【ニセコ・鶴雅別荘 杢の抄】滝見の足湯テラス、心尽しのおもてなしに感激

滝を見ながら足湯

こんにちは!ぐうたび編集部 前野です。
6月中旬、お料理が美味しく、落ち着ける大人の宿と聞いて以前から憧れていた「ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄(もくのしょう)」に、ついに、ついに、行ってきました・・・!
夏の間は、地下鉄南北線・真駒内駅から「無料送迎バス」が運行しているので利用してみましたよ。便利ですよね~!(前日17時まで要予約)

ニセコ昆布温泉は、ニセコ町と蘭越町にある温泉のこと。ここ杢の抄はニセコ町なのですが、門をくぐる目の前の道は蘭越町。
運転手さん「ここでニセコ町に入りま~す」ということで、はい、ホテルに到着しました。

フリードリンクや色浴衣貸出しなど、至れり尽くせりのおもてなし

スタッフ岡本さん
ラウンジでウェルカムドリンクと味噌まんじゅうを頂きながらチェックイン。
受付とお部屋のアテンドをしてくれた岡本さんは入社1ヶ月の若葉マーク。「まだ緊張しちゃって」と、はにかむ笑顔が眩しすぎます。

ホテル内で提供しているドリンクは、夕食時のレストランやラウンジ、カフェ&バーに至るまでなんと無料!(一部有料メニューもあり)。ラウンジでは焼きマシュマロ、カフェ&バーではふかし芋のサービス、色浴衣の無料貸し出しなど、どれだけ至れり尽くせりなの!?というサービスの数々。
お部屋で籠っているのは勿体ない。これは楽しまなくっちゃ、と鼻息が荒くなります。ふんふんっ。

お部屋は居心地のいいデラックスツイン52㎡

部屋
お部屋は218号室、リビングとベッドルームが分かれているデラックスツイン52㎡。家具の造りが低めのせいか、もっと広く感じました。ソファやクッション、ベッドカバーに至るまで、手に馴染む温かみのある素材が使われていて、居心地の良い空間です。

滝の音を聞きながら色浴衣で足湯ビール♪

足湯テラス
まだ時間も早いし、明るい外で乾杯しよう!と足湯テラスに参りました。テラスでは、無料サービスのドリンクとして、瓶ビール・スパークリングワイン・コーラが冷えていました。パラソルの下に立つ妹は、大正レトロな雰囲気のお嬢さんといった感じ。ビールを手酌しているアンバランスさが笑えます。(無料貸し出しの色浴衣は10種類程度の浴衣と帯から選べますよ)

滝を見ながら足湯
滝が流れる音を聞きながら足湯ビール。季節は6月中旬、涼しい昼下がり。こんなに贅沢な時間があるんだな~と、ため息がもれます。
チェックインして1時間弱、早くも非日常へやってきてしまいました。

こんこんと湧き出す命の泉、湯処「命泉(めいせん)の湯」

露天風呂

▲露天風呂の写真は公式HPよりお借りしました。

足湯のあと、夕食に向かう前に大浴場へ。温泉は少し褐色がかった色味の塩化物泉。旅の疲れを落としてとろけゆく身体の中から、こんこんと湧き出す命の泉をイメージして名づけられたという湯処「命泉(めいせん)の湯」。確かに、身体がほどけていくような、力がみなぎる様な、とっても気持ちの良いお湯です。お肌もしっとり。

暖炉を囲み、ジャズが流れるラウンジで湯上がりワイン

ラウンジ
さて食事に向かうと見せかけて・・・途中のラウンジで今度は湯上がりワイン。ラウンジではご夫婦や女性グループが自室のように足を崩して寛いでいます。薪がパチパチと燃える音に、軽やかなジャズの音楽。このBGMが程よく周りの声を打ち消し、気兼ねない空間になっているんですね。例にもれず、私たちもおしゃべりに夢中に。

フリードリンク
こちらで頂けるのは、ルイボスティーにりんごジュース、フレイバー入りの紅茶やワインなど。・・・私たちはワインしか飲んでいませんが。

 

夕食は「料理屋 松籟(しょうらい)」で和食膳のコース

前菜・小鍋・サラダ
夕食は「料理屋 松籟(しょうらい)」で和食膳を頂きます。さて、改めてビールでカンパイ!なんと、ここでのドリンクも無料です。
スタッフの方に「私たち、お酒が好きなので何杯も頼んでしまうと思いますが・・・」と申告した所、「大丈夫ですよ。ぜひどうぞ」とにっこり。よし!もう気兼ねなくいっちゃおう♪エンジンぶんぶん。

先付「ずわい蟹の酒蒸し(写真・上)」は、大ぶりな蟹の身が使われていて、一品目から贅沢!小鍋「馬鈴薯仕立(写真・左下)」もクツクツと火を入れ始めます。
前菜「ニセコ町産朝採り野菜(写真・右下)」には、シャキシャキ野菜をバジルまたは味噌のディップで。「今日は地元で採れたメロンもありますよ」と、上の方にかわいい小ぶりのメロンが添えられています。

お造り
お造りは本鮪、雲丹、牡丹海老が、どどん!分かりにくいですが、牡丹海老がとっても大きいんです!雲丹が小さく見えてしまうほど。笑 さらに北寄貝と平目も下に隠れていますよ。
ここでお腹も膨れてきたので、白ワインをオーダー。おすすめ、または北海道ワインから選べます。

お魚
焼物「釧路産きんき幽庵焼き」と、蒸し物「海老真丈」。きんきは柔らかな身に少し弾力があり、脂が乗っていて本当に美味しい。手前にある佃煮の添え物がまたきんきによく合うんです・・・!大事に、大事に、頂きました。

強肴
強肴「十勝牛の蒸し焼き」は柔らかくてサックリと噛み切れる上質なお肉。ソースには山椒がピリッときいていて、和の味わいです。こちらは、もちろん赤ワインで。

ごはん
最後にインパクト大!な「積丹産平爪蟹の土鍋御飯」。蟹の出汁がお米にしっかりと染み込んでいて、この時点でもう満腹のはずなのに、箸が進まさる・・・そう、自分の意志とは関係なく「進まさる」ので、あっという間にペロリ。
つい食べ過ぎてこの後のデザートに苦戦・・・。まぁ、完食しましたが。

こちらはスタンダードな和食膳のコース。このほかにワンランク上の特選和食膳や、期間限定でリーズナブルなお手軽和食「季節の膳」もあります。

本日最後の一杯は、大人の雰囲気が漂うバーで

バー
「一杯だけ、あともう一杯だけ・・・」と呟きながら、バーへとやってまいりました。まだ20時すぎなのに照明を落としているので、ぐっとディープな大人の雰囲気。
この暗さはありがたい。館内全体も夜は暗め。私のように、すっぴんに自信がない女性に強くお勧めしたいです。笑

マティーニとワイン
ラウンジとはまた違うワインを置いているとのことで、妹は赤ワイン、私はマティーニにしました。
おつまみにふかし芋とポテトチップスの誘惑もあります。お腹いっぱいなのになぜ手が伸びてしまうのか。泣
バーの雰囲気と美味しいお酒に満足し、酔いどれ二人はようやく部屋に戻ったのでした。

昆布入りの釜炊きごはんと品数豊富な朝食を

朝食
朝食も同じく料理屋「松籟(しょうらい)」で。
お魚は前日の夕食後にリクエストを聞いてくれていて、妹は銀むつの西京焼き、私は焼き鮭をオーダー。魚はキレイに骨が抜かれ、包み焼きでふっくら蒸しあがった野菜に、昆布入りの釜炊きご飯など、手の込んだメニューに感激しきり。
おもてなしの心に溢れる優雅なひとときを、最後の最後まで満喫できました。

◆ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄の詳しい宿情報はコチラ

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WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ 前野

 

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滝を見ながら足湯