで構成。具体的な展示内容は、次回以降の特集でご紹介します!

国立アイヌ民族博物館の外観 ※提供(公財)アイヌ民族文化財団

国立アイヌ民族博物館の外観 ※提供(公財)アイヌ民族文化財団

体験プログラムを通じてアイヌ文化を学べる「国立民族共生公園」

ハンチカップリムセ(水鳥の舞)

体験交流ホールでのハンチカップリムセ(水鳥の舞)の様子 ※提供(公財)アイヌ民族文化財団

「国立民族共生公園」は、体験交流ホールや体験学習館、チセ(家/住居)群を再現した伝統的コタン(集落)、工房などからなる体験型のフィールドミュージアム。アイヌ民族の古式舞踊公演や多様な体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感・体験できます。

体験交流ホール

体験交流ホール ※提供:国土交通省

国立民族共生公園ポロチセ外新築工事

国立民族共生公園ポロチセ外新築工事(※提供:国土交通省)

ムックリ演奏

ムックリ(口琴)演奏体験の様子 ※提供(公財)アイヌ民族文化財団

施設概要&アクセス情報

各種設備
・多言語対応(最大8言語に対応:アイヌ語、日本語、英語、中国語[繁体字・簡体字]、韓国語、ロシア語、タイ語)
・バリアフリー対応
・無料wi-fi
飲食サービス・お土産など(キャッシュレス対応)
・エントランス棟レストラン・フードコート:窓から広がるポロト湖の眺望を楽しみながら食事ができるレストランや、幅広いメニューを取り揃え手軽に楽しめる飲食スペースが用意されています。
・エントランス棟ショップ:来訪記念の各種お土産品に加え、お弁当やパン、ドリンク類、日用品まで幅広く販売されます。
・国立アイヌ民族博物館ミュージアムショップ:アイヌ工芸品や博物館の展示に関連した書籍、軽食なども販売。公園を眺めながらくつろげるスペースもあります。
開園日・開園時間(令和2年度)
期間 開園時間
5月29日(金)~7月19日(日)
9月1日(火)~10月31日(土)
平日 9:00~18:00
土日祝日 9:00~20:00
7月20日(月)~8月31日(月) 9:00~20:00
11月1日(日)~3月31日(水) 9:00~17:00

※閉園日/月曜日(祝休日の場合はその翌日以降の平日)および年末年始(12月29日~1月3日)

入場料(税込)
個人 団体(20名以上)
大人 1200円 960円
高校生 600円 480円
中学生以下 無料 無料

※博物館と公園の共通券の料金です(博物館の特別展示や一部の体験メニューを除く)
※1月31日(金)から、チケット売り場に並ぶことなく、直接ゲートからスムーズに入場できる前売り入場券が販売されています!詳しくはこちら

アクセス(住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3)
車で札幌から約1時間、新千歳空港から約40分、白老ICから約10分の好アクセス!

◆空路
東京▶新千歳空港:約1時間40分
大阪▶新千歳空港:約2時間

◆道内各都市から
札幌▶【札幌北IC】高速道路利用で約65分
札幌▶【JR札幌駅】特急列車利用で約65分

旭川▶【旭川鷹栖IC】高速道路利用で約2時間20分
旭川▶【JR旭川駅】特急列車利用で約2時間30分

新千歳空港▶【新千歳空港IC】高速道路利用で約40分
新千歳空港▶【JR新千歳空港駅】特急列車利用で約40分

函館▶【大沼公園IC】高速道路利用で約2時間50分
函館▶【JR函館駅】特急列車利用で約3時間
※上記時間は目安です。乗換時間は含みません。

◆白老町内からのアクセス
JR白老駅から徒歩で約10分
白老インターから車で約10分

◆駐車場
園内駐車場:一般駐車場 約240台
園外駐車場:一般駐車場 約240台、大型駐車場 約80台
※駐車料金は有料にのなります。料金は後日決定します。

次回は「国立アイヌ民族博物館」の展示内容や「国立民族共生公園」の体験プログラムの特集を予定しています。お楽しみに~!

詳しくはコチラ

WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ

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