■目次
鹿追町(しかおいちょう)はこんなところ
十勝平野の北西部に位置する農業と観光のまち。山岳部は大雪山国立公園の恵みを受け、鮮度が高く希少な秘湯が湧出し、町全域がとかち鹿追ジオパークとして認定されています。
放牧黒豚で話題の「株式会社 雪あかり」に注目!
『少しでも世の中に幸せな家畜が増えてほしい』そんな願いで【アニマルウェルフェア】を目指し、鹿追町の雄大な自然の中で養豚場を営んでいる株式会社雪あかり(以下 同社とする)。
家畜がストレスなく、行動要求が満たされ健康的な生活ができるようにと考える【アニマルウェルフェア】の活動は、残念ながら日本ではまだまだこれから。レストラン「大草原の小さな家」の自社養豚場として2008年に創業した同社は、“豚が豚らしく生活できる”ように工夫しながら放牧黒豚を育てています。
白石(しらいし)さんに聞きました!
お子さんがまだ小さい中での決断、迷いはなかったですか?
『アニマルウェルフェアの考えで育てられた養豚は、環境にも動物にも人間にも優しいんです。命の大切さ、食べることへの感謝など子供たちの食育のためにも、継続していかなければいけないと思いました』まちの小・中学校の給食にも提供し、どのように育った黒豚かわかる資料も送付して、子どもたちに命の大切さを学びながら食べてもらえるような活動もしているとのこと。子どもたちや、地域、その未来にまで影響を与える素敵な取り組みですよね。
馬のように走る豚!そんなに早いのに驚きです。危険なことなどは無いですか?『豚は臆病なので、人に向かってくることは無いんです。だけど、どっちに逃げるか分からない豚達を追いかけるのは本当に大変です(笑)』。
餌からこだわり抜いた「十勝放牧黒豚」に注目!
およそ3ヘクタールもの広大な敷地で、太陽の光を浴び、自由に駆け回り、気持ちよく寝て、たくさん食べて生活することで、丈夫で健康な豚に育ちます。十勝産の「とうもろこし」や「じゃがいも」など餌にもこだわり、命を頂くことに感謝して大切に慈しみながら育てられた黒豚は、肉質がしっとりしてキメが細やか。さっぱりとした脂が特徴です。
大量生産はできませんが、ぜひ多くの方に知ってほしいと、返礼品として生産。『品切れの場合もあるかもしれませんが、追加生産ができ次第受付を再開しています』
鹿追の道の駅では、通常よりもお安く販売もしているそうですよ!苦労していることや新商品のことなどSNSで発信もしているそうなので、こちらもぜひチェックしてみてください。
おすすめ返礼品
鹿追産 自然放牧 圧巻の黒豚 無添加ベーコン&無添加生ソーセージ
新商品の無添加ベーコン(100g×3)と、定番人気商品の無添加生ソーセージ(プレーン・ラクレット・十勝マッシュ 各150g×1)のセットです。ベーコンは2mmにスライスされているので、どんなお料理にも使いやすいですよ。
白石さんイチオシの食べ方は?
『ベーコンは、軽くあぶってそのまま食べるのが一番。パンの上にのせて、トースターで焼いて食べてみてください。かるい脂をパンが吸って最高に美味しいです』一番脂の旨味が伝わる豚バラ肉を、塩とブラックペッパーのみに漬けて4週間熟成した「十勝放牧黒豚無添加ベーコン」は最近新しく開発された商品。じっくりと時間をかけているからこそ、塩辛さはなく、優しいまろやかな旨味が楽しめるんだそうです。
鹿追町のここが好き!
豊かな自然に囲まれ、四季折々の風景を楽しめる鹿追町。『春は畑が緑になり、夏は畑が白くなり(イモの花)、秋は畑が黄色くなる(小麦)、冬は畑が白くなる(雪)。同じ場所でも季節の色がある。それを五感で感じられるところが好きです』