SHIRO「みんなの工場」が砂川市にオープン!カフェも備えた新たな観光スポット

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こんにちは!ぐうたび編集部副編集長のいっし~です。

女性からも男性からも人気を集めている日本発のコスメティックブランド「SHIRO(しろ)」。

そのSHIROが本日2023年4月28日に新施設をオープンしました!その名も「みんなの工場」。

工場やショップ、カフェ、キッズスペースが一体になった新工場のお披露目を兼ねた、オープニングレセプションに参加してきました。

施設名 みんなの工場
所在地 砂川市豊沼町54-1(江陽小学校跡地)
アクセス JR砂川駅から車で約10分
駐車場 あり (148台・無料)/普通充電器あり(1台分・200Vコンセント・6kW)
営業時間 10:00~19:00
工場 : 10:00 – 17:30 (日・祝日はお休み)
ショップ : 10:00 – 19:00 (ブレンダーラボ最終受付 18:30)
カフェ : 11:00 – 19:00 (ラストオーダー 18:30)
定休日 不定休
問い合わせ先 0125-52-9646

作り手と使い手が自然に共存する「みんなの工場」とは

「みんなの工場」入り口。ガラス越しに見えるのはショップ部分

▲「みんなの工場」入り口。ガラス越しに見えるのはショップ部分

「みんなの工場」は、子供も大人も、遊ぶ人も、働く人も、動物も植物も皆の居場所になることをを願って名付けられました。

株式会社シロのものづくりの姿勢をそのまま建物に反映しており、お店と工場の間にはガラスが1枚あるだけ。

お店やカフェのすぐ隣やガラスの向こうで化粧品を作る様子を見ることができます。

4月25日に開催されたオープニングレセプション

ラウンジエリア。長テーブルでは勉強や食事も自由。本棚には1300冊の本や雑誌が並びます

▲ラウンジエリア。長テーブルでは勉強や食事も自由。本棚には1300冊の本や雑誌が並びます

正式オープン前に開催されたオープニングレセプションに参加してきました!

この日は、工場見学をはじめ、SHIROショップでの買い物、自分だけのフレグランスを作ることができる「ブレンダーラボ」、SHIRO CAFEで提供するメインメニューの試食などを体験しました。

※オープン前に行った取材のため開業後とは異なる場合があります。ご了承ください。

こだわりと苦悩

株式会社シロ代表取締役の福永敬弘(ふくながたかひろ)氏

▲株式会社シロ代表取締役の福永敬弘(ふくながたかひろ)氏

代表取締役の福永氏から、開業にあたり「みんなの工場」に込めたこだわりを聞くことができました。

「みんなの工場」は地域環境に根ざし、地球環境に配慮した循環型の施設を目指しています。

  • 水は石狩川に排出する前に浄水器で必要以上に綺麗にする
  • 建築材に間伐材や製材の切れ端など「脇役の木」を使用
  • 地球のことを考えて駐車場には砂利を敷いただけ。敷地は土がむき出しの状態に

この他にもたくさんのこだわりが詰まった施設ですが、その裏には景観の美化やコストなど苦悩もあったそう。

代表取締役 福永氏
敷地に芝生や木を植えることも考えたが、これは人間本位な発想ではないかという考えに行き着いた。駐車場も利便性を考えるとコンクリートやアスファルトにすべきだが、地球に雨水を届けられる環境を考えると砂利が最適だった。地元ならではの植物が生えてくるのを待ちたい。

「みんなの工場」の内部をご紹介

ここからは、「みんなの工場」に入っている各施設をご紹介していきます。

ガラス越しに“ものづくり”のすべてが見られる工場

壁ではなくガラスで仕切り「工場を開く」ことを実現した工場

▲工場と共有部分を壁ではなくガラスで仕切り「工場を開く」ことを実現

ガラス張りの工場には「研究開発室」「素材の前処理室」「調合室」「充填室」「包装室」などがあり、製造工程をどこからでも見ることができます。

パフォーマンスではなく、本物の製造スタッフさんたちが本当にものづくりをしている現場なんです。

ぐうたび副編集長・いっし~
化粧品が実際につくられている光景をこんなに間近で、気軽に見学できるとは!

ブレンダーラボを備えたショップ

フレグランスから食品など、あらゆるSHIRO製品が揃っています

▲フレグランスから食品など、あらゆるSHIRO製品が揃っています

施設内には通常のSHIROのショップと同じように買い物が楽しめるスペースがありました。

砂川本店限定フレグランス「フルーツブーケ」

▲砂川本店限定フレグランス「フルーツブーケ」

砂川本店限定フレグランス「フルーツブーケ」を買えるのもここだけ!

スタッフさんと一緒に香りを確かめながらハンド美容液を選びました

▲スタッフさんと一緒に香りを確かめながらハンド美容液を選びました

ひろびろとした空間だから隣の人を気にせずに、ゆっくりと好みの香りを探すことができました。

ぐうたび副編集長・いっし~
アールグレイの香りのハンド美容液を購入♪使うのが楽しみ

世界でひとつだけの香りをつくれる「ブレンダーラボ」

ショップの一角にある「ブレンダーラボ」

▲ショップの一角にある「ブレンダーラボ」

また、ショップ内にある「ブレンダーラボ」では、世界でひとつの自分だけの香りをつくることができます。

ぐうたび副編集長・いっし~
予約は不要!15分程度でつくれるのでぜひ利用してみて

ブレンドできる香りは、SHIROで定番フレグランスとして販売している「サボン」「ホワイトリリー」「ホワイトティー」「アールグレイ」「キンモクセイ」、砂川限定の「フルーツブーケ」に加え、過去の限定フレグランスから季節に合わせたものから選べます。

自然食材にこだわるカフェ「SHIRO CAFE」

「SHIRO CAFE」の入り口。入って左がカウンター、右がテーブルスペースです

▲「SHIRO CAFE」の入り口。入って左がカウンター、右がテーブルスペースです

札幌市のイタリアンレストラン「TAKAO」の高尾僚将(たかおともゆき)シェフと直接生産者を訪ね、そこで見つけ出したさまざまな自然素材や、SHIROの製品に使用している素材のおいしさを料理で伝えるカフェ。

ぐうたび副編集長・いっし~
高尾シェフは14年4月より「支笏湖温泉 レイクサイドヴィラ翠明閣」のレストラン「azzurro」でエグゼクティブシェフも務めていらっしゃいました
店内に置いてあったメニュー表

▲店内に置いてあったメニュー表を撮影させていただきました

カフェメニューはこんな感じです。

試食メニュー

▲試食させていただいたメニューの一部 ※撮影場所はカフェ内ではありません

試食用のパスタとスイーツをいくつかいただきましたが、どれもすごくおいしい!

カフェというよりレストランで食べるような本格的な味です。この料理を目当てにカフェ利用だけでも行ってみたいと思いました!

カフェのカウンター内にあるピザ窯

▲カフェのカウンター内にあるピザ窯

SHIRO CAFEは砂川本店のほかに自由が丘店、渋谷ヒカリエShinQs店がありますが、北海道十勝産の5種類の小麦粉をブレンドしてつくるピッツァは砂川本店でしか味わえない限定メニュー。

注文後に店内の薪窯で焼きあげるので出来たてが食べられます。

ぐうたび副編集長・いっし~
ピッツァも試食として提供されたのですが人気すぎてまったく食べられなかったので、行かれる方はぜひ食べてみてください(泣)

ジャングルネットで遊べるキッズスペース

ショップの奥にあるキッズスペース。円盤状の台にはオモチャ箱の仕掛けも

▲ショップの奥にあるキッズスペース。円盤状の台にはオモチャ箱の仕掛けも

こちらはキッズスペース。天井部分のジャングルネットの上に登って遊ぶことができます。

地上から大人がその様子を見守ることができるので安心ですよね。

声が響きすぎないよう、天井には店舗スタッフの古いユニフォームをアップサイクルしてつくられた吸音材を設置しているそうです。

ゆっくり過ごしたい大人にとっても優しいキッズスペースになっていました。

砂川の新★観光スポット!SHIRO「みんなの工場」へ行こう

カフェのテーブル席からはピンネシリの山々が見えます

▲カフェのテーブル席からはピンネシリの山々が見えます

「みんなの工場」のこだわりとともに施設内をご紹介しましたが、いかがでしたか?

代表取締役 福永氏
ものづくりの楽しさ、醍醐味にふれてほしい。それをきっかけにして皆が幸せに、環境や人に配慮できるようになってほしいという思いを込めた、意義ある「開かれた工場」です。

環境やものづくりについて気軽に、そして深く考えるきっかけをたくさんの人に与えてくれると期待せずにはいられない、そんな工場でした。

これからどんどん人気になりそう!新たな観光スポットとして今後も注目です

WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ

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