お盆明け、函館湯の川の海沿いにある「漁火館」に泊まってきました!
■目次
津軽海峡を望む【漁火館】は“天然づくしのおもてなし”
源泉100%掛け流しの天然温泉と、天然木のあたたかさ
漁火館は、オーナーが仲買の資格を持っていて、
自ら魚市場でセリ落とした天然魚介しか使わない!というこだわりを持った料理宿。
食事のおいしさに定評があるので、食いしん坊の私にぴったりの宿泊レポートです♪
でも、まずは施設をご案内します。
(期待の料理まで、ちょっともったいぶってみます・・・)
すぐに見たい方はこちら
漁火館は、湯の川温泉街から海沿いに少し奥へ行ったところ。
温泉に浸かって気持ちよさそうにしているオサルさんがいる熱帯植物園から、7~8分歩いたところにあります。
正面に津軽海峡、ちょっと右を向けば函館山と街並、
天気が良ければ、青森の竜飛岬まで! 眺望の良さはピカイチです!
平成5年(1993年)にオープンした、全16室のお宿です。
玄関に向かう階段を上がろうとすると、湯の川? 湯の滝?(!?)
湯気があがっているし、まわりに色がついているということは?
掛け流しの温泉が、流れ出てきているということ?!
これは、温泉への期待も高まります!
玄関を入ると、木のあたたかさにほっとします。
手前のベンチも、フロントのカウンターも、床も壁の板も、優しくて柔らかい雰囲気。
なんでも、オープンの際に、オーナーが持っている山の木を切り出して作ったんだそうです。
すごいですよね!!
(自分の山って!自分の木の家具って!コーフンして鼻息荒くなっちゃいます・・)
まずは、玄関で期待が高まった、掛け流しの温泉へ!
この清々しい景色! 海沿いの漁火館ならではの絶景です。
前のほうまで行って、右を向くと函館山が見えます。
(早めの時間で、誰もいなかったので写真を撮らせてもらいました)
漁火館は、湯の川では珍しく、自家源泉があり、源泉をそのまま掛け流している贅沢な温泉。
熱い熱いとは聞いていましたが、源泉温度は45度以上。
熱っついお風呂好きの函館っ子じゃなければ、
あっちい!あっちち!と、びっくりして、思わず足を上げてしまうはず。
なので、景色と良質の湯をゆっくり楽しみたい方は、
まずは「源泉はこんな感じね」と貴重な体験をしてから、水をたくさん入れて、適温にして入りましょう。
夜の入浴も気持ちよいです。
内風呂も源泉100%掛け流し。
男性用は、景色が見えるように壁を低くしているので、
立ち上がると、駐車場から見えちゃいますので、くれぐれもお気をつけください。
女性用は配慮して高くなっています。
夜だと、水道の蛇口が探しづらかったりするので、記憶にとどめておいてくださいね。
今日のお部屋はこちら
■【本館】海側ツイン
ドアを開けると、目の前が海! 目に飛び込んできます。
お部屋は広くはありませんが、清潔感があって気持ちが良いです。
(秋の大満足★1万円プランの宿泊は、こちらのお部屋になります)
家具の手触りがとても柔らかで、落ち着きます。
そうそう、漁火館にはスリッパはありません。
天然木の床の柔らかな足ざわりを体感してもらいたいからなんだそうです。
アメニティはいたってシンプル。歯ブラシとT字カミソリと温泉タオル。
裸足が苦手な方のために、靴下も用意してあります。
そして、この枕が快適!
硬い部分と柔らかい部分が二つ折になっていて、高さや柔らかさが調節できるんです。
快眠できました。
お掃除が行き届いていて、気持ちよく使えます。
特別に、新館も見せてもらいました
■【新館】12畳和室
新館は、ガラスの浮きがライトに使われていて、海辺の宿って感じですね。
10畳の和室に2畳の広縁が付いています。
広縁の飾りすりガラス窓からは、函館山が見えます。
お天気が良ければ、青森の竜飛岬も!
夕陽は函館山側に沈むので、夕焼けが美しい日は、この椅子に座って、お酒を飲んでいたいですね。
函館山側が2室と、津軽海峡側が2室あります。(予約時に眺望は選べないそうです)
■露天風呂付和室
10畳和室+板の間の広縁。窓の向こうに露天風呂があります。
ここは、湯の川の花火大会の特等席。1年前からこの部屋指定で予約をされる方もいるそうです。
※露天風呂付客室は右側にもう1室あって、植木のところまで行くと、
隣にお泊りの方と“こんにちは”しますので、お気をつけくださいね。
館内の階段の手すりはもちろん、壁には手すりのように木が付けられていて、気持ち良いので、ついつい触って歩いてしまいます。
漁火館にはエレベーターはありません。
本館の客室は2階に、
新館は、2階に露天風呂付客室、3階に和室12畳があります。
「津軽海峡を望む眺望」と、「天然木材を使った館内」、「函館近海の天然魚介料理」、「源泉100%の天然温泉」。
天然づくしのおもてなしの宿は、なんだかとっても気持ちが良いです。
◆料理宿【函館湯の川 湯元 漁火館】<お料理編>はこちら