旭山動物園や旭川ラーメン・名物の新子焼きも♪バス旅体験記

旭川バスセット券

こんにちは。ぐうたび編集部 前野です。
先日、北海道中央バスのバスセット券を利用して旭川へ行ってきました。

札幌から旭川駅の高速バス往復乗車券+旭山動物園の路線バス往復乗車券&入園券が、大人1人4,700円で通常より860円お得!
860円てことは、ランチ1回分くらい浮いちゃう?これは嬉しいですよね!早速、友達を誘って行ってきました。

バスセット券の詳しい情報はこちら>>

7:35 札幌ターミナル出発!高速あさひかわ号でゆったり2時間

バスセット券と旭川駅
バスセット券はバスターミナルの窓口や券売機で簡単に購入できます。5枚つづりになっていて、下からもぎっていくと①札幌→旭川駅のバス、②旭川駅→旭山動物園のバス、③旭山動物園の入園券、④旭山動物園→旭川駅のバス、⑤旭川駅→札幌のバスと、旅のルートの順番に並んでいます。

早速1枚目のチケットを使って、7:35札幌ターミナル発「高速あさひかわ号」に乗車。土曜日ということもあってか混んでいて、友達と席が離れてしまいました。始発の札幌駅ターミナル(7:30発)から乗れば良かった、と後悔しているうちに爆睡。早起きした分をエネルギーチャージしたところで、9:35 旭川駅に到着です。

この日はあいにくの雨、、、しかも雨足が強くなってきました。

9:45 人気店・らぅめん青葉の正油ラーメン

雨が強いから先に腹ごしらえだ!と駅から徒歩5分ほどの人気店「らぅめん青葉」へ。動物園行きバスは30分間隔で運行しているので、1本くらい見送っても全然ヘイキ。

青葉店前と二代目店主

▲撮影をお願いするとポージングしてくれた2代目ご主人。「こんな感じかい?はっはっはっ」

お店の写真を撮っていたら、中から「濡れるからバス停の屋根の下から撮るといいよ」と声をかけてくれたのがこちらの方。現在、厨房でラーメンを作っているのは3代目のご主人で、この方は先代の2代目ご主人でした。
「ラーメン何にする?正油2つね!あのね、味噌と塩も美味しいからね、次きた時は覚えておいてよ」と、にっこにこ。もう、この笑顔にハートわしづかみです。

青葉の醤油ラーメン

▲らぅめん青葉 正油ラーメン 750円

このシンプルな見た目、良いですね!!いただきます。
スープは魚介の出汁に動物性の脂も感じるバランスの良いあっさり味。なんといってもこの自家製麺が美味しい!! 中太やや細め、縮れているのでスープがよく絡んで、コシがあって、最後まで伸びません。チャーシューは脂っこくなく良い味です。

先代の言う通り、きっと味噌も塩も美味しいんだろうけど、次に来る時もこの正油が食べたい。今度は絶対、大盛りにしよう。

11:07 雨の日も大人気の旭山動物園

下から2枚目のチケットを使って、10:40旭川駅を出発し、11:07旭山動物園に到着。雨の日なのにさすが人気の動物園、臨時バスが増便するほど賑わっています。

アザラシ

▲餌をキャッチした勝者と恨めしそうに見る3頭。ゴマフアザラシ

まずは、もぐもぐタイムのスケジュールを確認してゴマフアザラシの展示へ。

11:15 ゴマフアザラシのもぐもぐタイム
飼育員さんが手招きすると、アザラシたちがわらわら。餌のオオナゴやホッケが投げられると、一度キャッチして、器用に頭から飲み込みます。水中では海水を大量に飲まないよう、喉を細めて魚を飲み込むので、頭からじゃないとつるんと入っていかないそうです。なるほど~。

オランウータンのモカとモリト

▲左がモカ4歳(妹)右がモリト11歳(兄)。

こちらはオランウータンの兄妹。5年前に見た時は子供だったモリトが大人になっとるーー!!あんた、立派になっちゃって!泣
今年3月に2頭の母親が突然他界してしまったそうです。その時まだ一人立ちしていなかった妹のモカを、試験的にモリトと一緒にさせてみたところ、あやしたり面倒を見るようになったとのこと。一度巣立つと、家族とも群れずに暮らしていくオランウータン。そんな2頭が一緒にいるのは珍しいことだそうです。

「だからオランウータンは本来、家族離れ離れでもかわいそうではないんですよ」と飼育員さん。
「ただ、かわいかった、で終わらないで下さい。人間の常識に当てはめずに、もっと動物のことを理解して正しい関わり方を知ってほしいんです」とお話していました。


11:30 オランウータンのもぐもぐタイム 飼育員さんの後ろから伸びてるモカの手がかわいい!


すいすい泳ぐペンギン 夏は気持ちよさそう~!


キリンが草を食べている所もこんなに近くで見られます!

サル山
そして、癒しのサル山へ。小さな子ザルが喧嘩したり、熱心に毛づくろいしていたり。時間を忘れて見ていられます。

この時点で動物園の滞在時間は約3時間。さて、旭川駅周辺も見て回りたいし、そろそろバスで移動しますか!

14:30 キッコーニホンでおいしい醤油を味くらべ

キッコーニホン
旭川駅に戻ったところで天気はピーカン!晴れました♪
陽射しが強まる中、徒歩15分かけてキッコーニホンへ。

明治23年に笠原酒造店として誕生したこの建造物は、昭和19年に醤油醸造への転機をはかり、現在の日本醤油工業株式会社と生まれ変わりました。
この日はたまたま「夏休みしょうゆフェスタ」が行われていて、多くの人で混み合っていました。(2019年7月27日(土)訪問)

醤油の味見
直売所では、こんなに沢山の醤油を味見できます。やだ、テンション上がっちゃう!
人気の雲丹しょうゆは完売。一通り味見した結果、ほたてしょうゆ、昆活ワインしょうゆ(←これ、お刺身によく合う!)を購入。この日は特別に生しょうゆが100円だったのでこれも一緒に。やばい、買いすぎた。リュックと肩がちぎれそう。

買物公園まではまた徒歩15分・・・さすがにへとへとで歩けず、通りすがったバスに飛び乗りました。(バスセット券には含まれません)

15:30 5・7小路ふらりーと内“ぎんねこ”で名物・新子焼き

ふらりーと
一か八かで乗ったバスが運よく買物公園付近に停車。おぉ奇跡!笑 もうダメ、喉がカラカラ。
吸い込まれるように「5・7小路ふらりーと」へやってきました。ひゃっほう、いいね!この小路!

帰りもバスなので気兼ねなく飲んじゃいます!しかもトイレ付きのバスだから近くなっても安心。笑
(実は前回来たとき、運転してくれた友だちに気を使って飲めなかったんですよね。嬉しい~♪)

ぎんねこ モツ焼き

▲鳥モツ・砂肝 各130円。お通しのキャベツは150円。

入り口横にある「ぎんねこ」さんへ。お店は清潔感があって禁煙席もあり、涼しくて快適。
少し時間がかかるという旭川名物の新子焼きをまず注文し、待っている間にモツ焼きで一杯はじめます。
正確には、モツ焼きを待っている間に一杯飲んでしまったので、二杯目、はじめます。

新子焼き

▲新子焼き 塩とタレのハーフで1380円。

きました、新子焼き!
新子焼きとは、まだ柔らかい若鶏の半身を豪快に素焼きしたもの。塩の方は、皮がパリッとして中はジューシー。タレは、甘じょっぱくてクセになる。うわ、これとんでもなく美味しい!止まりません。ビールと交互、めちゃくちゃ忙しい~!いぇ~い!

そうそう、新子焼きを注文すると「写真、撮りますか?」と最初に聞いてくれて、焼き上がりを撮らせてくれます。で、写真を撮った後は、食べやすくカットしてくれるんです。繁盛店だから、この一手間けっこう面倒だと思うんだけど、とっても嬉しいサービス。時代ですなぁ。

曲がっている電柱
すっかりいい気分で旭川駅に向かう道すがら、買物公園の脇道に曲がっている電柱を発見。酔って視界が歪んでいるわけではありません。狭い道路に看板と電線を離して電柱を立てる必要があったため、このようなS字になったらしいです。道内ではここだけで見られる景色です。

17:40 名残惜しいけど、旭川駅を出発!

途中の角打ち屋さんに後ろ髪をひかれつつ、ぼちぼち帰路につくことに。
17:40 旭川駅を出発して 19:45 札幌駅ターミナル終点に到着。帰りは比較的空いていて、ゆったりと乗れました。

バス移動ってもっと不自由だと思っていたけど、大きな勘違いでした。
何せ早起きしても行きのバスで眠れるし、帰りはバスにトイレがあるのでお酒を飲んでも安心だし。時間の使い方に制約がないから自由気まま、行きたい場所も思いつくまま。たっぷり遊んで、1日以上歩き回ったような充実感。
自分スタイルで楽しめるお得なバス旅、ぜひお出かけしてみませんか?

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WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ 前野

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