【宿泊レポート】無料サービスがすごい!ゆらく草庵は全室温泉付き|定山渓

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こんにちは!ぐうたび編集部のいっし~です。

今回は2023年2月にグランドオープンした「定山渓 ゆらく草庵」へ泊まってきました!

何と言っても一番の特徴は全室に天然温泉風呂を完備していること。日本人の心にグッとくる“和”へのこだわりが随所に感じられる宿でした。

この記事を書いたぐうたび編集スタッフ

ぐうたび副編集長・いっし~
WRITER/石原 亜由美(ぐうたび北海道副編集長)

宿設計のコンセプトは、千利休が完成させたという「草庵茶室(そうあんちゃしつ)」。きらびやかな「書院風茶室」とは対象的に、素朴な材料で造られた茶室のことだそう。このコンセプトを知ってから行くとより濃厚な時間を過ごせますよ!

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施設名 定山渓 ゆらく草庵
所在地 札幌市南区定山渓温泉東3丁目228-1
アクセス JR札幌駅よりバスで約60~70分、「定山渓神社前」下車 徒歩5分
【無料送迎サービス】
お迎え:札幌駅北口発 14:30 → ゆらく草庵
お送り:ゆらく草庵発 10:30 → 札幌駅
※3日前までに電話にて要予約/定員あり
駐車場 あり(無料:立体駐車場 約60台、平面駐車場 7台)
問い合わせ先 011-595-2489

 

五感で“和”を感じる、茶室がコンセプトの温泉宿

和風の宿というと、どこを思い浮かべますか?おそらくこの「ゆらく草庵」は北海道にあるどの和風の宿のタイプにも当てはまらないと思います。

それは、限りなく「日本家屋」っぽいから。

ロビーラウンジ

▲チェックインフロント前のロビーラウンジ

日本家屋の特徴である天井の低さも取り入れるこだわりよう。あえて空間を広く見せないようにしているんだとか。

ぐうたび副編集長・いっし~
入口で靴を脱いでからは、一部板張りがあるもののエレベーターの中まで畳なんです!足に優しいこの感触。い草の匂いも強くなくて、優しく調和しています

いざ、五感で“和”を体験できるホテル「ゆらく草庵」へ。

本格的なお抹茶がいただける茶室「遊楽庵」

フロントでチェックインを済ませて振り返ると……

茶室

▲椅子に座っていただく茶室なので、足がつらくなる心配がありません

本物の茶室がある!先程も茶室がコンセプトとお伝えしましたが、さすが、実物もあるんですね。

茶道体験

▲気軽に日本文化に触れられる楽しい時間。これは思い出に残りますね

この日お茶を立ててくれたのは、気さくな北野朋恵(きたのともえ)さん。楽しくお話をしながら丁寧に作法を教えてくれるので、堅苦しくなく抹茶を楽しめます。

暑い日に、すっきりと苦く冷たい抹茶を飲んでいると、自分の中に眠る和の心を思い出すようです。

ぐうたび副編集長・いっし~
温かい抹茶と冷たい抹茶が選べます。茶室は不定期開催なので体験できたらラッキー!

色浴衣でさらに和の雰囲気を満喫

浴衣の無料貸し出し

▲男性、女性、お子様用の浴衣がそれぞれ揃っています ※21時まで利用可

フロント横には色浴衣の無料貸し出しを行っている「浴衣処 桜風」があります。

客室に用意されている館内着の作務衣も気持ちいい着心地でしたが、ほとんどの人が色浴衣を着ていました。人気ですね。

模様や色が違う帯と浴衣をいろいろな組み合わせで楽しめます。浴衣を着ると「温泉に来たー!」という気持ちになりますよね。

※色浴衣は数量限定の先着順です。

選ぶのが楽しいお茶バイキング

一階で気になる場所がもう一つ。ラウンジに無料のドリンクは置いてありますが、それとは別にお茶に特化したバイキングコーナーがありました。

お茶バイキング

▲茶葉のコーナーの向かいにはテーブル席がありこの場で飲むことができます

「出汁の茶」「梅ほうじ茶」「黒烏龍茶」「加賀棒茶」「ルイボスティー」など、お茶の種類が豊富で選ぶのが楽しい!

すべてティーバッグなのでお手軽に飲めるのもいいですね。

イベント名 利用可能時間
お茶バイキング 15:00~19:00
おしのぎ(お漬物などの軽食提供) 8:00~19:00

 

茶室のような雰囲気で天然温泉風呂を楽しむ

チェックインを済ませたら和の趣を随所に凝らした廊下を抜け、荷物を置きに客室へ向かいます。本日泊まる客室はこちら。

客室

▲眺めは渓谷側と国道側があります ※選べません

「ハリウッドツイン【天然温泉客室風呂付】」です。まさに「茶室」といった雰囲気ですね。

引き出しの中には南部鉄器のお茶セットが入っていました(写真右下)。先程紹介したお茶バイキングからティーバッグを持ってきて、お部屋の茶器で飲むこともできます。

ヒバの木の浴槽で定山渓温泉を満喫

入り口から入ってまっすぐの突き当りに客室風呂があります。お風呂は明るい内に景色を眺めながら入るのが好き♪

なので、到着早々に客室風呂を満喫しちゃいます。

客室風呂

▲浴槽は抗菌・殺菌作用が高いヒバ材

ほのかな木の香りに包まれながら温泉につかるリラックスのひと時。

客室に着いたときは浴槽は空の状態。給湯スイッチを押せばいつでも張りたての新鮮な温泉が楽しめます。贅沢!

ぐうたび副編集長・いっし~
給湯口の横には加水用の蛇口がついていますが、高温が特徴である定山渓の温泉を楽しむため、あえて熱めではいるのがホテルおすすめの楽しみ方

床が畳!ドライサウナ完備の大浴場「岩蕗の湯」

お風呂は温泉客室風呂で十分?いえいえ。「ゆらく草庵」に泊まったらぜひ館内の湯巡りを楽しんでほしい!

露天風呂

▲大浴場の露天風呂(提供:ゆらく草庵公式サイト

内湯の大きなヒノキ風呂や露天風呂以外に岩風呂、瞑想湯、打たせ湯、露天壷湯と浴槽が豊富です。

茶室のデザインをそのまま投影したという、この大浴場。惜しいことにこれが写真では全然伝わらない!なので、実際に行って目で、鼻で、肌で感じてほしいです。

大浴場の床も畳なのにびっくり!冬でも冷たくないし、滑り止めにもなるので安心して歩けます。

ぐうたび副編集長・いっし~
系列のドーミーインの代名詞、カラカラの高温ドライサウナは健在です。サウナは96℃、水風呂はチラーを使用して12℃に保っているのでかなりの温度差が楽しめました!40℃のミストサウナもあります
大浴場「岩蕗の湯」 詳細
利用可能時間 15:00~27:00、翌5:00~10:00
泉質 ナトリウム塩化物泉(中性低張性 高温水)

 

無料で入れる4種類の貸切風呂で贅沢なプライベートな湯浴みタイム

さらに大浴場とは別に、無料しかも予約なしで利用できる貸切風呂が4種類もあるんです!

貸切風呂は専用の出入口から行ける離れのような建物内にあり、掲示板で利用状況を確認して誰も使っていなければいつでも、何回でも利用できます。太っ腹ですよね~。

4種の無料貸切風呂

▲それぞれに脱衣所を完備しています

貸切風呂はヒバ風呂の「静 せい」 (左上)、陶器風呂の「悠 ゆう 」(右上)、岩風呂の「寂 じゃく 」(左下)、ヒノキ風呂の「閑 かん」(右下) 。

自然の音に耳を澄ませながら、温泉とじっくり向き合うひと時を楽しめます。

貸切風呂 詳細
利用可能時間 15:00~翌10:00
泉質 ナトリウム塩化物泉(中性低張性 高温水)

 

温泉からあがったらぜひ「湯上がり処 然」へ。こちらにはうれしい湯上がりサービスがあるんです♪時間によって内容が変わり、夜は湯上がりアイス、朝は湯上がりドリンクになります。

ぐうたび副編集長・いっし~
無料サービスがあると温泉に入るのが余計に楽しくなる!
無料サービス 詳細
アイスキャンディー 22:00~25:00
湯上がりドリンク 5:00~10:00

シメが面白い!夕食は肉も魚もたっぷりの会席料理

お風呂がありすぎて全然入りきれない!とりあえずお腹が空いてしかたないので夕食をいただきに「食事処 行雲」へ向かいます。

席は渓谷側のカウンター、お座敷、それに半個室、完全個室のタイプがあります。今回は撮影があるため完全個室でいただくことになりました。

お造り

▲鉢に入っているのはウニ!

夕食は会席料理です。食前酒、前菜、お造りと続きます。マグロの赤身、味が濃くておいしかった~!

しゃぶしゃぶ

▲下段には野菜がたっぷり。具材は珍しい「おかひじき」や「いも餅」も

メインはしゃぶしゃぶ!牛すね肉のコラーゲンでできたボールをお湯に溶かし、しゃぶしゃぶした肉をポン酢やピリ辛ごまダレでいただきます。

ぐうたび副編集長・いっし~
お肉やわらか……
湯けむり焼き

▲蒸したてをいただく「ゆらく草庵 湯けむり焼き」

二つ目のメイン料理は蒸し料理。この日の素材はキンキとソイでした。

強い肴のあとの留め肴では3種類の小鉢から選べるサービスがありました。しかもおかわりも可能です。

ぐうたび副編集長・いっし~
3種類全部食べてもいいと言われたので、お言葉に甘えて全種類食べちゃいました

シメはカレーに穴子飯!?

選べるご飯メニュー

▲左:北海道らしく生のホッキが乗った「ゆらく草庵オリジナルカレー」、右:「北海穴子飯」

会席料理のデザートの手前にある「食事」といえばご飯と留め碗、香の物が定番ですよね。

ですが、白米だけでないのがゆらく草庵の面白いところ。ゆめぴりかの白米以外にオリジナルのカレーと穴子飯も選べるんです。

ぐうたび副編集長・いっし~
「食事」にカレーって初めて!もちろん頼みましたよ、気になりますもの

カレーはご飯が少なめでシメにちょうどいい量。キリッとスパイシーなルーは和風の出汁が感じられて、餡のようなゆるいテイストです。

しゃぶしゃぶのように自分で仕上げる料理や好きなメニューを選ぶ要素があるので、すごく楽しい食事でした!ごちそうさまでした。

※こちらの料理メニューの提供は2023年8月31日まで。メインのしゃぶしゃぶと蒸し料理は固定ですが、素材が変わります。

出汁トッピングで味変できる夜鳴きそば

一日の最後のお楽しみ。夜食の夜鳴きそばを食べに「湯上がり処 然」へ。夕食の量が程よいので、おいしく食べられそう!

夜鳴きそばは系列のドーミーイン・ラビスタではおなじみですよね。ですが、宿ごとに個性があるのは知っていますか?

夜鳴きそば

▲スープの味が濃いので、出汁多めで!この深夜の背徳感がたまらない

「ゆらく草庵」の夜鳴きそばは、けっこう濃いめの醤油味。チャーシューがとろとろ~!ホタテとカニの出汁をトッピングできるのも特徴です。

ぐうたび副編集長・いっし~
時間限定のサービスなのでお見逃しなく!
夜鳴きそば 詳細
利用可能時間 22:00~23:00

 

湯葉が絶品!焼き直した熱々の魚で白米を頬張る朝食

おはようございます。朝の爽やかな雰囲気で大浴場の露天風呂を満喫して、ばっちり朝風呂を済ませたら朝食会場へ。

朝食は和食膳です。

朝食

▲この他に「朝の友」として温泉玉子、焼き海苔、松前漬け、黒豆納豆が好きなだけ食べられます

小鉢も蒸したての野菜(写真右下)もあって、健康的なメニューですよね。

焼き魚はテーブルの簡易コンロで温め直し、熱々にして北海道産ゆめぴりかと一緒にいただきます。

ぐうたび副編集長・いっし~
豆腐料理の「汲み上げ湯葉 べっこう餡」が濃い大豆の味に、ザキザキと心地よい歯ごたえですっごくおいしかった!ごちそうさまでした。

ゆらく草庵に泊まりに行こう!

「ゆらく草庵」の宿泊レポート、いかがでしたでしょうか。

滞在がもっと楽しくなる無料サービスが充実していました。全部体験しようと思っても時間が全然足りない!

特に体験してほしいのは、茶室のお抹茶、お茶バイキング、4種の貸切風呂、それに夜鳴きそば。

ぐうたび副編集長・いっし~
ロビー、レストラン、大浴場のBGMと香りを、四季によって変えているのもこだわり。落ち着くアコースティックギターの音楽は「ゆらく草庵」のためだけに札幌のシンガーソングライターに作曲してもらった曲なんだそうです!

今度の休みは、心安らぐ和の空間が広がる「ゆらく草庵」へ泊まりに行きませんか?

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WRITER/石原 亜由美(ぐうたび北海道副編集長)

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