こんにちは、ぐうたび北海道編集部のシーノです。
今回は、日本最北の動物園「旭山動物園」へ行ってきました!
「旭山動物園」は、動物のありのままの行動や生活を見ることができる行動展示が魅力の人気観光スポットです。
前日は「層雲峡 朝陽亭」に宿泊していたので、移動は層雲峡からになります。
(朝陽亭宿泊ブログはこちら)
朝陽亭と姉妹館・朝陽リゾートホテルでは札幌・旭川発着の無料送迎バスが運行しているのですが、冬季期間の旭川便は「旭山動物園」経由となっています(2019年3月31日まで。※2020年1月現在、旭山動物園経由便は運行しておりません。旭川~ホテル直行便となります)。
ホテルを9:30に出発、旭山動物園へは11:10頃に到着。
無料送迎バスで行けるのは、冬道の運転が苦手な方や交通費を節約したい方に嬉しいですね。
ちなみに、旭山動物園15:10発で層雲峡へ向かうこともできます。
泊まってから遊びに行く、遊んでから泊まりに行く、どちらも良いですね。
では、早速、園内に入りましょう!
■目次
東門から動物園観光スタート
層雲峡からの無料送迎バスは「旭山動物園」東門に到着します。
旭山動物園には正門・西門・東門がありますが、東門は園内の一番高い場所に位置しているため、園内全体を見渡すことができます。
この日の気温はマイナス2.5度。
東門にある建物から外に出ると、顔はめ看板などがあります。
こちらで記念撮影しましょう!
まず最初に「もぐもぐタイム」をチェック
旭山動物園観光をするなら「もぐもぐタイム」は必ずチェック!
「もぐもぐタイム」といえば、2018年流行語大賞にもノミネートされたワード。
旭山動物園では、動物たちのお食事タイムなのです。
時間が決まっているので、見逃さないようにご注意を!
その他、こども牧場でのうさぎやモルモットとのふれあいタイムや園内の情報も紹介されています。
ということで、11:45のアザラシのもぐもぐタイムを目指します!
【ゴマフアザラシ】食欲旺盛!上手にキャッチします!
大水槽を悠々と泳ぐゴマフアザラシ。
空中を泳いでいるかのような一瞬も見ることができました。
屋内でゴマフアザラシたちを見ていたら、もぐもぐタイムは外で行われていました!
飼育員さんがゴマフアザラシについて説明をしながらお魚を食べさせています。
ゴマフアザラシたちの視線は飼育員さんの魚を持つ手元と魚が入っているバケツに集中(笑)
何気なく飼育員さんが投げる魚を上手にキャッチして食べていました。
あざらし館では野生環境を再現するために、海の魚を食べて暮らすオジロワシとオオセグロカモメも飼育(共生展示)しているのだとか。
確かに手前にオオセグロカモメが、奥の方にオジロワシがいました。
どちらもケガをしているため、空を飛ぶことはできないそうです。
【ホッキョクグマ】どんどん近づいてきます!
続いて「ほっきょくぐま館」へ移動。
寒さに強いホッキョクグマは雪の上を元気に歩き回っています。
なんと、こんな近くまで寄ってきます!
アザラシの視点からホッキョクグマを観察するドーム型のシールズアイ(カプセル)もあり、より間近に観察することもできます。
【アムールトラ】極寒ロシアの猛獣がカッコイイ!
アムールトラはトラの仲間でもっとも寒い地方に住み、もっとも大きいトラ。
静かに歩いてくるだけでも迫力を感じます。
目の前まで来て私たちの方へ視線を向けた後、スッと行ってしまいました。
カッコイイ!
【4種類のペンギン】赤ちゃんペンギンもいました!
大好きなペンギンです♪
旭山動物園では、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンを飼育。
外では寒いのか首をキュッと曲げて、じっとたたずんでいます。
屋内のペンギンたちは走ったりしていて元気でした。
写真はキングペンギン。
さて、この中に、2018年7月誕生したキングペンギンのヒナがいます!
どの子でしょうか!
もふもふの茶色の羽毛でおおわれいるため、大きさは大人と変わらない?!
みんな立っている中、両手を広げてうつぶせになっているペンギンが!
その姿が妙にカワイイ~♪
そして、この日は見ることができませんでしたが、冬季期間中はペンギンの散歩を見ることができます。
散歩のスタート時間は、観光当日、公式HP等で確認を(3月中旬まで実施予定)
お土産ショップの近くにもペンギン発見!
白いポストが珍しいですね。
このポストに投函すると、期間限定で動物のイラストの記念押印のサービスがあるようです。
【キリン】こんな近くで初めて見ました!
続いて「きりん舎」です。
ゆっくりと歩いてきて、目の前ので雪をぱくり。
まつ毛長っ!
2018年10月にアミメキリンの赤ちゃんが誕生しました。
時間によっては、親子一緒の姿を見ることができます。
午前中に親子の姿を見たのですが、ゴマフアザラシのもぐもぐタイムの時間が迫っていたので写真は撮らなかったのが悔やまれます。
まだまだいます!いろいろな動物たち
プールで散歩するカバ。
水面に顔を出したり、もぐったり、水中のカバを観察できるのは珍しいですね。
こちらはこども牧場のヤギ。
普通に食事しているのかと思ったら、高い位置にも餌がある?!
背伸びして食べる姿にちょっと驚きました(食べづらそう)
※調べてみたところ、ヤギは一度地面に落ちた餌は食べない習性があるそうで、高い位置にある方が餌をこぼさず無駄にならないのだとか。確かに右の写真の方が地面に落ちている量が少ないですね。
寒さに弱いカピパラは室内で過ごしていました(写真左上)
美人なシロフクロウ。メスと若鳥は白地に黒の斑紋があり、オスが真っ白だそう(右上)
意外と寒さも平気そうな、つり橋を歩くレッサーパンダ(左下)
マヌルネコは野生のヤマネコで北海道初上陸!奥の方でじっとしていました(右下)
冬も活動的な動物たちに会いに行きましょう
動物たちがサービスしてくれたのか、思った以上に、近くで見て楽しむことができました。
寒い時期なので屋内にいる動物が多いかと思いきや、屋外で元気に過ごしている動物たちが多数。
今回紹介した動物たちの他にも、まだまだたくさんの動物がいるので、冬の動物園にもぜひ行ってみてください!
観光は暖かい服装で。手袋や帽子など、寒さ対策を忘れずに。
園内は広く、坂もあるので、滑りにくい靴のご用意も。
■「旭山動物園」の情報はこちら