有名温泉地「登別」で冬のアクティビティ体験!温泉地の裏側にも潜入

登別・冬のアクティビティ

こんにちは!ぐうたび編集部のおおつかです。

登別・白老で冬のアクティビティを体験してきました。温泉で有名な「登別」ですが、温泉以外の楽しみ方がたくさんあることに気付かされました。

今回は体験した登別でのアクティビティを5つご紹介します。豊かな自然と文化を存分に体感することが出来ますよ!

この記事を書いたぐうたび編集スタッフ

おおつか
WRITER/大塚 有紗

体力に自信がない、道具を持っていない方も心配いりません!ガイドさんがいるツアーに参加したのですが、サポートをしっかりしてくれるので安心ですよ。

※モデルツアー参加時の内容のため、実際に行っている内容と異なる場合があります。

1.絶景を目指せ!自然と一体になるスノーシュートレッキング

白老の山の中でスノーシュートレッキング体験!今回紹介するガイドツアーならスノーシューのつけ方から、歩き方までガイドさんがサポートしてくれるので、初心者の方にもおすすめです。

おおつか
絶景の目的地に着いた時には達成感を感じることが出来ました。

スノーシューとは

スノーシュートレッキング

▲スノーシューの裏側には雪にささるよう歯がついています(左下)

スノーシューを履くと、ふかふかに積もった雪の上でも、深く沈まないようサポートしてくれます。

普通の靴では膝上まで沈んでしまう道でも、スノーシューを履くことで足首までしか沈まないようになりました

ツアーではガイドさんがしっかり履き方を教えてくれて、一人で履くのが難しい場合は手伝ってくれるので安心ですよ。

こんな服装で!抑えておくべき注意点

スノーシュー 服装

▲防寒、体温調節、防水が大事!

スノーシュートレッキングをする時はどんな服装でいけばいいのか、気になりますよね。

ガイドさんいわく、冬のトレッキングはいかに汗をかかないかが大事!

寒い冬ですが、山道を歩いていると段々と温まってきますので、脱ぎ着をして体温調節する必要があります。

そこで冬のトレッキングにおすすめの服装をご紹介します。

  • スキーウェアやウィンドブレーカー
  • ウェアの中に着る中間着(フリースや長袖シャツ)
  • 汗を吸収してくれる肌着
  • 防水の冬靴(水の中に靴がつかるため、長靴が安心)
  • 手袋
  • 耳が隠れる帽子
  • ネックウォーマーなどの首を温めるもの
  • 脱ぎ着した服を入れられ、手が自由に使えるリュック

とは言っても、スキーなどのウィンタースポーツをしない人はウェアなんて持っていないですよね。

ですが、今回参加した「adex登別でのツアーなら、防水の靴やウェアを借りることが出来ます!

気持ちの良い空気と自然に触れ合う

スノーシュー

▲急斜面はロープで支えを作ってくれます(上)

あたり一面に広がる自然の景色に癒されながら、目的地に向かって進んでいきます。深呼吸をしてしまうほど、空気がとても澄んでいて気持ちがよかったです。

もちろん平坦な道ばかりでなく、急斜面を登る、帰りは降りることが何回かありました。

しかしツアーでは、ガイドさんが都度足場の悪い所に立って手を貸してくれたり、足の進め方を教えてくれるので、初心者の方でもきちんとついていくことが出来ますよ。

おおつか
真っ白い景色の中、道中に見られた小川の水が流れる音にもすごく癒されました。

今回の目的地「かじか沢の滝」/白老町

かじかの滝

▲近くに立つと分かる氷瀑の大きさ

1時間少々かけて今回の目的地「かじか沢の滝」に到着!見事な氷瀑が広がっていました。

1年で最も寒い2月だからこその大きさのようで、今だけのこの景色に思わず感動。

ツアー参加前は、初めてだけどついていけるのかと不安もありましたが、ガイドさんや参加者の方がサポートがあり、むしろ楽しく過ごすことが出来ました。

大自然の中で美しい景色に癒される時間を過ごせるので、初めての方もこの機会にぜひ参加してみて下さい。

\スノーシューツアー詳細はこちら/

2.湯守さんが解説!温泉バックヤードツアー

登別の人気温泉宿「第一滝本館」の裏側に潜入し、そこで働く湯守さんのお仕事や、温泉について教えてもらえる「温泉バックヤードツアー」。名湯が揃う登別ならではの体験です!

湯守(ゆもり)とは

温泉

▲日本の10泉質の半分が楽しめる/第一滝本館

字のごとく、温泉を管理する・守っているお仕事をする方のことです。第一滝本館のように湯守専門の従業員がいるのは珍しいそう。

主に湧き出てタンクに溜まった温泉の温度管理などをされています。

5つもの泉質が沸いている第一滝本館の館内には多くの管理場所・タンクがありました。

ついに潜入!温泉天国の裏側へ

第一滝本館 温泉タンク

▲沸いた温泉を貯めている大きなタンク

第一滝本館は1500坪と広大な大浴場に35もの浴槽があり、まさしく「温泉天国」と言われています。

第一滝本館では建物の真下から温泉が湧いていて、フロントや調理場のすぐ下からも湧出しているそうですよ。

温泉が湧き出た後、実際に我々が大浴場で温泉に入るまでに、お湯がどのように管理されているのかを実際の管理場所を見ながらお話を聞ける貴重な体験です。

第一滝本館 源泉

▲厳重に保管されている温泉が湧いている場所

温泉が湧いている場所も見せていただきました。そこは大切に保管され、手前には米や塩が供えられていました。

バックヤードツアーではそんな普段見ることのない裏側に入り、貴重な場所を見ることが出来ます!

おおつか
温泉が湧いている場所だなんて、スケールの大きい自然の力を間近に感じられました。

3.暗闇と湯煙の幻想的な景色!地獄谷ナイトトレッキング

登別温泉街から、地獄谷を歩いて巡るツアーです。宿泊の方は夕食を済ませた頃、夜8時からスタート。

知られざる登別の温泉の仕組みについて知ることが出来ますよ。登別に潜む鬼について、まさかの事実まで知れちゃいました。

ナイトトレッキングツアーのルート(約90分)
泉源公園

温泉街から地獄谷へ

地獄谷遊歩道

温泉宿目の前の「泉源公園」から出発

源泉公園

▲カラフルにライトアップされた鬼の金棒がシンボル

第一滝本館目の前にある、大きい鬼の金棒が特徴の「泉源公園」からツアーがスタート!

地獄谷から流れる温泉の川沿いから噴き出す「間欠泉」の、豪快な光景を見ることが出来る公園です。

登別を知り尽くすガイドさんからは、温泉地の成り立ちや、登別で沸いている温泉源がどのように守られているかなどのお話をしていただきました。

なかでも参加メンバーが驚いていたお話をご紹介。

登別東ICで高速を降りた時に目の前に大きな赤い鬼の像が見えてきます。

迫力がある怖い鬼の像だなと思っていたのですが、実は鬼ではなく、鬼に扮した人間の像だったんです。角をよく見るとなんと「ソフトクリーム」なんですよ。ぜひ実際にチェックしてみて下さい!

おおつか
思わず「へぇ~!」と言ってしまうお話ばかり。気づいたらとても惹きつけられていました。
泉源公園
所在地:登別市登別温泉町
アクセス:高速「登別東IC」より登別温泉方面へ約6km、第一滝本館前
駐車場:なし
泉源公園のぐうたびスポット情報

昼間とは違う暗黒の人気観光地「地獄谷」へ

地獄谷

▲湯煙たつ夜の地獄谷は異世界のよう

泉源公園から、歩いて目的地へ。湯煙が立ち上がり、迫力がある「地獄谷」。

賑わう温泉街から近いものの、草木が揺れる自然の音がよく聞こえるほど辺りは静かで、奥の方は暗黒の世界が広がり、より「地獄」感が漂います。

ここでは、登別で沸いている温泉源のお話や、昔この地獄谷で起きていた生死に関わる恐ろしいお話などを、分かりやすく面白く説明してもらいました。

神秘的な夜の地獄谷をまわりながらガイドさんから貴重な登別のお話を聞けるこちらのツアーは、登別温泉の人気ツアーです。ぜひ、行ってみてください。

登別地獄谷
所在地:登別市登別温泉町
アクセス:道央自動車道「登別東IC」下車、車で約8分
駐車場:あり (165台・普通車500円、大型2,000円)
登別地獄谷のぐうたびスポット情報

\今回の地獄谷ツアー詳細はこちら/

4.天然温泉が流れる足湯スポット

大湯沼川天然温泉 足湯

▲自由に使えるマットを敷いて座ると、冬でもお尻が全然冷たくない!

大湯沼川では源泉かけ流し天然足湯が無料で楽しめます。

流れてきているため、温度は35度くらいと少々ぬるめ。心地よくてつい長居しちゃいそう。

見渡す限り自然に囲まれた場所で、足湯に浸かって癒しの時間を過ごせます。

道中は坂道を下ってくるため、冬は足元に十分気をつけてくださいね。

大湯沼川天然足湯
所在地:登別市登別温泉町無番地
アクセス:高速「登別東IC」より車で10分
駐車場:あり (地獄谷駐車場・大湯沼駐車場いずれも500円)
大湯沼川天然足湯のぐうたびスポット情報

5.温まりながら楽しめる!ホットテントキャンプ

ホットテントキャンプ テント内

▲ストーブに薪を入れながら火を育て中

澄んだ空気が心地よい空間で過ごせて、体がじんわりと温まるごはんが魅力的な「ホットテントキャンプ」を体験!

場所は「adex forest(アデックスの森)」と呼ばれ、adex登別」の敷地の一部です。年間を通してさまざまな活動に利用されています。

周辺に人がいなく静かで、木々に囲まれ大自然を感じられます。

おおつか
こちらは、企画中のアクティビティです。実現するといいな~。

快適に過ごす環境づくり!テントやストーブの組み立てからスタート

ホットテントキャンプ 組み立て

▲声を掛け合いながら準備する時間も楽しめました

まずはテントやストーブを組み立てるところからスタート!

一緒にキャンプする方とも会話をしながら作業をするので、より仲を深められて充実した時間になりました。

ストーブを組み立てるのを初めてみたのですが、まっすぐ長い煙突を完成させるのはちょっとコツが必要。

煙突がななめになりなんとか立っている様子が面白かったです。

おおつか
でもちょっとへこんだ煙突もまた自分たちで作り上げた味が出ていいですよね。

自分で起こした火に感動!揺れる炎に癒される

ホットテントキャンプ 火起こし

▲テントの中に設置したストーブが段々とテント内を温めます(右下)

薪割りをして木のくずを集め、材料が揃ったらいよいよ火起こしです。

火打石で火をつけるのがスムーズにはいかず苦戦!無事に火が付いた時には見守っていた全員で喜びました。

おおつか
薪割りでは、力加減や角度が難しかったですが、コツを掴んでまっすぐ割れた時はスカッとしました!

そして先ほど組み立てたストーブが登場!薪をいれながら、火が大きくなるのを見守ります。

パチパチと音を立てながら燃え上がる炎は無心でいつまでも見ていられて、とても癒されました。

豪快なキャンプごはん

ホットテントキャンプ 調理

▲豚汁(右上)/焼きマシュマロ(左下)/ホタテ(右下)

キャンプの醍醐味である、キャンプごはん。温かいメニューが、寒い冬には体の芯に沁みわたります。

組み立てたテントの中は、ストーブでほんのり暖かくなっているので、そこで出来上がったごはんをいただきます。雪の上なので、まるでかまくらに入っているよう。

夢中で作業していると、つい時間を忘れてしまいます。夏のキャンプとはまた一味違った、ホッと一息つく温かさを感じる体験でした。

登別の魅力は今も増加中

白老 林

▲空まで届きそうなくらい高くまっすぐ伸びた木々/白老町

以上、登別の冬のアクティビティ紹介でした。

登別ならではの魅力的なアクティビティがさらに生まれようとしています。癒しを与えてくれる自然の中で、非日常を体感してみるのはいかがですか。

普段アクティビティをしない方でもこの機会にぜひ登別で、様々なアクティビティに挑戦してみてください。

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WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ

 

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