グランドブリッセンホテル定山渓が2021年7月に新築オープン!

ロビー

こんにちは、ぐうたび北海道 編集長 前野未来です。
今年7月1日(木)定山渓に新築オープンした「グランドブリッセンホテル定山渓」に行ってきました。
元々は「グランドホテル瑞苑」だった同ホテルですが、改装ではなく、完全にゼロからの建て直し。ピカピカの新築オープンです!

ホテル外観

7階建ての全68室で新築オープン!(2021年8月撮影)

大きな窓一面に広がる渓谷美!開放感あふれる景観が魅力

ラウンジ

オープンして一ヶ月、たくさんのお花が飾られています

ホテルに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのがこの景色。大きな窓いっぱいに広がる爽快な緑と青空が気持ちい~い!

ラウンジ

1F ライブラリー・茶室

エントランスを抜け、BARを通り過ぎた先には自由に寛げるライブラリーがあります。たくさんの本が置いてあり、つい長居をしてしまいそう。
中央にはなんと金箔貼りの茶室があって、不定期でお茶会を開催するそうです。今だけ特別に無料貸切を行っていて、お茶会のセットを持参してくる方もいらっしゃるのだとか。
(気になる方はホテルへお問合せ下さいね)

露天風呂では爽快に広がる緑と、浴槽を満たすたっぷりの湯量を満喫

露天風呂

特別に許可を頂き、誰もいない時間に撮影しました

まずは地下1F大浴場へ。温泉は無色透明、無臭のナトリウム塩化物泉。「熱の湯」とも言われる、体の奥からじんわりと温まるお湯で、肌がしっとりと吸い付くように潤います。露天風呂はこの先の階段を降りた場所にもあり、奥には寝湯スペースも。

展望風呂付きのお部屋に泊まる方もぜひお忘れなく入ってみてください♪お部屋のお風呂とはまた違う開放感が味わえます。

虫の音と滴るお湯の音、一面の緑に囲まれた開放的な大浴場。入口から露天風呂までぐるりと撮影した様子がコチラ!

渓谷を眺めながらゆったり。心を満たす優雅なひととき

展望風呂付きツイン

610号室。客室はすべて渓谷に面しています

お部屋は温泉展望風呂付ツインルーム42㎡。シックな内装に、かわいいソファがふたつ。温泉は常に循環していて冷めることはなく、入りたいタイミングでいつでもすぐに入れます。
写真ではお茶を飲んでいますが、この直後、同行した編集部のakoさんと売店にビールを買いに行ってカンパイ♪この景色を眺めながらの一杯は格別!

人と環境に優しいホテルを目指して。未来へつなぐ取り組み

サステナブル

じっくりアメニティを選ぶakoさん。館内は全て抗菌加工済み

ビールを買いに行ったついでに、アメニティ選びを。
お部屋にはアメニティがありません。チェックイン時にエコバックをもらって、売店のコーナーから必要な分だけ自分で選ぶスタイルなんです。化粧水などの基礎化粧品やフェイスパックは2種類ずつ用意されていて、選ぶのが楽しい♪

さらに、グランドブリッセンホテル定山渓では、お部屋案内やレストランのドリンクメニューにタブレットを採用し、ペーパーレス化を図っています。
これは、『自然に寄り添い、人と環境にやさしいホテル』を目指す取り組みのひとつ。館内はすべて、空気浄化能力を持つ光触媒コーティングを施していて、これには抗ウィルス・抗菌にも効果があります。さらに、温泉熱源をロードヒーティングや暖房熱源などに利用することで温室効果ガス排出抑制にも貢献。

ホテルはこれらを「小さなこと」として掲げていますが、未来を造る素晴らしい取り組みですよね。宿泊することで協力できているようで、嬉しいです。

厳選した十勝ハーブ牛に、高級魚キンキ、シマアジなど絶品づくしのコース料理

夕食レストラン

一番早い時間17:30に夕食スタート。目の前の緑が気持ちいいです

夕食は渓谷を眺めるレストランで。わたしたちは3人で個室に通して頂きました。テーブル奥に見えているタブレットでビールを注文して、準備万端。いただきます!

お造り

カスベの煮凝りと、お造り2種盛合せは高級魚シマアジとマグロ

本州では高級魚として出回っていて、北海道ではめずらしいシマアジ。脂がのって美味しい!マグロもいいさしが入っていますよ。
カスベの煮凝りには夏野菜のジュレと金粉が飾られ、さっぱりとして夏にぴったりの前菜。これはこの後のお料理にも期待しちゃいます~!

シュウマイ

焼売二種セイロ蒸し 紅酢添え(2人分)

ぷりぷりの大きなエビ!紅しょうがが入った「紅酢」はショウガの風味と酸味がバランスよくていいアクセントです。

キンキ

キンキ彩り野菜 雲丹あんかけ

ふっくらと揚がったキンキに、ウニ入りの餡かけが贅沢!えのきの旨みに雲丹の風味、野菜のしゃきっとした食感が程よく合って、とても繊細で上品な味。おいしい。幸せです~。

ローストビーフ

十勝ハーブ牛 ローストビーフ

本日の主役、十勝ハーブ牛リブロースのローストビーフが登場です。えええ、大きい!美味しそう~!!
料理長「どのくらいお切りしますか?」
わたし&ako「多めでお願いします!」

上質な十勝ハーブ牛は、社長が厳選したこだわりの一品。付け合わせには、山わさびやコーンなど、夏らしい北海道食材が添えられていて、最後に濃厚なソースをかけていただきます。柔らか~い!赤ワインが進みますね。

2~3時間かけてじっくり焼き上げるという十勝ハーブ牛。柔らかさが伝わってきます。ぜひ動画でもご覧下さい♪

いくらごはん

いくら丼としじみ赤出汁、香の物

〆のごはんはいくら丼を。ローストビーフといくら丼が一度の食事に並ぶなんて、なんという贅沢でしょう。
コースは和食と中華、そしてローストビーフが味わえるという、いいトコどりのメニュー構成。最後のデザートのパンナコッタは、その名前も「夢のつづき」。たしかに夢のようなコラボメニューでした。ず~っと見ていたいおいしい夢。たっぷり満喫させていただきました。

今回は夏メニューの一例。十勝ハーブ牛の特製ローストビーフはそのままに、春夏秋冬でお品書きは変わるそうですよ。

朝は手の込んだ和食御膳とサラダやスイーツビュッフェを

朝食は和食御膳

朝食も夕食と同じレストラン、同じ席で

朝食は和食御膳です。ごはんやお味噌汁、サラダ、スイーツは自分で取りに行くビュッフェスタイル。ごはんは白米とお粥、さらに「雑穀米もご用意できますよ」とスタッフさんが声をかけてくれました。ふっくら焼き上がったお魚に、香ばしい黒豆納豆、ちりめん山椒もごはんがすすみます!
料理長は以前、センチュリーロイヤルホテルで腕を磨いた方とのこと。美味しい料理の数々に納得です。

ここグランドブリッセンホテル定山渓は、自然環境を配慮することで未来をつないでいく、新しい形の先進的なホテルです。自分たちの行動はいつか自分に、そして未来に返ってくる。そんなことを考えさせられる滞在でした。ぜひ「新しいホテルのかたち」を体験してみて下さい!

 

WRITER/ぐうたび編集長 前野 未来

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