【北海道】ワカサギ釣りのおすすめスポットと時期!手ぶらで気軽に楽しめる

北海道 ワカサギ釣り

冬の風物詩とも言われる「ワカサギ釣り」。北海道の冬ならではの人気のレジャーです。

道具も持ってないし、エサの準備もよく分からないし、面白そうだけど行きづらいなと思っている方必見!

実は気軽に楽しめるワカサギ釣りの魅力と、北海道のおすすめのワカサギ釣りスポットをご紹介します。

おおつか
WRITER/大塚 有紗
道具がなくても大丈夫!手ぶらで参加できる施設もあるのでチェックしてみてください。

ワカサギ釣りとは?

ワカサギ釣り イメージ

ワカサギ釣り イメージ

ワカサギ釣りとは、主に内湾や湖沼に生息する冷水魚「ワカサギ」をエサやルアー(疑似餌)で釣り上げる釣りの一種。

体長15cmほどの小さな魚ですが、釣り糸を垂らして繊細な駆け引きを楽しめます。

ワカサギ釣りの魅力と楽しみ方

ワカサギ釣り イメージ

ワカサギ釣り イメージ

氷の上での「氷上釣り」は寒冷地方でしか行うことができないので、ぜひとも北海道で体験したいもの。

遠くの方まで一面雪や厚い氷で覆われており、壮大な冬の景色を見ることができます。

冬のレジャーといえばスキーやスノーボードなどがありますが、それらに比べてワカサギ釣りは力も必要なく、子供や初心者が気軽に楽しみやすいのが魅力です。

そして道具は必ずしも揃える必要はなく、レンタルできる施設もあるので手ぶらでも行くことができます。

大沼のワカサギ釣り 天ぷら

ワカサギの天ぷらイメージ ※提供:大沼合同遊船 株式会社

釣りの後には、釣ったワカサギをその場で天ぷらなどに調理して食べるのも楽しみの一つ。施設のスタッフの方が調理してくれる場合もありますよ。

ワカサギ釣りにおすすめの服装や持ち物

ワカサギ釣り 服装

提供:mokki

じっとしているワカサギ釣りはとにかく防寒対策が重要。楽しくワカサギ釣りをするために徹底することをおすすめします。

ワカサギ釣りにおすすめの服装

  • 中間着としてダウンやフリースなど
  • 吸湿速乾性の高いインナー
  • ニット帽や耳当て
  • 手袋
  • ネックウォーマーやマフラー
  • 厚手の靴下(替えもあると安心)
  • 長靴や防水スノーブーツ

テントや小屋内など風を遮ってくれる場所では、ストーブが用意されている施設もあり、温度が高く保たれています。

汗をかくとより体が冷えてしまいます!脱ぎ着のしやすい服を着て行き、調節できるといいでしょう。

あれば便利かも!ワカサギ釣りに持って行った方が良い持ち物

ワカサギ釣り 持ち物

必須ではないけどあるといい物

  • カイロ
  • サングラスや日焼け止め
  • タオルやウェットティッシュ

晴天の日の氷上釣りや積雪がある場合、日光の照り返しが強くなるため「日焼け止め」や「サングラス」があると良いでしょう。

またエサや魚を触った時に濡れた手を拭くためのタオルがあると安心。濡れたままだと寒さにより手指がかじかんでワカサギ釣りを楽しめなくなってしまうかも。

北海道でワカサギ釣りができるおすすめスポット

ここからは北海道内でおすすめのワカサギ釣りスポットをご紹介します。

釣った後その場で調理ができる、道具がレンタルでき手ぶらでOK、その他冬のアクティビティも楽しめるなど、施設によって様々な特徴があります。

石狩市茨戸川(佐藤水産 サーモンファクトリー裏)/石狩市

わかさぎテント

札幌から近い「無料」の氷上ワカサギ釣りスポット

札幌中心部から車で約30分の佐藤水産サーモンファクトリーの裏、石狩市茨戸川にて無料でワカサギ釣りができます。

こちらの非管理釣り場のため、道具のレンタルサービスはありません。そのため釣り道具は持参する必要があります。

そして小屋などもないので、長時間行う方はテントの持参をおすすめします。

札幌の街中からのアクセスが抜群なので、自分で釣り道具やテントを揃えられる人に人気の高いワカサギ釣りスポットです。

石狩市茨戸川でのワカサギ釣り体験レポートはこちら

わかさぎテント

【札幌近郊でワカサギ釣り】佐藤水産サーモンファクトリー裏で大漁♪

2019年2月7日
スポット名 石狩市茨戸川
所在地 石狩市新港東1丁目54(佐藤水産 サーモンファクトリー)
ワカサギ釣り期間 例年1月初旬~3月上旬
ワカサギ釣り営業時間
料金 無料
アクセス JR札幌駅から車で30分
駐車場 あり ※佐藤水産・サーモンファクトリーにワカサギ釣り利用者用駐車スペースあり(時間制限あり)
詳細情報 佐藤水産 サーモンファクトリーのぐうたびスポット情報

道の駅 しんしのつ/新篠津村

寒さをしのげる小屋釣りも!帰りに温泉を堪能

道道江別奈井江線沿いに面し、しのつ湖に臨む「道の駅 しんしのつ」。温泉・公園・キャンプ場などと一体になっている盛りだくさんな道の駅です。

しのつ湖では夏場はウグイやフナが釣れることで人気ですが、冬にはワカサギ釣りが人気のスポット。

外釣りの他に、屋根がついた小屋の中でのワカサギ釣りも楽しめるため雪が降る日でも安心です。

受付場所でもある併設の温泉施設「たっぷの湯」内のレストランでは、営業時間であれば釣ったワカサギを無料で天ぷらに調理してくれます(1グループにつき1品注文が必要)。

ワカサギ釣りの料金には「たっぷの湯の入浴券付き」プランもあります。ワカサギ釣りを楽しんだ後には温泉で温まってリフレッシュできるのもポイントです。

スポット名 道の駅 しんしのつ
所在地 新篠津村第45線北2番地
ワカサギ釣り期間 例年1月初旬~3月上旬
ワカサギ釣り営業時間 <小屋釣り>平日 8:00~16:00(最大4時間)
土日祝 7:00~10:00、10:30~13:00、13:30~16:00(3部制の完全入れ替え制)
<夜釣り>16:30~19:00
<外釣り>8:00~16:00
料金 <小屋釣り>大人(平日)2700円、大人(土日祝)2900円、小学生1500円
土日祝のみ予約制
<外釣り>大人2000円、小学生1000円
※たっぷの湯入浴券、竿、仕掛け、エサ、イス、バケツ、釣魚料、ストーブ(小屋釣りのみ)込み
アクセス JR札幌駅から車で約1時間
駐車場 あり (普通車159台・大型車7台)
詳細情報 道の駅 しんしのつのぐうたびスポット情報

朱鞠内湖/ 幌加内町

ダイヤモンドダストが見られる極寒の地でのワカサギ釣り

極寒の湖・朱鞠内(しゅまりない)湖は道内でも有数のワカサギ釣りスポット。人造湖として日本一の広さを誇る湖です。

ワカサギ釣りの道具は一式レンタル可能なので手ぶらでOK!

周囲の美しさも特長で、一面の雪景色はもちろん、サンピラーやダイヤモンドダストなど息をのむような景色が広がっています。

朱鞠内湖では、ワカサギ釣りのポイントのほかにサクラマスやアメマス、イトウを狙う「氷上トラウト釣り」ができるポイントもあります。

ポイント同士の距離は遠いですが、スノーモービルで送迎をしてくれるので移動が楽ちんですよ。管理棟での受付が必要です。

スポット名 朱鞠内湖
所在地 幌加内町朱鞠内湖畔
ワカサギ釣り期間 例年1月10日〜4月10日
ワカサギ釣り営業時間 6:00〜16:00
料金 <遊魚料>大人 1100円(中学生以下半額)
釣り道具レンタルセット 600円
※竿・仕掛け・エサ・イス・氷網
テントレンタル 2500円~
アクセス JRバス深名線 バス停「三股」下車徒歩20分
駐車場 あり (約300台・1台300円)
詳細情報 朱鞠内湖のぐうたびスポット情報

あいすランド阿寒/釧路市

簡単な「釣り堀」もある!お子様や初心者におすすめ

分厚い氷に覆われる阿寒湖が期間限定の氷上のレジャーランドに大変身。あいすランド阿寒で楽しめるワカサギ釣りは2種類あります。

一つは8時から日没までの間、時間無制限でたっぷりワカサギ釣りができる「天然ワカサギ釣り」。釣り好きにはこちらがおすすめ。

釣ったワカサギの天ぷらに調理してくれる無料サービスがあります。もし釣れなくても天ぷらをちょこっとごちそうしてくれるサービスがあるのが魅力的。

もう一つはワカサギを放流している生け簀で手軽に釣りが楽しめる「ワカサギ釣り堀」。660円とリーズナブルです。

すぐに飽きてしまうお子様、釣り初心者で雰囲気だけでもワカサギ釣りを楽しみたいという方におすすめ。

また、スノーモービルやバナナボート、四輪バギー、アイススケートなど冬ならではの様々なアクティビティができるので、ワカサギ釣りと一緒に楽しんで北海道の冬を満喫してはいかがですか。

スポット名 あいすランド阿寒
所在地 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
ワカサギ釣り期間 例年1月~3月
ワカサギ釣り営業時間 8:00~日没まで
料金 <天然ワカサギ釣り>1650円
※釣り竿・エサ・イス、釣った魚を200gまで天ぷらにできるサービス券付き)
<ワカサギ釣り堀>30分 660円
※釣り竿付き、釣ったワカサギは有料で天ぷらにしてもらえる
アクセス 釧路空港・市街地より車で約1時間30分
駐車場 なし
詳細情報 あいすランド阿寒のぐうたびスポット情報

網走湖/網走市

賞金をかけた氷上のバトルも開催!道東の人気のワカサギ釣りスポット

北海道内のワカサギの6割が漁獲される網走湖。竿やエサ、イスなど、釣りのための用具は全てレンタルできるので手ぶらでOK。

風を遮ってくれるテントのレンタルもでき、寒さを気にせずゆっくり釣りを楽しめます。

釣りたてワカサギはやっぱりその場で天ぷらにして味わうのが絶品!鍋、油、天ぷら粉がセットになった「天ぷらセット」をレンタルすることもできます。

また例年1月には優勝賞金10万円をかけた「日本一網走湖 ワカサギ釣り選手権大会」(要申し込み)が2日間にわたって行われます。

競技中に釣ったワカサギの2日間の総重量を競う大会で、多くの方が参加する人気イベントです。

スポット名 網走湖 ワカサギ釣り
所在地 網走市字呼人823-2地先
ワカサギ釣り期間 2025年1月5月(日)~3月下旬(予定)
※網走湖の結氷状況によっては開催日が変更になります
ワカサギ釣り営業時間 8:30~16:00
料金 <セット料金>大人 2200円 、小学生 1750円
※遊漁料、貸し竿、仕掛け、エサ、穴あけ料、貸しイスがセット
※予約不要
<天ぷらセットレンタル>1000円
※鍋、油、天ぷら粉、箸、皿、電磁コンロがセット
アクセス 女満別空港よりバスで約20分、網走駅よりバスで約10分
駐車場 あり (80台)
詳細情報 網走湖のぐうたびスポット情報

大沼のワカサギ釣り(大沼合同遊船)/七飯町

初心者でも気軽に楽しめるプライベート釣場での氷上ワカサギ釣り

北海道屈指の景勝地、大沼湖上でのボート遊びや遊覧船などが体験できるスポットが「大沼国定公園」にあります。

竿・エサ付きなので気軽に体験できるほか、浅い水域での釣りなので、初心者でもワカサギを釣りやすいと人気。

なかなか釣れない場合はスタッフが穴場へ大型そりで案内してくれるのも嬉しい!

ワカサギ釣り場は2か所あります。氷上の釣り場のほか、例年12月からは桟橋で釣ることもできるので、大沼湖が氷るのが待ちきれない!という方にはこちらがおすすめ。

釣ったワカサギは、スタッフがその場で天ぷらにしてくれる有料サービスがありますよ。

スポット名 大沼のワカサギ釣り
所在地 七飯町字大沼町1023-1
※大沼公園広場内中央の「モーターボート乗り場」
ワカサギ釣りの期間 <桟橋ワカサギ釣り>2024年12月8日(日)から12月26日(木)
<氷上ワカサギ釣り>2025年1月1日(水・祝)~3月中旬(予定)
ワカサギ釣りの営業時間 9:00~16:00
料金 大人2500円、小人2000円(6歳〜中学生まで)
※予約制
※入場料・遊魚料・さお・えさ・指先の出る手袋などの防寒具セット込み、ワカサギ天ぷら試食付き(7~8匹)
アクセス JR大沼公園駅から公園広場方向へ徒歩5分
駐車場 あり (大沼公園駅横の南駐車場を無料開放 ※大沼だんご裏)
詳細情報 大沼のワカサギ釣りのぐうたびスポット情報

糠平湖/上士幌町

糠平湖 ワカサギ釣り

人造湖としては道内第4位の規模で、周囲33kmの大きさをもつ糠平(ぬかびら)湖。大雪山国立公園内にある湖で、すぐ近くにはぬかびら源泉郷(温泉)があります。

氷上釣りのポイントは国道273号沿いの三の沢橋駐車場から300mほど入ったエリアと、五の沢橋梁駐車帯から1kmほど入ったエリアが有力。

現地駐在のスタッフはおらず、竿などのレンタルができません。エサや仕掛けはぬかびら源泉郷の土産店「大和みやげ店」で調達することができます。

スポット名 糠平湖
所在地 上士幌町ぬかびら温泉郷
ワカサギ釣り期間 例年1月~3月上旬
ワカサギ釣り営業時間
料金 1日券 800円
※ぬかびら源泉郷の土産店「大和みやげ店」にて支払い
アクセス 車で道東道音更帯広ICから国道241・273号経由で約60分
駐車場 あり (20台・無料)
詳細情報 糠平湖のぐうたびスポット情報
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