こんにちは、ぐうたび編集部のにしざかです。某モニターツアーで十勝川温泉第一ホテルに泊まってきました!
実は私、十勝川温泉は初めての訪問。「美人の湯」と名高いモール温泉と、「日本最大の食料基地」とも言われる十勝を目いっぱい楽しんで参りました♪
■目次
最上階 十勝川を望む民芸モダン和室
十勝の恵みいっぱいの手作り温泉まんじゅう♪
本日のお部屋は豆陽亭5階の川側民芸モダン和室。
近代的な直線を描く間接照明と、木目調の調度品が和モダ~ンの雰囲気を醸し出しています。夜なので窓の外は真っ暗。ライトアップされた十勝中央大橋が美しい…が、携帯カメラではうまく撮れませんでした。
明日はどんな景色が見えるかな?
テーブルの上には「十勝川温泉 まんじゅう」。温泉といえば温泉まんじゅうですよね~。
100%十勝産の小豆と白ザラメで練ったこしあんと、琥珀色の皮には、北海道小麦と甜菜糖を使用。モール温泉水を加えた蒸気で蒸しているそうです。のっけから十勝の食材が満載。こちらのおまんじゅうは売店でも購入できます♪
十勝産黒毛和牛、希少な赤帆立、カマンベールチーズ
地元ならではの食材たっぷりの和食会席膳「舞膳」
お楽しみの夕食タイム!今回はモニターツアーということで、大宴会場「狩勝」にてツアー参加者の皆様と夕餉を共にしました。
本日いただくのは「和食会席膳/舞膳」。
右上から時計回りに、豚ロース蒸籠むし、赤帆立の握り、カマンベールチーズと雲丹の茶碗蒸し、十勝産黒毛和牛の石焼、お造り、旬菜いろいろの前菜など。
お品書きを横目に、気になったものからどんどん食していきます。
ところでみなさん、「赤帆立」をご存知ですか?恥ずかしながら私は初耳だったのですが、赤帆立は1000粒に数粒と言われる大変希少価値の高い帆立だそうです。通常の帆立よりも赤味が強く、モノによってはサーモンと見間違えるほど。オレンジ色の正体は人参などに含まれる「カロテノイド」色素なので、安心して食べることが出来ます。
そして~、大本命の「十勝産黒毛和牛の石焼」!
牛肉はレア派のにしざか。黒毛和牛をちょっと焼いては食べ、ちょっと焼いては食べる。お肉を口に含むと、脂がじんわりととろけ、まろやか~な風味が広がります。ハーブ入りの塩や、山わさび、和風のタレなどをつけて、いろいろな表情を楽しめます。これはごはんが欲しくなる…。固形燃料の残量と相談しながら、最後の最後までお肉を味わいました。
蒸し物は「カマンベールチーズと雲丹の茶碗蒸し」。ナチュラルチーズ生産量が日本一の十勝。どんなものかお手並み拝見…。はぁ~~~!チーズと雲丹のクリーミーなこと…!茶碗蒸しにチーズ?という先入観を見事に覆されました。編集部・タニの宿泊レポートにチーズがびよんびよん伸びた写真があるので、ぜひそちらもご覧ください♪
【十勝川温泉第一ホテル】スパ・スイート豊洲亭◆冬のモール温泉&十勝づくしの「豊洲膳」を体験!
お食事は「山菜の炊き込み御飯」、水菓子は「チーズケーキ、苺、オレンジ、抹茶わらび餅」。お腹いっぱい大満足でした。
紹介が遅れましたが、お食事のお供にビールをいただきました。
こちらは「モール温泉ビール」。
ミネラルが豊富なモール温泉水で仕込んだもので、すっきりとしたお味。色は普通のビールより濃いめの琥珀色で、モール温泉を彷彿とさせます。湯上りにグイっといきたい感じ!ビールが苦手な私でもすいすい飲めました♪
解放感いっぱいの庭園露天風呂 天然の化粧水でお肌ツルツル~!
夕食の後は待望のモール温泉へ。温泉大浴場「湯楽」には、大小さまざまな湯舟があり、モール温泉のいろいろな表情を楽しめます。私は階段の上がどうなっているのか気になって、2Fから攻めてみました。
2Fにはサウナ・ミストサウナ・ジャグジー・ひのき浴槽があり、まずはジャグジーでぷかぷか。とろみのあるお湯で、この時点ですでにお肌に変化が。お湯に浸かってすぐに肌の表面がぬるぬるしてきて、これがモール温泉…!と恐れおののく。
植物性温泉であるモール温泉は、一般的な鉱物性温泉に比べて世界でも希少な泉質で、北海道遺産として選定されています。琥珀色をしたお湯は植物由来の有機物を多く含み、お肌に潤いを与えてくれるとのこと。身体だけでなく、顔にもペチペチしておきましょう。
そのあとはミストサウナへ。扉を開けると水蒸気がもふぁぁぁ~。ほのかに植物のにおいがしました。アロマ効果を最大限取り込もうと深呼吸。
ひと通り2Fのお風呂を楽しみ、いざ庭園露天風呂「滝壺の湯」へ。
こちらのお風呂は立ち湯・寝湯・浅湯の三つの深さからなり、さまざまな体勢でモール温泉に浸かることが出来ます。湯舟の正面には滝が流れ落ち、水のせせらぎを聴きながら目を閉じてリラックス…。人がいなくなったのを見計らって、立ち湯でうろうろしてみました。立っているのに重力を感じなくて、不思議な感覚。立ち湯は、循環器を整えるほか、血行が良くなると言われているそうです。
長風呂大好きなにしざか、同行者に心配されるほどモール温泉を堪能しました!ほかほかすべすべになった体で、お布団にイン。おやすみなさい。
お部屋に居ながら十勝川の景色を堪能!
館内の施設めぐりでホテルの魅力を再発見♪
おはようございます。昨日は見られなかった窓からの景色を見てみよう!とブラインドをオープン。
綺麗な十勝晴れ~!☝゛
上の写真は起きてすぐの朝6時。日高山脈が朝焼けに照らされてオレンジに輝いていました。ほんのり朝もや。下の写真は朝7時。空の青さが深くなり、遠くの日高山脈の尾根がくっきりと見えるようになりました。
お部屋の窓が大きく位置も低いため、お部屋の中でおっちゃんこしていても外の景色が楽しめます。景色がいいと気分も晴れやかになりますよね♪
明るい時間の滝壺の湯にも入りたかったので、朝風呂へ。期待通り、青い空が解放感いっぱいで気持ちいい!夏は緑が青々としていて最高なんだろうな~、と思いを馳せつつ温泉に浸かっていると、何やら美味しそうな香りが。この匂いは…パン?なぜ温泉でパンの匂いが?
お風呂からの帰り道、匂いの正体を発見しました!
こちらは「十勝川温泉ベーカリー」の工房。昨日も同じ場所を通ったのに暗くて気付きませんでした。
パンを焼き上げる様子を見学することが出来ます。こちらで作られたパンはホテルの売店で販売されているとのこと。朝ごはんを食べたら見に行こう!
朝ごはん前にホテルの施設を探検。
こちらでは季節限定ドリンクやコーヒーなどとともに、カウンターの足元に流れる足湯を楽しむことが出来ます。お湯はもちろんモール温泉。ブランケットや足湯用タオル、ベンチコートなども用意されているので、手ぶらで気軽に足湯を楽しめます。白鳥が飛来する頃には、白鳥の鳴き声を聞きながらのんびり過ごす、なんてことも出来ちゃいます。
そうそう、ロビーの奥に素敵なキッズルームもありました!
十勝川温泉第一ホテルはミキハウス認定「ウェルカムベビーの宿」で、授乳スペースやおむつ交換台があったり、お子様用のグッズ貸出や離乳食無料サービスなどなど、赤ちゃん連れが安心して利用できるんです!赤ちゃんがいるから温泉に行きにくいな…という不安を吹き飛ばすおもてなしが嬉しいですよね♪
十勝産食材のメニューがずらり!ホテル特製のパンも食べ放題♪
朝風呂&館内探検でしゃっきりした後は朝ごはん♪
朝食会場「白鳥」に入ってまず目に飛び込むのは種類豊かなパン!
先ほど発見した「十勝川温泉ベーカリー」で毎朝手作りしているパン。毎日20種類以上が並ぶそうです。材料は十勝産春のかおり小麦と、北海道産ゆめちから小麦を100%使用。
とかち枝豆納豆や十勝幌尻農場の無農薬温泉たまご、焼きたまねぎ、玉とうふなどなど。写真にはありませんが、ヨーグルトや金時豆の旨煮、長芋とろろなど十勝産のメニューには北海道マークがついていました。やはり十勝は豆、乳製品が強いな、と感じました。
そして本日のにしざかセレクション。
パンが食べたかったので、洋食でキメてみました♪チーズ入りオムレツは注文すると目の前で焼いてくれます。パンをもっといっぱい食べたかった…と後悔しましたが、心配ご無用。
十勝川温泉ベーカリーでパンを買って帰ろう!
売り切れ後免!パンだけを買いに立ち寄る人も!
「金時ブレッド」や「十勝あずき抹茶ロール」が人気
▲おみやげ処玉手箱の一角に店を構える「十勝川温泉ベーカリー」昨日は閑散としていた売り場に美味しそうなパンがずらり!は~、どれにしようか迷ってしまいますね…
右上が人気No1の「金時ブレッド」。真っ白な水蒸気がこもった袋が、焼きたてであることを伺えます。左上は人気No2の「十勝あずき抹茶ロール」。左下は「モール豚黒カレーパン」「十勝和牛焼きカレーパン」。他にも美味しそうなパンがいっぱい…
悩みに悩んで、私は「十勝あずき抹茶ロール」「十勝和牛焼きカレーパン」「かぼちゃのクリームパン」、同行者のもりやんま氏はカレーパン2種と「金時豆パン」、「ベーコンエピ」をお買い上げ。
こちらのパンはチェックアウト時間前に売り切れることもあるそうで、前日に予約しておくことをオススメします♪
そんなこんなでチェックアウトの時間。温泉も食べ物も大満足でホテルを後にしました。
帰宅後、早速小豆抹茶ロールを実食♪
抹茶のマーブルが綺麗~。オーブンで少し焼くと表面はカリカリ、中はふわっふわ!焼き加減で小豆の風味が変化して、何度も楽しむことが出来ました。みなさまも十勝川温泉にお立ち寄りの際はぜひお試しくださいね♪
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