本場を超えた!?札幌で食べるご当地ラーメン|札幌ラーメン最新事情2024 第4回

第四回 ラーメン記事

SNSなどで若者の発信で時々見かける〇〇しか勝たん!という表現。〇〇が一番とか〇〇が最高という意味だそうですね。

大石さん
「仕事終わりはビールしか勝たん」とかね。最初は慣れなかったこの表現、慣れてくると「強い愛情」も感じるわけで最近は共感できたりします

ご当地ラーメンである札幌ラーメンが大好きな私。その表現方法で行くと「札幌ラーメンしか勝たん!」って表現になるんだけど、捉え方によってはちょっと傲慢に聞こえますよね。

博多ラーメンも喜多方ラーメンも大好きなので「博多ラーメンしか勝たんし、喜多方ラーメンしか勝たん」ってことになるのでしょうか?もうなんのこっちゃですね。

ご存じの通り日本には沢山のご当地ラーメンが存在します。一般社団法人日本ラーメン協会と日本ラーメンファンクラブが今年発表した「日本ご当地ラーメン一覧」ではなんと183種類ものご当地ラーメンが存在するとのこと!

ご当地ラーメン一覧

▲日本ご当地ラーメン一覧2024(画像提供:日本ラーメン協会・日本ラーメンファンクラブ)

日本中の様々なご当地ラーメン…この言葉だけでワクワクしますね!

バラエティ豊かになっている札幌のラーメンシーン。実は札幌でも全国のご当地ラーメンが食べられるお店が存在します!今回はそんな中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

大石さん
札幌ラーメンしか勝たん!(=札幌ラーメンが好き)と言わずに「全国のご当地ラーメンしか勝たん!」(=日本中のご当地ラーメンが好き)と考えて色々な地域の味を楽しんでいただくきっかけになれば幸いです

朱三園(しゅさんえん)

尾道(おのみち)ラーメンというご当地ラーメンの名前は聞いたことがあるかもしれない。

特徴は豚の背脂が入った醤油味のスープと平打ち麺。尾道は瀬戸内海に面し小魚が豊富に獲れるため、魚介を使ったスープのお店が多いようだ。

朱華園の中華そば

▲朱華園の中華そば(画像提供:nonchさん)

尾道ラーメンの歴史を紐解くと必ず「朱華園(しゅうかえん)」というお店にたどり着く。

諸説あるものの、元祖と言われるお店のひとつなのは間違いなく、1947年創業と聞いている。台湾出身の創業者が台湾料理でよく使われる背脂をラーメンに活かし、独特の中華そばを編み出した。

このスタイルが他店にも広がり、90年代以降はこうした中華そばが「尾道ラーメン」と呼ばれ全国区になったようである。

朱華園の外観と看板

▲朱華園の外観と看板(画像提供:nonchさん)

ちなみに「朱華園」のスープは鶏ガラで魚介は使われていなかったらしい。そんな「朱華園」だが、残念なことに地元の人に惜しまれつつ2019年6月に閉店してしまった。

朱三園

しかし、実はここ札幌でも尾道ラーメンが食べられるお店がある。店名は「朱三園(しゅさんえん)」。

店名 中華そば 朱三園(しゅさんえん)
所在地 札幌市中央区南7条西3-2-4 セブンビル 1F
アクセス 地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅から188m
駐車場 なし
営業時間 月・火・水・木:18:00~2:00
金・土:18:00~3:00
定休日 日曜日
席数

(店舗情報の引用元:食べログ

〆ラーメンにぴったりな背脂たっぷりの中華そば

朱三園 旗

先に紹介した「朱華園」とは直接のつながりは無いようであるが、随所に尾道ラーメンに対するリスペクトが感じられる。朱華園に敬意を表してつけられた店名というところなのでしょう。

朱三園 メニュー

一番人気は「香味中華そば」。中華そばとの違いは背脂の量らしく、お店のオススメもこちら。

朱華園 香味中華そば

そそられるビジュアルですね~!醤油スープに背脂が浮かぶスタイルはまごう事なき尾道ラーメンのそれ!

朱華園 香味中華そば スープ

背脂がたっぷり入っているものの、想像以上にすっきりした口当たりのスープ。鶏ガラなどの動物系のスープにほのかに香る魚介の風味がイイ!

繁華街「すすきの」という場所柄、〆ラーメンで利用する人が多いと思うのだが、〆ラーメンにこの口当たり最高じゃない?

朱華園 香味中華そば 麵

写真ではちょっとわかりにくいが、やや平打ちに仕上げられた麺。この辺も尾道スタイルを踏襲している。

自家製麺らしいが、この細さと食感も〆ラーメンには最高!

朱華園 香味中華そば チャーシュー

80年以上の歴史がある尾道ラーメンであるが、その名前が付けられたのは1980年代頃のこと。

朱華園 香味中華そば メンマ

地元では単にラーメンとか中華そばの名前で親しまれてきたが「尾道ラーメン」とネーミングされたことで一気に全国区になったらしい。

大石さん
ネーミングやブランディングって大切ですね
朱華園 香味中華そば スープ

そうこうしているうちに麺を食べ終えてしまった。〆ラーメンならばここでフィニッシュするのが正解なのかもしれないが、これでは終われない。

替玉もあります!クセになる麺でまだまだ味わって

朱華園 香味中華そば 替玉

なんと替玉があるんですね~!替玉は別に尾道ラーメンの文化ではなく、むしろ隣のエリアの九州は福岡周辺の文化だとは思うが、個人的にはウェルカム!

朱華園 香味中華そば 替玉

替玉しちゃうよね~^^札幌ラーメンの麺と違うのはもちろん、博多ラーメンの細麺とも違う。

朱華園 香味中華そば 平打ちのストレート麺

独特の食感はクセになる味わい。平打ちのストレート麺は啜り心地もよく、スルスルと胃袋に収まる。このスープにはこの麺がいいね!

背脂の甘さ×ブラックペッパーでスープをさらに楽しむ

朱華園 香味中華そば 調味料

ちなみにこの醤油スープ。ブラックペッパーがとてもよく合う!

朱華園 香味中華そば スープ

背脂の甘さにブラックペッパーのピリッとしたアクセント。スープがギュっと引き締まります。ブラックペッパーでの味変オススメ!

朱華園 香味中華そば 

台湾料理をヒントに醤油ラーメンに背脂を浮かべ、小魚が獲れる地の利から周囲のお店が魚介風味を加え、もっと多くの人に食べもらいたいから「尾道ラーメン」というブランディングをし、尾道ラーメンを札幌の人にも食べてもらいたいという思いで朱三園をオープン……!

関わった人たちの想いのこもったバトンリレーがあって、80年近くの時を経て私の舌を楽しませてくれる。

朱華園 香味中華そば 

そんな歴史や背景を考えると感慨深いものがあるなぁと酔った頭で考えながらお店をあとにしたのでした!

麺や 匠(たくみ)

お米で有名な新潟県。でも実は山形県に続いてラーメンが好きな県民性とのデータもある。

家計調査による外食一人当たりのラーメン(中華そば)の支出金額

1位 山形市 14,741円
2位 新潟市 13,844円
家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2021~2023年平均)

大石さん
お米が好きでラーメンも好きって…ラーメンライス好きな私と新潟県民はとても気が合いそう!
ラーメン

新潟県には、同じ県内でも様々なご当地ラーメンが存在する。諸説あるが最近では「新潟五大ラーメン」と呼ばれることが多い。

五大ラーメンエリアマップ

長岡生姜醤油ラーメンは「青島食堂」というお店で誕生。

新潟県長岡市の冬は雪深く寒い。そこで店主さんが「寒い時期にラーメンでもっと温まってほしい」と思ったことから誕生したと聞いている。青島食堂は新潟県内に数店舗あるが、東京の秋葉原にも支店がある。

秋葉原の青島ラーメン

▲秋葉原の青島ラーメン

新潟ほど寒くはない東京であるが、秋葉原の青島ラーメンは今や秋葉原を代表する行列店であり、私も大好きなお店のひとつ。

越後長岡生姜らぁ麺「麺や匠」

そんな長岡生姜ラーメンが食べられるお店が今年4月に札幌市南区にオープンした。越後長岡生姜醤油らぁ麺「麺や 匠(たくみ)」である。

店名 麺や 匠(たくみ)
所在地 札幌市南区川沿12条2-1-31
アクセス 地下鉄南北線「真駒内」駅から2139m
駐車場 あり
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日、第1、3木曜日
席数 16席

(店舗情報の引用元:食べログ

寒い冬にぴったりな「長岡生姜ラーメン」

麺や匠 ラーメン

店主さんは元フレンチの料理人とのこと。ご自身の料理人としての経験を生かし、独学ながら長岡生姜ラーメンをここ札幌で提供する決断をされたようだ。

2024年7月1日からは新店長にバトンを渡したとのこと。若き店長は元消防士という異色の経歴ながら、明るくて丁寧な接客が好印象!

麺や匠 スープ

そのラーメンだが動物系素材に昆布の旨味も感じる優しい味わいのスープ。そこにアクセントの生姜がしっかり香る。

ベースのスープに生姜のパンチと醤油の香り……ハマるね!

麺や匠 麵

小林製麺のもちっとした食感の麺も面白い。

ランチはライス無料!ごはんがすすむ旨味たっぷりのトッピング

麺や匠 チャーシュー

チャーシューはしっとり柔らかく仕上がっていて、これはご飯とも合いそう!

麺や匠 ライス無料

と思ったら、ランチタイムはライス無料なんですね!

大石さん
この生姜のパンチの効いたスープにしっとりチャーシューは、米どころ新潟県民じゃなくてもご飯と一緒に食べたくなっちゃうよね~!
麺や匠 のり

他の具材は海苔やほうれん草。

麺や匠 ほうれん草

長岡生姜ラーメン定番のトッピングもGood!

大石さん
うん!ラーメンのトッピングとしてもいいけど、この辺もご飯と一緒に食べたいところだね(笑)

クセになる味変!自家製生唐辛子を追加

麺や匠 自家製生唐辛子

そしてユニークなのがこの調味料。自家製生唐辛子と書かれている。

麺や匠 自家製生唐辛子 中身

中には唐辛子をベースに作られたペーストが入っているのだが、これがまたかなり秀逸!辛いだけじゃなく旨味も感じるこの調味料、ちょっぴり加えるだけでまた新しい表情が顔を出す。

生姜のアクセントを壊すことなく、ラーメン全体をピシッと引き締めてくれるね!

麺や匠 お麩

▲お麩をラーメンに入れるのは北海道と一部の地域だけ。これがまたノスタルジック感を演出している

北海道の人間にはあまりなじみのない新潟のご当地ラーメンのひとつ、長岡生姜ラーメン。熱々のスープに身体を温めてくれる生姜は真冬の冷えた身体にはたまらないと思う!

大石さん
そういえば私がいただいたのは初夏の暑い日だったな!結局この生姜香るスープは冬だけじゃなく年中美味しいってことだね(笑)

らーめん心繋(しんわ)

私がラーメンが好きという話をするとよく聞かれるのが「どこのお店がオススメ?」という質問。聞いた人は軽い気持ちなんでしょうが……。

その質問をするってことは4~5時間は時間があるんだろうね!」って言いたくなる(笑)好きなお店が多いし語り始めると止まらないんです。

らーめん心繋

そんな会話で結構な確率で候補に挙げるのがこちらのお店。調査やら記事を書くために訪問するラーメン屋さんも多い中、記事にする予定もなければ調査目的でもない「ただ食べたいから行く」お店のひとつ。

「らーめん心繋(しんわ)」。オープンしてから2024年6月で11周年を迎えた、札幌ではベテランの部類に入るお店。

店名 らーめん心繋(しんわ)
所在地 札幌市豊平区月寒東5条8-5-12
アクセス 地下鉄東西線「南郷7丁目」駅から徒歩約7分
駐車場 あり(6台・契約駐車場)
営業時間 月・火・水・金:11:00~14:20、17:00~20:00
土・日:11:00~14:45、17:00~20:00
定休日 木曜日(祝日の場合営業)
席数 10席(カウンター 6席、4人掛けテーブル1)

(店舗情報の引用元:食べログ

一番人気メニューは「生姜醤油ラーメン」

らーめん心繋 メニュー

私の舌に合っているんでしょうね。このお店では「何を食べても美味しい!」という感想しかない。

大石さん
そして頻繁に限定メニューを提供するから嬉しいというか厄介というか^^;
らーめん心繋 生姜醤油ラーメン

一番人気メニューがこの「生姜醤油ラーメン」!先に紹介した新潟の長岡生姜醤油ラーメンが根底にあるメニュー。

長岡生姜醤油ラーメンに関しては今回ご紹介している「麺や匠」に記載しているのでそちらも参考にしてくださ
い。

らーめん心繋 生姜醤油ラーメン スープ

さて、この「生姜醤油ラーメン」。店主さんが長岡の青島食堂の味にほれ込んで作ったというリスペクトを感じるメニュー。スープに「生姜だけじゃない動物系+野菜の複雑な旨味がある」のが特徴。

ほのかに甘さの立った醤油スープにフレッシュな生姜の風味が抜群に美味しい!

らーめん心繋 生姜醤油ラーメン 麵

麺は太麺と細麺が選べる。もっちりした食感の太麺もやや加水率の低いパツンとした細麺もスープに合うので毎回迷う。

大石さん
どっちも美味しいので、どちらを選んでも食べ終えた後は「こっちの麺にして正解!」と思うことでしょう^^

現在心繋では、旭川の須藤製麺の麺を使用している。様々なバリエーションの麺が使われているが、どれもこれも美味しく、その麺の美味しさも心繋の味を支えているのは間違いない。

らーめん心繋 券売機

ちなみに個人的には生姜”醤油”推しであるが、生姜塩や生姜味噌も人気メニュー。

大石さん
まぁ、このスープにフレッシュな生姜の風味……そして店主さんの腕があるから何を食べても正解なんだけどね!

ハイクオリティ!福島県のご当地ラーメン「喜多方ラーメン」

らーめん心繋 喜多方ラーメン

「生姜醤油ラーメン」も美味しいのだが、このお店でぜひ食べてほしいのが「喜多方ラーメン」。数量限定ながら大人気メニュー!そして個人的なイチオシメニューでもある。

坂内食堂

▲朝7時には行列になっている喜多方の人気店「坂内食堂」

喜多方ラーメンのことをおさらいしておきましょうか。「蔵の町」として注目を集め観光客が増えてきたのが1970年代のこと。観光客の増大に伴い、昼食場所としてスポットが当たったのが古くから親しまれてきたラーメン店。

地元の人にとっては身近な喜多方ラーメンも、観光客にしてみるとその美味しさと朝から食べられる文化にカルチャーショックを受けたのではないかと思う。

坂内食堂 喜多方ラーメン

▲2024年6月にいただいた心繋の「喜多方ラーメン」

そんな喜多方ラーメンがここ「らーめん心繋」で食べられるのが嬉しい!しかもクオリティがハンパなく高いのである。

らーめん心繋 喜多方ラーメン

▲2019年9月にいただいた心繋の「喜多方ラーメン」

このお店で「喜多方ラーメン」の提供を始めてから結構な年月が経っている。その時々の美味しさがあるのは間違いないが、常に進化し続けているように思う。

らーめん心繋 喜多方ラーメン スープ

本場の喜多方では「朝から食べられる」ことを考え、どのお店も軽めの仕上がりを意識しているように思う。

それに対し心繋では、よりしっかり目で厚めのスープに仕上げているように思う。ランチ営業や夜営業でも満足してもらえる一杯を意識しているのかもしれない。

大石さん
個人的には朝から毎日でも食べたいと思うぐらい美味しい!残念ながら朝からは営業していないけどね(笑)

麺も具も「喜多方ラーメン」へのリスペクトがあふれてる!

らーめん心繋 喜多方ラーメン 麵

そしてこの平打ち麺がまた秀逸!手もみをすることで作られる不揃いの縮れ麺。

この不揃いの縮れが啜る時に唇を震わせてくれて、食感がまた楽しい!

らーめん心繋 喜多方ラーメン メンマ

▲チャーシューはもちろん一つ一つの具材にもこだわりを感じる

研究熱心な店主さん。経験も豊富で引き出しも多い。

らーめん心繋 喜多方ラーメン なると

▲ちょこんと乗ったなるとがノスタルジック感を演出

そんな店主さんが本気で作った喜多方ラーメン。喜多方ラーメン未経験の人にはぜひ一度食べてほしい!

本場の喜多方ラーメンを食べたことのある人の舌も間違いなく満足させてくれるクオリティだと思う。

らーめん心繋 喜多方ラーメン チャーシュー

▲定評があるチャーシューは、仕込み方も豊富で色々なバリエーションを持つがどれも抜群に美味しい

先に挙げた「長岡生姜ラーメン」もそうだし、この「喜多方ラーメン」もそうだが、随所にその土地のご当地ラーメンに対するリスペクトが伝わってくる一杯になっている。

その技術と経験で「札幌以外のご当地ラーメンも美味しいですよ」ということを教えてくれる貴重なお店だと思う。

個人的に大好きというのもあるが、未訪問の方には足を運んでほしいお店のひとつである。

さいごに

札幌で食べられるご当地ラーメンのお店にスポットを当ててみました。プロローグで全国に多くのご当地ラーメンが馴染みあることは書いた通りです。現在は群雄割拠というところですね。

札幌でも人気店が増えている「博多ラーメン」

札幌市民に一番馴染みが深いのは「博多ラーメン」ということになるでしょうか?

博多ご当地2軒

一風堂に加えて、2020年にオープンした一蘭など、全国展開している博多ラーメンが札幌中心部で食べられることもあり「博多ラーメン」というご当地ラーメンは知っている人も多いことでしょう。

博多ラーメンが今ほど札幌で認知されていない頃「そうめんみたいな麺」とか「豚骨のにおいがダメ」とマイナスに評価する人もいましたが、今では完全に市民権を得ています。

大石さん
いやそれどころか、博多ラーメンファンが多いと言っても良いのではないでしょうか?お店の努力も大きかったのだと思います

進化を続ける九州豚骨ラーメン「久留米ラーメン」もおすすめ

厳密に言えば博多ラーメンではなく「久留米ラーメン」というくくりになるのですが、9年前の「札幌ラーメンの最新事情」の連載で紹介したことがある「ラーメン八卦」。先日久しぶりに訪問したら抜群においしくなっていました!

ラーメン八卦

久留米ラーメンの名店「大砲」の流れを汲む同店。博多ラーメンなどの九州豚骨ラーメン系が好きな方にはぜひ行ってもらいたいお店のひとつです。

ラーメン八卦 ラーメン

この濃ゆい本格的な豚骨スープが札幌で味わえるのは幸せとしか言いようがないです。

大石さん
スープも店主さんの腕も「育っている」というのでしょうか……。豚骨の香りとまろやかさは秀逸だと思います
ラーメン八卦 「今日のとんこつスープ」

▲お店に毎日提示されている「今日のとんこつスープ」

その日のスープの「若さ」を示しているのも楽しいですね!

大石さん
このお店は今では先駆け的存在となっていますが「本物のご当地ラーメンを食べてもらいたい」とここ札幌で頑張ってくれているお店は本当にありがたいと思うのです

本場を超える本格ご当地ラーメンを札幌で

今回ご紹介したように、本場の味に負けないようにと努力してご当地ラーメンを提供してくれているお店が札幌にも存在します。

日本中にはその土地ならではのご当地ラーメンがあることを改めて知ってほしいですし、札幌でも色んなご当地ラーメンが食べられることも知ってほしい。そういう思いで今回は「札幌で食べられるご当地ラーメン」という切り口でご紹介してみました。

機会があれば色んなご当地ラーメンも味わってみてほしいと思います。

WRITER/大石 敬(札幌ラーメンコンシェルジュ)

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第四回 ラーメン記事