北海道土産の定番スイーツ、「白い恋人」の工場見学やお菓子づくり体験、そのほかさまざまなアトラクションが楽しいお菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」が、2019年7月12日(金)、大規模改装を終えていよいよリニューアルオープン! 編集部・林原が昨日、内覧会に行ってきました。
新しい「白い恋人パーク」のテーマは「観て・知って・味わって・体験できるチョコレートエンターテインメント施設」、体験・参加型のコンテンツを充実させたそうです。いったいどんな体験ができるのでしょうか。中庭のレセプション会場に出ると、ヨーロッパ風の建物に美しいローズガーデン、毎時鳴り響くからくり時計のファンファーレでワクワク感が高まります。
■目次
プロジェクションマッピングツアーで時空を超えたチョコレート体験!
まずは楽しみにしていたプロジェクションマッピングを駆使した参加型のツアー「チョコトピアハウス」へ!高い時計塔のある建物に入ると、ウェイティングルームは英国風の古い洋館のお部屋のようです。
案内のスタッフの方、数十名の参加者とともに、扉を開けてハウス内のツアーが始まります。最初に通されたのはハリーポッターが出てきそうな雰囲気の素敵なお部屋、プロジェクションマッピングで展開される映像とストーリーはとっても楽しくて、参加しながらチョコレートに関するおもしろいトリビアや歴史なども知ることができました。
映像の中で案内してくれるのはシルエットで登場する“ジュリアン・ダンディーノ・イシミッティ博士”。普段は恥ずかしがり屋で姿を現さないそうですが、本日は特別に登場されていましたよ! 「イシミッティ~!」と呼ぶ参加者の声も・笑
さらにいくつかのお部屋をめぐり「時空を超えてチョコレートの四大革命を体験する」約30分のツアーは楽しくてあっという間に終了。
チョコトピアハウスツアーの後半では、1600年代半ばから1900年初頭の貴重なチョコレートカップの数々が実際に展示されていました。特にマイセンの花づくしというカップは、ほんとうに素晴らしい意匠を凝らしたデザイン!そのほか当時贈り物としても珍重されたチョコレートのパッケージなども素敵で(ここはもう少しゆっくり眺めたかった)、子供も大人も楽しめるツアーでした。
もうひとつのアトラクションは、1Fチケットセンター内にある「スタディベース・カカオポッド」。ここでは目の前のテーブルの上に、一人一人のお皿が映し出されています。
何が始まるのかな?と思っていると、また案内のお姉さんの楽しいトークとプロジェクションマッピングで、チョコレートの作り方や味わい方を、びっくりする仕掛けと映像で楽しませてくれます。こちらは約20分、五感をフルに使って体験する新しくて面白いアトラクションなので必見です。
▶ツアープログラムや料金など詳しくはコチラ
工場見学にスイーツカフェ、豊富な体験メニューではオリジナルスイーツをお土産にしよう!
3Fは工場見学、「チョコトピアファクトリー」
さて、続いて3Fは工場見学、「チョコトピアファクトリー」へ。「白い恋人」と新たにバームクーヘンの製造ラインを自由に見学できます。※バームクーヘンの焼成は15:00まで
通路の右側には白い恋人ならぬ“白い小人”さんたちがジオラマでユーモラスにお菓子を作っていています。ボタンに触れたりレバーを回したりすると楽しい仕掛けが動きます。
左側はリアル工場見学です。ガラス越しにあの白い恋人が作られる工程を見ることができます。なかでも驚いたのは最後の仕上げで箱詰めされるところ。
ものすごい速さで大きなロボットアームが小さな白い恋人一つ一つをビュンビュン取り上げて箱に詰めています。そして右上のモニターが示す本日の製造個数のカウンターはなんと11万個以上、それもすごいスピードでまだまだ増え続けていきます。
4Fの「チョコトピアマーケット」は作って味わって楽しもう
お次は4F「チョコトピアマーケット」。チョコレートドリンクやチョコレートフォンデュ、パフェなどオリジナルスイーツを楽しめるカフェ「チョコレートラウンジ・オックスフォード」は、窓側が一面ガラス張りで、眼下にガーデン、左には「宮の沢白き恋人サッカー場」の芝生が広がります。日によってはコンサドーレ札幌の選手が練習する姿も見えますよ。
また、今回の改装で大きく拡充したのが、このフロアにある体験エリア「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」!
チョコレートやクッキー作り体験ができるスタジオで、20分(800円)~2時間(5000円)まで多彩な体験コースが用意されています。▶予約できる体験メニューはコチラ
この日は内覧会特別メニューでISHIYAの人気商品とカクテルのマリアージュをいただきました(写真下)。私はスパークリングワイン(ロゼ)&ストロベリーシロップのカクテルと、期間限定のいちごの「美冬」を。コーヒーもいいけど、カクテルとスイーツの組み合わせはなんだかおしゃれ、今度試してみようかな。
大きなハート型の白い恋人を作ってチョコレートペンでお絵描きしたり、カカオニブから作る本格的なチョコレートも短時間でできるそうです。コースによってはクッキーを白い恋人の箱に入れてくれるのですが、箱には「私の白い恋人」って書いてあります・笑。誰かにプレゼントしたくなるお土産ですね。
最後はお隣のチュダーハウスでお土産を買って帰りましょう。キャンディラボで職人さんの華麗なパフォーマンスを見ながらかわいいキャンディーを選んだり、ここだけの限定商品や白い恋人ソフトクリームもおすすめです。
そのほかガリバータウンやミニ鉄道、キッズタウンなど子供が楽しめるアトラクショがいっぱい。ますます楽しくなった「白い恋人パーク」へ、ぜひお出かけください。
地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩で約7分
営業時間/9:00~18:00(一部施設は~19:00)
定休日/なし
駐車場/あり (130台・無料)
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