【日帰り】行楽シーズン到来！子どもと一緒に楽しむ春の旭川｜北海道モデルコース

北海道第二の都市･旭川は、市街地に、動物園やガーデン、ご当地グルメなどのお楽しみスポットがぎゅっと凝縮している街です。

おでかけ気分が盛り上がる春のドライブにはぴったり。家族連れにおすすめしたい日帰りドライブルートをご紹介します。

ランチは楽しみ方によってスポットを選んでね！

日帰りのコース地図

※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。

【1日目】9:30　旭川市
「旭川市旭山動物園」で動物たちの姿に“春”探し

▲あざらし館のマリンウェイを自由自在に泳ぐアザラシ

生き生きとした動物たちの行動展示に、子どもだけでなく大人も大喜び

動物たちの本来の姿に出合える動物園として、子どものみならず大人にも大人気。春は、人間も入学・入社など環境が大きく変わる時期ですが、動物にとっても変化の季節です。

2024年４月には、旭山動物園で初めての人工ふ化でシマフクロウのヒナが繁殖に成功しました。5月にはエゾタヌキの子どもが生まれ、母親と父親が育児に参加している様子が見られます。冬毛から夏毛に生え変わる動物の姿からも、春の訪れが感じられます。

器用に手足を使って空中移動するオランウータン

▲「おらうーたん館」の見どころは、鉄塔の空中散歩

冬期間には見られなかった動物たちに出合える春！

4月下旬からの夏期開園では、冬期期間中は展示を行っていない「ととりの村」「フラミンゴ舎」「サル舎」「クジャク舎」の動物たちを観察することができるようになります。高さ17ｍの鉄塔をオランウータンが空中散歩する光景も夏期ならではのお楽しみです。

：
移動時間　車で約22分
：

ランチをどちらか選択！

はしごもできる！賑わう雰囲気の中グルメを楽しみたい→「旭川はれて屋台村」へ
鮮やかな花々を眺めながらガーデンピクニックを楽しみたい→「上野ファーム」へ

【1日目】12:30　旭川市
ランチ① 25店舗が集まる「旭川はれて屋台村」でランチのお店探し

▲2024年6月現在、昼の部営業は平日9店舗、土･日･祝日は11店舗。賑わう夜もおすすめ

ローカルグルメを中心とした、バラエティ豊かな全25店舗が集結

お昼は平和通買物公園にある「旭川はれて屋台村」へ！日本茶カフェや小籠包専門店、ジンギスカンやスパイスカレーの店をはじめ、個性豊かな北海道グルメの店が並ぶ集合型の屋台村です。

テイクアウトできる店もあるので、家族一人ひとりが好きなメニューが選べるお楽しみも。昼の部･夜の部と店ごとに営業時間も異なるので、公式ホームページでご確認ください。

：
旭川市科学館サイパルまで
移動時間　車で約8分
：

旭川市科学館サイパルへ続く

【1日目】12:30　旭川市
ランチ②「上野ファーム」のガーデンでランチをテイクアウト

▲ノーム（小さな妖精）が顔を出してくれそうな「ノームの庭」

北国の季節を追いかけるように花々が咲く「北海道ガーデン」

北国ならではの開花期や鮮やかな花の色など、北海道の気候風土で育つ植物が彩る「北海道ガーデン」。季節を追うよう次々と開花する宿根草（しゅっこんそう）が、訪れる度に異なる景色を見せてくれます。

ガーデン巡りの途中には、苗やギフトを販売するガーデンショップを覗いたり、ガーデンから登れる射的山からの眺めを楽しんだりすることも。山の斜面には野原のような庭が広がり、山頂からは旭川の田園風景が見渡せます。

「NAYA café」のランチをテイクアウトしてガーデンピクニック

▲ガーデン内の好きな場所でテイクアウトの食事が楽しめる

カラフルな野菜が目にも楽しい「NAYA café」のフードメニュー

園内の「NAYA café」でいただけるのは、いろいろな品種のジャガイモ入りのあげいも「ポテッコ」350円や、日によって具材が変わる「おにぎり」200円〜、「根菜と雑穀のチキンロール」ハーフロール400円など、カラフルなフードメニュー。季節でフレーバーが変わるソフトクリームをチェックするのもお忘れなく！

：
旭川市科学館サイパルまで
移動時間　車で約27分
：

【1日目】14:30　旭川市
「旭川市科学館サイパル」の新展示で、未来の旭川や宇宙を勉強

▲体重20kg〜100kg、身長110cm〜200cmなら体験できる「宇宙ゴマ」

2021年以降、続々と新展示がお目見え

次に目指すのは、新展示が増えている 「旭川市科学館サイパル」。2024年4月に登場した「10TOWN」は、10年後の旭川の街をモデルにして、AI･人工知能や車の自動運転、ドローンの活用など、新しい技術が実用化された未来の社会が学べる新展示です。

家族連れには、重力の小さな星を疑似体験できる「ムーンジャンプ」や、前後左右上下のない宇宙空間を疑似体験できる「宇宙ゴマ」などの体験もおすすめ（いずれも体重・身長制限あり）。

重力を活用して進路を変える、スイングバイの仕組みもわかる

▲ 3人が同時に体験できる、「宇宙飛行士になろう」の展示

太陽系の天体から行き先を選んで、いざ宇宙へ旅立とう！

2023年に登場した最新の展示は「サイパル宇宙飛行士訓練生」として宇宙や天体探索について学べる「宇宙飛行士になろう」のコーナー。

土・日・祝日、夏休み・冬休み期間だけ厳冬期の旭川を体験できる北国コーナーの「低温実験室」では、マイナス30度の実験室内でいろいろな雪や氷の実験ができます。長期休暇の自由研究の参考に行ってみてはいかがでしょうか。

：
移動時間　車で約4分
：

【1日目】15:30　旭川市
工場見学ができるコンセプトショップ「壺屋 き花の杜」で出来たてスイーツを味わう

▲旭川の魅力が凝縮している店内

壺屋総本店のスイーツのほか、旭川の地酒やクラフトまでが揃う

ザクザクしたアーモンドガレットの食感と、クーベルチュールのホワイトチョコレートの香りが後を引くおいしさで人気の北海道銘菓「き花」を作っている旭川市の菓子店「壺屋総本店」。

「壺屋 き花の杜」は「き花」の製造風景などの工場見学ができるコンセプトショップ。工房限定の商品を買ったり、ガーデンを眺めながらできたてスイーツを味わったり、休憩やお土産探しにおすすめ。クラフトショップで売られている、旭川らしい動物モチーフの木工品にも注目！

「CAFE文欒（ぶんらん）」で味わえるサンデーや生スイーツ

▲読書しながら、季節のケーキが味わえる

訪れる度に楽しめる、季節の限定メニューがいっぱい

店内のカフェでは、杜の絹ソフト入りサンデー（520円）やアフォガード（580円）のほか、工房の出来たてケーキにプラス300円でドリンクが付くケーキセットなどが味わえます。

2階に配された旭川家具の椅子に座って、ライブラリーの本を読みながら楽しかった一日をゆっくりふり返ってはいかが？

：

GOAL！