まるで美術館!古代オホーツク浪漫にひたる|北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

こんにちは!ぐうたび編集部副編集長のいっし~です。今回は、「北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート」に泊まってきました。

古代オホーツクの浪漫をテーマにした館内は、まるで美術館にいるよう。夕食のバイキングではオホーツクや北海道産の食材をふんだんに使用し、自分で作れるピザや味噌汁など、エンターテイメント性も抜群です。

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートについて

ラウンジ

▲クジラとオオワシは北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートのシンボルマーク

5世紀から9世紀にかけてオホーツク沿岸一帯に暮らしていた、古代オホーツクの民族の浪漫がコンセプトのリゾートホテルです。

客室は、全室に露天風呂と専用庭がある「古の座(このざ)」、3~9階まである「タワー棟」、ペットルームがある「別館フロア」があります。食事は「オホーツクバイキング」「創作フレンチコース」「創作和食」の3タイプ。

ぐうたび元副編集長・いっし~
今回はタワー棟の和洋室とバイキングのプランで宿泊してきました!

館内のおすすめ寛ぎスポット&サービスをご紹介

ラウンジの暖炉

▲薪が焼ける香りとパチパチと爆ぜる音が心地よい空間

幻の民の竪穴住居をヒントにしたしつらえになっている、メインラウンジ「回(かい)」。彫刻家・瀧口政満氏が手掛けたクジラとオオワシのゲートに包まれるようにして、暖炉があるリビングが広がります。

ぐうたび元副編集長・いっし~
大胆な彫刻がいくつも配置された空間。古代民族の出土品をモチーフにした矢尻や釣り針をオブジェに使用するなど、内装から装飾品にいたるまで強いこだわりを感じます

ラウンジのドリンクサービス&バー

ラウンジのフリードリンク

▲この日のドリンクはコーヒーのほかメロンジュース、リンゴ酢、ハスカップジュース

ラウンジでは時間限定でフリードリンクが楽しめます。ラウンジの一角にはラウンジバー「縄文」を併設。ライトアップされた「火焔の塔」のモニュメントを眺めながら、無垢の一枚板でつくられたカウンターバーで大人のひと時を過ごすのもいいですね。

利用時間
【フリードリンクコーナー】
コーヒーやジュースのサービス 14:00~23:00
モーニングコーヒーサービス 6:00~10:00

【ラウンジバー「縄文」】
20:30~23:30(L.O.23:00)

モニュメントと足湯「火焔の塔(かえんのとう)」

足湯

▲足湯につかりながら上を見上げると、天井の高さに思わずため息がこぼれます

北方民族のテントをイメージしたモニュメントの中は足湯になっています。夕刻になると火が焚かれて幻想的な空間に変わるので、夜に行くのがおすすめ!

ぐうたび元副編集長・いっし~
無料で利用でき、タオルも用意されているので手ぶらで行けるのが嬉しい。バイキングレストランの近くにあるので、食事のあとに寄ってみてはどうでしょうか?
足湯の利用時間
6:00~10:00/14:00~24:00

椅子のギャラリー「偶(ぐう)」

椅子のギャラリー

▲写真右手にはスピーカー、左手にはさらに多くの椅子とオブジェが配置されています

椅子職人である宮本茂紀氏のコレクションが並ぶギャラリーです。室内には優雅な音楽が流れています。気に入った椅子を見つけてみて。

ぐうたび元副編集長・いっし~
こちらは朝に寄るのが個人的におすすめ。窓から爽やかな朝の雰囲気を楽しんでください

古代オホーツクの息吹を感じる客室

客室

▲キャビネットの中には風合いの異なる陶器のカップが用意されていました

今回宿泊したのは、オホーツク文様を随所に施したタワー棟の7階和洋室(35㎡~36㎡)。窓からは、呼人の丘の雄大な風景と、その向こうにはかすかに網走湖が見えます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
10月中旬の宿泊だったため、紅葉した木々により黄色に染まった丘と秋空を眺めながら、温かいお茶やコーヒーをいただく素敵な朝の時間を過ごせました

”自分で作る”が楽しいバイキング

レストラン

▲オホーツクバイキングレストラン「COTA」 出典:北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

夕食は約70品のオホーツクバイキング。オホーツクといえば海の幸!殻付きの甘エビ、銀ガレイ、ホタテ、サーモンなどの新鮮な刺し身が並びます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
野菜の美味しさも忘れちゃいけないポイント!野菜のほとんどは「どりーむふぁーむ」の中にある「鶴雅ファーム」で育てられています。鶴雅ファームの野菜は市場に出ることのなく、畑直送ならではの美味しさを味わって

バイキングの醍醐味「自分で選ぶ」「自分でつくる」メニューが多いのが特徴です。そこで、ぜひ食べてほしい夕食・朝食のおすすめメニューをご紹介します!

夕食バイキングのおすすめ①ベジタブルピザ

バイキングのピザコーナー

▲ベジタブルピザの具材コーナー

コロナ禍で中止していた人気メニュー、ベジタブルピザが2021年10月から復活しました!

木製のプレートに生地を乗せ、好きな具材を好きなだけトッピングしたらスタッフさんへ。オープンキッチンの窯で焼いた熱々のピザを食べられます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
生地は薄いトルティーヤで、焼くと香ばしくパリパリした軽い食感に。チーズも盛り放題!私は生地からあふれるくらいに乗せちゃいました

夕食バイキングのおすすめ②洋風モヨロ鍋

モヨロ鍋の具材コーナー

▲魚介の具材はあさり、鱈、ズワイ蟹。とりつくねや豚バラ肉もありました

「モヨロ鍋※1」は魚介類をメインの具材にした網走市のご当地グルメ。好きな具材を入れて、お好みの鍋が作れます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
こちらのモヨロ鍋は、和風・洋風どちらでも食べられるようアレンジされたホテルオリジナル。生きたあさりを使っているので、火を通すとパカッと開きました♪

出汁は、オホーツクの塩と塩麹、女満別温泉のしじみ醤油をベースにした、「呼人倉繁醸造の塩こうじ出汁」「塩こうじ味噌出汁」「担々ごま豆乳出汁」の3種類から選べます。

好きな具材と出汁をお鍋に入れたら、テーブルにセットされている小型コンロで温めて完成!

※1「モヨロ」は網走川河口で発掘された古代遺跡「モヨロ貝塚」に由来。

朝食バイキングのおすすめ①好きな具材で作るお味噌汁

味噌汁の具材コーナー

▲具材はなめこ、じゃがいも、大根、玉ねぎ、豆腐、白菜など約10種類

こちらもコロナ禍で中止していましたが、お客さんからの多くの要望により2022年4月に再開しました。

お味噌汁が入った鍋がIHヒーター付きのテーブルに用意されており、具材コーナーから選んだ好きな具材を入れて自分だけのお味噌汁が作れるんです。

ぐうたび元副編集長・いっし~
ちょっとシブめの味噌汁が飲みたくて私が選んだ具材は「北海道産ふのり」「北海道産とろろ昆布」。あと一つなにか入れたいな~と最後の具材に選んだのは、炙った焦げ目がいかにも美味しそうな「網走 久保さんの揚げ」。生産者さんの名前が見えるとちょっと嬉しい

朝食バイキングのおすすめ②3種の牛乳飲み比べ

北海道産牛乳飲み比べコーナー

▲北海道外から来られた方に特に人気のメニューとのこと

コロナ禍等の理由により行き場の失った生乳を活用しようと、鶴雅グループでは「鶴雅ミルクロード」と題した取組を行っています。

その取組の一つが北海道産牛乳の飲み比べが出来るこちらのコーナーです。用意されていたのは「網走牛乳」「豊富牛乳」「十勝牛乳」の3種類。よーく味わってみてください。それぞれの個性が感じられるはず。

ぐうたび元副編集長・いっし~
利き酒ならぬ「利き牛乳」に挑戦してみるのも面白いかも!

無料の岩盤風呂を完備した「北天 坐忘の湯(ざぼうのゆ)」

大浴場には内湯のほか、露天風呂、サウナ、そして無料で利用できる岩盤風呂があります。

ぐうたび元副編集長・いっし~
岩盤浴だいすき!岩盤浴は1時間くらいで十分とはわかっていても、時間を気にしなくていいというだけで嬉しさが段違いなんですよね~

森に囲まれた野趣あふれる露天風呂

大浴場

▲写真上:露天風呂、左下:大浴場入口、右下:湯上がりラウンジ 出典:北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

森の優しさと大きな岩の荒々しさが共存する露天風呂につかってると、まるで森林浴をしているようにリラックスできます。とろみを感じるお湯は「美肌の湯」といわれているアルカリ性単純泉。

湯上がりは、畳の感触が気持ちいい湯上がりラウンジ「坐忘(ざぼう)」で寛いで。

大浴場について
・利用時間/14:00〜翌9:30(サウナ24:00まで)
※AM1:00~5:00の間はメンテナンス清掃時間
・泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
・効能/神経痛 筋肉痛 疲労回復 冷え性 健康増進など

岩盤浴場「坤(こん)」

岩盤風呂

▲現在は仕切りが設けられています 出典:北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

大浴場の大きな魅力のひとつは、岩盤風呂が無料で利用できること!利用時間内なら何度でも入ることができます。

時間を気にせず満足するまで「仰向け→うつ伏せ→休憩」を繰り返して、心も体もリフレッシュしましょう。

ぐうたび元副編集長・いっし~
温かい床の上で目を閉じていると疲れが吸い取られていくよう。入ったのが深夜0時近かったこともあり、じんわり温まる気持ちよさでちょっと寝ちゃいました(危ない!)
岩盤浴場の利用時間
14:00~24:00

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートに泊まりに行こう

エゾリスが遊びに来る庭

▲エゾリスが遊びに来る庭:エントランスからラウンジに向かう途中にあります

宿泊レポート、いかがでしたか?

食事が美味しく、館内施設も充実しているうえに、ここまでコンセプトにこだわりを感じられるホテルは多くないでしょう。ホテル独自の世界観に身を委ねて、古代オホーツクに思いを馳せる休日を過ごしてみませんか?

※こちらの記事は2022年10月19日現在の情報です。

WRITER/石原 亜由美(ぐうたび北海道 元副編集長)

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