【2泊3日】極寒のアクティビティ!十勝のリゾートを満喫|北海道モデルコース

大自然、絶景、味わい、スノーアクティビティまで、北海道の冬の楽しみはさまざま。十勝の冬はバリエーション豊富な「ここでしかできない体験」が魅力です。

ぐうたびキャラクター・ぐうキチ
とっておきの景色やアクティビティをたっぷり盛り込んだ、2泊3日のコースをご紹介!

2泊3日のコース地図
モデルコース地図

※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。

■目次

【1日目】12:00 占冠村
「星野リゾート トマム」でスノーシューと「アイスヴィレッジ」を楽しむ

星野リゾート トマム アイスヴィレッジのスノーシュー

▲スノーシュー体験は、敷地内と敷地外を歩く2種類を用意

フロントに荷物を預けて、スノーシューハイキングへ!

「星野リゾート トマム」内の宿泊施設は「トマム ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」の2つ。どちらもチェックイン時間は15時からですが、フロントで荷物を預けることができます。

荷物を預けて身軽になったら、さっそくスノーシューで冬の森へ。トマムの敷地外、南富良野の森に出かける「スノーシューハイキング&森カフェ」は、ネイチャーガイドさんの案内のもと冬の森の不思議を教えてもらったり、動物の足跡を探したりしながら、ふかふかやわらかな雪の上を歩く散策メニューです。

雪に覆われた森で温かな飲み物を味わうカフェタイムは最高の気分!ほかにも、トマム敷地内を歩く短時間のスノーシュー体験も用意されています。

夜17時からのお楽しみは、氷や雪でできた11棟のドームが立ち並ぶ氷の街

アイスヴィレッジ

▲毎年、冬の夜にだけ現れる「アイスヴィレッジ」

夕食前後の時間は北海道の寒さを楽しむアイスヴィレッジへ

夜になると現れるのは、氷と雪でできた11棟のドームが立ち並ぶ氷の街です。3.2haの敷地には、「氷のBar」や「氷のアトリエ」などが並びます。

2023年に初登場するのは、「氷のラーメン」。北海道で最多店舗数を有するコンビニチェーン「セイコーマート」とコラボレーションした「氷のセイコーマート」にもご注目!

施設名 星野リゾート トマム 
所在地 占冠村字中トマム
アクセス JR帯広駅から車で約1時間
営業時間
定休日
料金 ■スノーシューハイキング&森カフェ
期間:2023年12月21日〜2024年3月31日 ※営業期間は降雪状況により変動
時間:8:30〜12:00、12:30〜16:00 ※開始時間10分前に集合
所要時間:3時間30分(体験時間は2時間30分)
料金:13歳以上6,500円、7歳〜12歳 5,500円 ※参加条件あり、web予約は500円お得
■アイスヴィレッジ
期間:2023年12月10日〜2024年3月14日(予定)
時間:17:00〜22:00(最終入場21:30)
料金:小学生以上600円 ※トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客は無料
駐車場 あり(無料・1,500台/エリア内)
公式サイト 星野リゾート トマム の公式サイトを見る
問い合わせ先 0167-58-1111(代表電話/9:00〜18:00)

 

星野リゾート トマムで宿泊

星野リゾート トマム

移動時間 車で約45分

【2日目】10:00 新得町
「湯宿くったり温泉 レイク・イン」で本場フィンランドのアヴァント体験

湖の水風呂

▲静まりかえった湖と森の中で味わう、最上級の開放感

サウナ充実の温泉宿で冬だけ体験できる極寒“ととのい体験”「十勝アヴァント」

朝ご飯をしっかり食べて向かうのは、本日の目玉イベント。アヴァントとは、凍った湖に穴を開け、サウナで体を温めた後に湖の冷水でクールダウンするサウナ文化のことです。

湖と森の国、本場フィンランドで親しまれているサウナスタイルを、屈足湖を見渡す「湯宿くったり温泉 レイク・イン」で楽しめるのが「アヴァント屈足湖」。森と湖に囲まれた静かな湖で、本気のサウナ体験に挑戦しましょう。

サウナーは試してみる価値あり!?体調万全で臨みたい真冬の体験

外気浴の様子

▲入浴料やタオル代は料金込み。水着だけはお忘れなく

目の前に広がるのは湖と森だけ。これ以上ない外気浴の開放感!

アヴァント体験ができるのは、湖が結氷する1月中旬〜3月中旬。「湯宿くったり温泉レイク・イン」での事前予約が必要です。企画しているのは、「【北海道・十勝】 十勝サウナ協議会」。

湖横にあるサウナゾーンで温まり、水風呂や外気浴を楽しんだあとは、ホテルの大浴場が利用できます。

サウナパスポートがあるとアヴァントがちょっとお得に!

サウナパスポート

▲十勝サウナ協議会が発行するサウナパスポート(2022年デザイン)

帯広市周辺は北海道サウナブームの激震地。「湯宿くったり温泉 レイク・イン」のアヴァント以外にもいろいろなサウナを楽しんでみたい!そんな人にはサウナパスポートがおすすめ。

サウナパスポート(3500円)は本場フィンランド式「ロウリュ」が楽しめる11施設の中から4施設利用できる日帰り入浴パスポートです。参加施設のフロントでも購入できます。

ちなみに施設によってはサウナパスポート+追加料金が必要になる場合があります。アヴァントはサウナパスポート提示で10%オフに。詳細は十勝サウナ協議会の公式サイトをご確認ください。

施設名 湯宿くったり温泉 レイク・イン内 アヴァント屈足湖
所在地 新得町屈足808番地
アクセス JR帯広駅から車で約55分
営業時間 1月中旬〜3月中旬 ※実施2日前までに要事前予約
午前の部:10:00受付 10:30〜12:00入浴、12:30終了
午後の部:13:00受付 13:30〜15:00入浴、15:30終了
※実施当日の天候条件等によりアヴァントを中止する場合あり。
※実施期間は、湖の氷の状態等により変更の場合あり。
※最小催行人数2名、最大催行人数40名、13歳以上
定休日
料金 ■アヴァント屈足湖
料金:平日 20,000円、土・日・祝 22,000円(各2時間)
※料金は、レイク・インの大浴場利用代、アウトドアサウナ各種利用代・タオル類レンタル料・傷害保険料を含む
駐車場 あり(200台・無料)
公式サイト 湯宿くったり温泉 レイク・インの公式サイトを見る
問い合わせ先 0156-65-2141


移動時間 車で約35分

【2日目】13:30 音更町
「十勝牧場」で白樺並木の雪景色を堪能

白樺並木

▲牧場の敷地内が特別に開放されているので看板の指示に従ってください

運が良ければ霧氷に出合えるかも!?映画のロケ地にもなった白樺並木

十勝牧場の敷地内にある約1.3kmの白樺並木は、北海道の景色そのもの。約70年前に職員が植林した木々が、同じ背丈で並ぶ様子は圧巻の美しさです。

テレビドラマや映画のロケに登場する音更町指定の「美林」で、冬のシャッターチャンスを狙ってみるのはいかがでしょう。牧場施設内は、白樺並木と展望台(冬季閉鎖)だけ解放されているので、立ち入り禁止エリアに入らないようご注意を。

施設名 家畜改良センター 十勝牧場(白樺並木)
所在地 音更町駒場並木8-1
アクセス JR帯広駅から車で約31分
営業時間
定休日
料金
駐車場 あり(8台・無料)
公式サイト 家畜改良センター 十勝牧場の公式サイトを見る
問い合わせ先


移動時間 車で約28分

【2日目】14:30 音更町
「道の駅ガーデンスパ十勝川温泉」で十勝の特産品を見つけよう

道の駅ガーデンスパ十勝川温泉

▲特産品を集めたマルシェのほか、手作り加工体験施設もある

地元特産品や十勝川温泉のモール泉から作る化粧品シリーズも販売

次に訪ねるのは、水着で入れるモール温泉のスパがある道の駅で知られる「道の駅ガーデンスパ 十勝川温泉」。十勝の特産品やモール温泉化粧品が並ぶ「ひなたのマルシェ」をのぞいてお土産を探します。

十勝のカレーパンや温泉まんじゅう、「十勝野フロマージュ」のジェラート、ピザや中札内村の銘柄鶏「中札内田舎どり」のからあげなど、テイクアウトできるショップも見逃せません。

家族やグループが一緒に楽しめる、冬でも温かなモール温泉のスパ

外湯

▲水着着用で入れるので、家族やカップルで楽しめます

月に1日だけ!金曜日の夕方からは、スパの外湯が冬でも遊べる子ども天国に

モール温泉のスパ「スパコハク」では、毎月1回、特定の金曜日に「キッズ夜更しフライデー」を開催。

モール温泉に浸かりながら巨大フロートや浮き輪で遊べるので夕方から外湯がにぎわう子ども向けのイベントです。ご家族連れの方は公式サイトの開催予告を要チェック♪

施設名 道の駅ガーデンスパ十勝川温泉
所在地 音更町十勝川温泉北14丁目1
アクセス JR帯広駅から車で約12分
営業時間 11月~4月:9:00~19:00 ※イベント開催時は〜21:00
5月~10月:月曜〜木曜 9:00~19:00、金〜日・祝 9:00~21:00
※スパコハクは最終受付1時間前
※飲食店は各店営業時間が異なります
定休日 11月~4月:毎週火曜
5月~10月:毎月第2火曜、8月は第4火曜
料金 スパ入場料 13歳以上1,500円、4〜12歳600円、3歳以下無料
駐車場 あり(93台・無料)
公式サイト 道の駅ガーデンスパ十勝川温泉の公式サイトを見る
問い合わせ先 0155-46-2447

 

十勝川温泉で宿泊

十勝川温泉

移動時間 車で約48分

【3日目】7:00 豊頃町
太陽の光に輝く「ジュエリーアイス」を激写しに大津海岸へ

ジュエリーアイス

▲海岸に打ち上げられたジュエリーアイス(撮影:岸本日出雄)

ジュエリーアイスはのぞき込むように撮影するのがおすすめ

ジュエリーアイスとは、河口から流れ出た十勝川の氷が豊頃町の大津海岸に打ち上げられたもののこと。凍った真水が砂浜に点在し、太陽の光に照らされると、宝石のように輝くことから名付けられました。

例年1月中旬から3月上旬にかけて見られますが、おすすめは厳冬期の2月。氷が砕けて海へ流されるのは潮の満ち引きが関係しており、干潮の差が大きくなる大潮の後や海が荒れた後などに発生する確率が高くなるそうです。自然現象なので、見られるかどうかは運次第。

真冬の早朝は、想像以上の寒さ。防寒対策はしっかりと

ジュエリーハウス

▲トイレもある休憩施設「ジュエリーハウス」

早起きすれば、氷越しに朝日が透ける絶景に出合えるかも

マイナス20℃を超えることもある豊頃町の朝。しっかりと重ね着をして、肌の露出を避ける防寒対策が必要です。また、カメラやスマホを持参して撮影に行く際は、寒さによるバッテリーの消耗にもご注意を。

また、2024年1月中旬〜3月上旬は、24時間開放されているトイレや、ジュエリーアイスの写真展示がある休憩施設「ジュエリーハウス」が開館しています。

施設名 ジュエリーアイス・ジュエリーハウス
所在地 十勝川河口 大津海岸
アクセス JR帯広駅から車で約1時間
営業時間 ■休憩所
7:00〜15:00 ※トイレは24時間利用可
定休日 開館期間外は閉館
料金
駐車場 あり(100台・無料)
公式サイト 豊頃町観光協会の公式サイトを見る
問い合わせ先 015-574-2216(豊頃町観光協会)


移動時間 車で約25分

【3日目】8:30 豊頃町
推定樹齢は約150年。雪原にぽつんと佇む「はるにれの木」を撮影

はるにれの木

▲葉が落ちても枝振りが美しい「はるにれの木」©Hisashi Urashima

2本の木が寄り添うように枝を広げる、豊頃町のシンボルツリー

旧利別川河口にある豊頃町のシンボルツリーとして親しまれている「はるにれの木」。季節によって表情を変えますが、冬の雪原にぽつりと立って輝く様子は神々しくすらあります。冬の朝は真っ白な霧氷に覆われることも。

写真を撮影する際は、堤防に立ちはるにれの木に向かって右奥から撮影するのが木の形がきれいに見えるのでおすすめです。周囲は牧草地なので、堤防以外には立ち入らないように撮影しましょう。

施設名 はるにれの木
所在地 豊頃町幌岡
アクセス JR帯広駅から車で約42分
営業時間
定休日
料金
駐車場 あり(10台・無料)
公式サイト 豊頃町観光サイトを見る
問い合わせ先 015-574-2216(豊頃町観光協会)


移動時間 車で約3分

【3日目】9:00 豊頃町
町内外からファンが訪れる「朝日堂」のアメリカンドーナツを購入

アメリカンドーナツ

▲生クリームたっぷりのドーナツなのに軽い味わいにびっくり

買ったらすぐに食べたい!豊頃町名物のアメリカンドーナツ

豊頃町を訪ねたら外せないのが、1948年に創業した「朝日堂」のアメリカンドーナツです。ふんわりさっくり揚がったドーナツ生地にたっぷり入っているのは、あんやカボチャあん、カスタード、生クリーム。

あん系はしっかり固めのドーナツ、クリーム系はふわふわのドーナツとの組み合わせで食感もよく、どれも油っぽさがない軽い味わいなので、想像以上にパクパク食べられます。

施設名 朝日堂(あさひどう)
所在地 豊頃町茂岩本町30
アクセス JR帯広駅から車で約40分
営業時間 9:00〜20:00 ※なくなり次第終了
定休日 月曜、火曜、(祝日の場合営業)、月に1回月曜〜木曜休
料金 お店へお問い合わせください
駐車場 あり(3台・無料)
公式サイト
問い合わせ先 015-574-2402


移動時間 車で約38分

【3日目】11:00 帯広市
朝から出かけて冷えた体を「ひまわり温泉 森の郷」で温める

露天風呂

▲植物性有機物をたっぷり含んだ琥珀色のモール泉

天然モール泉とセルフロウリュ可能なサウナで体の芯から温まる

昼間から日帰り入浴できるのが、こちらの温泉です。「ひまわり温泉 森の郷」は、美人の湯として知られる植物性のモール温泉をかけ流し。アルカリ性の温泉なので、肌がしっとりツルツルになるやわらかな湯が特徴です。

電気風呂、泡風呂、テレビ付き露天風呂、サウナがあるので、はしごしながら温まればじんわり体の冷えがとれていきます。

施設名 ひまわり温泉 森の郷
所在地 帯広市西11条南32丁目7-2
アクセス JR帯広駅から車で約9分
営業時間 11:00〜23:00 ※土・日は23:30まで
定休日 なし
料金 日帰り入浴 大人490円、学生350円(要学生証提示)、小学生150円、幼児80円
駐車場 あり(30台・無料)
公式サイト ひまわり温泉 森の郷の公式サイトを見る
問い合わせ先 0155-48-4238


移動時間 車で約2分

【3日目】12:30 帯広市
“ますやパン”で愛される満寿屋商店の旗艦店「麦音」へ

麦音店内

▲店内からはパンを製造している様子も見える

地元産のペレットを使う石窯で焼き上げた十勝産小麦100%のパン

地元内外から愛され「ますやパン」の呼び名で親しまれている満寿屋商店。1950年から続く満寿屋商店のフラッグシップショップである「麦音」には、十勝産を100%使用したパン生地と、十勝産食材をふんだんに使ったパンが常時100種類も並びます。

石窯で焼いたピザ、揚げたてのカレーパン、焼きたてパンは、生地そのものを噛みしめるほどに香りと甘さが広がるおいしさ。

焼きたてをその場で。雪景色を眺めるイートインスペースを併設

冬の庭

▲敷地面積は11,000㎡。雪景色に十勝らしい大空が映えます

お昼ごはんは、カフェスペースでいただく焼きたてパン

店内には、購入したパンをその場で食べられるカフェスペースが併設されており、冬は一面に広がる雪景色を眺めながら暖かな場所で焼きたてパンがいただけます。

雪景色の下に隠れているのは、広い庭と小麦畑。単独ベーカリーとして日本一の敷地面積を誇る敷地では、地元高校生と一緒に「ハルユタカ」や「ゆめちから」などの小麦を育てているそう。

施設名 麦音(むぎおと)
所在地 帯広市稲田町南8線西16-43
アクセス JR帯広駅から車で約9分
営業時間 6:55〜19:00
定休日 年末年始
料金 公式サイトを参照
駐車場 あり(120台・無料)
公式サイト 麦音の公式サイトを見る
問い合わせ先 0155-67-4659


GOAL!

スポンサーリンク
スポンサーリンク