立ち並ぶ蔵をイメージした隠れ温泉宿
「小樽旅亭 藏群(くらむれ)」は居心地抜群!
はっきり言って、ちょっと誤解されている宿だと思う
「藏群」といえば、有名な隠れ宿を数々手がける建築家、
中山眞琴氏の設計による、洗練された芸術的空間の宿、
というイメージが、とくに強く知られています
中山眞琴氏の設計による、洗練された芸術的空間の宿、
というイメージが、とくに強く知られています
それはその通りなのですが、重厚な蔵が立ち並ぶ奇抜な外観や、
各蔵(客室)を回廊がつなぐ形のつくりなどから、
「洗練されすぎていて、はたして自分は落ち着けるのか?」などと
思っている方も多いのではないでしょうか?
各蔵(客室)を回廊がつなぐ形のつくりなどから、
「洗練されすぎていて、はたして自分は落ち着けるのか?」などと
思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな心配は、ご無用
やや意外に感じるくらい、安らかなくつろぎに満ちた、
居心地のいい温泉宿なのです 今回、私が泊まったのは川側和洋室。
やや意外に感じるくらい、安らかなくつろぎに満ちた、
居心地のいい温泉宿なのです 今回、私が泊まったのは川側和洋室。
窓障子をあけると、こんな風景が現れます
全19の客室は内装や調度品、すべて趣の異なる設え
居間と二つの寝室、独立した洗面所とトイレ、
そして温泉の展望風呂があるところは、19室共通です。
落ち着いた空気感や寝具の質感の良さ、
写真から伝わるでしょうか?
写真から伝わるでしょうか?
主人の眞田俊之さんは、どこよりも「居心地のいい宿」にしたいという思いで
デザイナーの中山さんと、全国の宿を泊まり歩いたそうです 「高級品をたくさん使って、どうだと言わんばかりの部屋は疲れる。
人には丁度いい空間があり、どこか懐かしいような、人になじむ感覚が
心地よさにつながるのだと思う。
贅沢は飽きるが、心地よさは飽きない」、と眞田さん 家具や置物は和骨董を中心に、李朝や明朝の家具もあれば、
ガラス製品やファンシーな布製品もあります。 一見バラバラなようでも、どれもまとまって「なじんでいる」ように思うのは
すべて眞田さんが、「心地いいかどうか」という一貫した視点と
ちょっとした遊び心で選んだものだからなのでしょう
デザイナーの中山さんと、全国の宿を泊まり歩いたそうです 「高級品をたくさん使って、どうだと言わんばかりの部屋は疲れる。
人には丁度いい空間があり、どこか懐かしいような、人になじむ感覚が
心地よさにつながるのだと思う。
贅沢は飽きるが、心地よさは飽きない」、と眞田さん 家具や置物は和骨董を中心に、李朝や明朝の家具もあれば、
ガラス製品やファンシーな布製品もあります。 一見バラバラなようでも、どれもまとまって「なじんでいる」ように思うのは
すべて眞田さんが、「心地いいかどうか」という一貫した視点と
ちょっとした遊び心で選んだものだからなのでしょう
美しいカウンターバーからの眺めは、
自然に積もったままの中庭の雪 「日常を忘れて心底くつろいで欲しい」との思いから、
カフェ&バーやお部屋の飲物は、すべて無料 ドリンク代はアルコールも含め、すべて宿泊料金に込み
お金など気にせず、好きなものを、好きな場所で飲めるなんて、
これ、すっっごく、うれしいポイント
自然に積もったままの中庭の雪 「日常を忘れて心底くつろいで欲しい」との思いから、
カフェ&バーやお部屋の飲物は、すべて無料 ドリンク代はアルコールも含め、すべて宿泊料金に込み
お金など気にせず、好きなものを、好きな場所で飲めるなんて、
これ、すっっごく、うれしいポイント
石組みと木の風合いがいい感じの大浴場の露天風呂。
湯上りは、舞い落ちる雪を眺めながら
ほ~~っと、リラックス いつもより、ゆっくりと時が過ぎていきます。
ほ~~っと、リラックス いつもより、ゆっくりと時が過ぎていきます。