よく聞かれるけど、行きつけの「寿司屋」さんなんて
そうそうないですよねそうですよね。
そんな話しをしていたら
「おいらが25年通ってる行きつけがある」というお方が
そのお寿司屋さんに連れて行ってくれる事に。
そちら、先日大阪の北新地で行ってきた
高級寿司屋さんの佇まいに良く似ていましてね。
心の中で「高そう・・」と呟きほくそ笑みました。（やらしいな）
まずグラスの白ワインを頼んで出てきた突出しがこれ。
まぐろの山かけ これ、だーい好き。
中のまぐろが叩いてあって、まぜまぜするととても美味しい。
次は・・・何だと思う？
野菜サラダ！
もう一度言いますけど、ここ、お寿司屋さんです。
当然カニが最高に美味しいわけで。。。
こういうサラダをつまみながら白ワインって一番いいですよね。
一番・・・いや・・・白ワインと一番合うのはやっぱこれか！
焼き牡蠣です。
「ここね、何でも『焼いて！』って言うと焼いてくれるから」
そう言われたので、目の前のガラスケースを指差して
「焼いて！」って言ってみたらちゃんとこれが出てきました。
ありがとうございます。白、もう一杯お願いします。なはーーー。。
で、ついでにもう一回「焼いて！」って隣のガラスケースを指差してみた。
そしたら出てきたのがこれ。
にしんの焼き魚！これがもう・・・美味しいのなんの・・・。
寿司屋のカウンターで、ニシンの焼き魚食べちゃったよぉ。
上等なニシンを上等に焼くと、こんなになっちゃうのねぇ。。。
で、ワインを飲み干しまして。
この日はそんなにお腹を空かせていなかったので
「もうお腹いっぱい」と言ったら、しじみの赤出しが出てきました。
わたし若い頃、東京の彼と一緒に食事をした時
しじみのみそ汁のしじみを食べたら「お里が知れる」とバカにされ
悲しい想いをした話しをすると、優しい大将が
「東京のしじみは小さくて、出汁をとるしかなかったじゃない？
このしじみは大きいから食べてみて。美味しいよ〜」
大将ったら太ったとこ、こんなにたくさんよそってくれちゃって。うふふ。
若かりし頃の悲しい思い出と一緒に、しじみの赤出しを飲みほし・・・いやまてよ。
まだ握り食べてないじゃん！
ちょっと待ってちょっと待って！せめて好物のまぐろの漬けを一貫だけ！
あ〜〜〜〜〜 美味しい。。よかった、間に合って。。。
どんなに満腹でも、まぐろは別腹でございます。
うっかり握りを食べ忘れそうになるという
わがままを聞いてくれる素敵なお寿司屋さんでした。
ご馳走さまでした。。。
