【2泊3日】紅葉を追いかける秋の道北・道東ドライブ |北海道モデルコース

道北・道東モデルコース

きのこが特産の温泉宿や日本酒の蔵、ロープウェイから眺める黒岳の紅葉。

峠の絶景やアーチ橋をめぐるアクティビティに十勝ならではの絶景まで、道北・道東を巡るコースには北海道の秋を象徴するお楽しみが凝縮しています。歩きやすい靴で出発しましょう!

2泊3日のコース地図

モデルコースMAP 秋道北道東周遊

※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。

イチョウ

【1日目】11:00 愛別町
「特産きのこ料理と天然温泉の宿 湯元 協和温泉」で入浴&ランチ

天然温泉の宿 湯元 協和温泉

▲寝湯やサウナもある大浴場。フェイスタオルの販売も

きのこ料理と単純二酸化炭素冷鉱泉が名物の温泉宿

最初に目指すのは、山道を進んだ先にある静かな温泉宿。愛別町特産のきのこと、二酸化炭素が溶け込んだ単純二酸化炭素冷鉱泉が名物のこの宿は日帰り入浴が可能です。

湯に浸かると肌に気泡がつき、飲泉を口に含むとシュワッとした感覚に驚くはず!昭和を感じる八角柱の洗い場やタイル貼りの内装も、ほっと気持ちを穏やかにしてくれます。

 入浴後のお楽しみは秋の味覚。愛別町特産のきのこ料理

天然温泉の宿 湯元 協和温泉 料理

▲きのこピリ辛丼800円

愛別産きのこがたっぷり。ヘルシーでおいしいランチを味わう

昼間の入浴でホカホカ体が温まると、そろそろお腹が空いてくる頃……。

日帰り利用できる食堂には、地元特産のきのこ料理が揃います。おすすめは、豚肉と愛別産の香り豊かな舞茸、椎茸、エノキを甘辛く炒めたきのこピリ辛丼。宿泊すれば「きのこフルコース」がいただけますよ。

施設名 特産きのこ料理と天然温泉の宿 湯元 協和温泉
所在地 愛別町協和143-3
アクセス JR愛別駅から車で約10分
営業時間 日帰り入浴 7:00〜22:00
食堂 10:00〜19:00頃
定休日 なし
料金 日帰り入浴料/大人600円、1歳〜小学生300円、1歳未満無料
駐車場 あり(40台・無料)
公式サイト 協和温泉の公式サイトを見る
問い合わせ先 01658-6-5815


移動時間 車で約28分

【1日目】13:00 上川町
「上川大雪酒GiftShop」で上川エリアでしか入手できない日本酒探し

上川大雪酒造Gift Shop

▲定番の日本酒からショップ限定品までが揃う「上川大雪酒造Gift Shop」

酒蔵直営のギフトショップで、日本酒や酒器などのお土産を購入

日本で一番最初に紅葉の便りが届く大雪山系へ向かう際に寄り道したいのは、上川の天然水と北海道産の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」で、昔ながらの伝統的な手法で純米酒だけを醸造している上川町の上川大雪酒造緑丘蔵です。

酒蔵に隣接するGiftShopでは日本酒や仕込み水、酒蔵の酒粕でつくるあまざけを無料で試すことができます。

紅葉シーズンは、しっとりまろみのある味わいの「秋熟」の酒に出合えるかもしれません。

季節限定の日本酒が続々登場。四季を感じる日本酒蔵

上川大雪緑丘蔵 プリン

▲純米大吟醸の香りとチョコレートソースが好相性。酒粕プリン490円

春は桜ラベル、夏は柑橘系の酸味が爽やかな夏酒や辛口酒、冬は初搾りがお目見え

上川管内限定販売の「神川」や大吟醸酒粕プリン、「上川大雪酒造Gift Shop」でのみ販売されている数量限定の生酒などにご注目を。

上川町の生乳から作る「KAMIKAWA KITCHEN」のチーズなど、町内でしか手に入らない商品も揃います。

新酒の季節にだけ登場する、寒造りで低温発酵させた「氷晶にごり」はリピーター多数。

施設名 上川大雪酒造GiftShop
所在地 上川町旭町25番地1
アクセス JR上川駅より車で約4分
営業時間 夏季10:00〜16:00、冬季10:00〜15:00
定休日 不定休
駐車場 あり(8台・無料)
公式サイト 上川大雪酒造の公式サイトを見る
問い合わせ先 01658-7-7380


移動時間 車で約22分

【1日目】14:00 上川町
「層雲峡黒岳ロープウェイ」とリフトを乗り継いで黒岳の7合目へ

層雲峡黒岳ロープウェイ

▲層雲峡黒岳ロープウェイ周辺の紅葉は、例年9月上旬から10月中旬が見頃

積雪期以外は地上1mほどの高さに調整されるリフトで秋の森を進む

8月下旬から山頂付近の紅葉が始まり、日本で一番早く紅葉の便りが届く山として知られる層雲峡黒岳。

山の色づきは標高の高い部分から少しずつ山麓へと降りてくるので、紅葉を楽しめる期間が長いことも魅力です。

山麓駅舎からロープウェイに7分乗って5合目へ。さらに15分ほどリフトに乗れば、見渡すかぎりの大自然が広がる、標高1520mの黒岳7合目に到着します。

 2024年は7合目の展望台にのんびりできる「Yogibo」が登場

層雲峡黒岳ロープウェイ ヨギボー

▲Yogibo(ヨギボー)は無料で利用可

澄んだ山の空気と広葉樹と針葉樹が織りなす色鮮やかな紅葉を堪能

秋の黒岳からは、大雪山系の連なる山並みが一面に色づく、大パノラマの紅葉が見渡せます。

黄色や赤、橙色、常緑の緑や峡谷の岩肌の茶色、晴れた日は空の青色と、澄んだ空気の中で鮮やかな天然色が混ざり合う様子は圧巻の美しさ!

施設名 層雲峡黒岳ロープウェイ
所在地 上川町層雲峡
アクセス JR旭川駅から車で1時間10分
営業時間 <2024年>
6月1日~9月30日 6:00~18:00
10月1日~10月15日 6:00~17:00
10月16日~11月30日 8:00~16:30
12月1日~12月31日 8:00~16:00
<2025年>
1月1日~1月3日 8:00~16:00
1月4日~3月7日 整備運休
定休日 2025年1月4日〜3月7日 整備運休
料金 ロープウェイ往復 中学生以上2600円、小学生1300円、片道 中学生以上1500円、小学生750円、未就学児無料
駐車場 あり(60台・無料)
公式サイト 層雲峡黒岳ロープウェイの公式サイトを見る
問い合わせ先 01658-5-3031


移動時間 車で約31分

層雲峡温泉泊

イチョウ

【2日目】12:00 上士幌町
国道273号を走り黄色に色づく「三国峠」の大樹海をドライブ

三国峠

▲緑深橋から見た紅葉の松見大橋

紅葉した大樹海の中を走る爽快感!秋の紅葉絶景ドライブへ

三国峠の国道は、道内で最も高い標高1139mに位置。峠付近に架かる全長330mの松見大橋からは、眼下に広がる深い森の紅葉が見られます。

トドマツやエゾマツ、シラカバ、ダケカンバなどが織りなすカラフルな森と、ゆるいカーブを描く国道とのコントラストは息をのむほどの美しさ。紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月上旬です。

施設名 三国峠
所在地 上士幌街三股番外地
アクセス JR旭川駅から車で約1時間48分
営業時間
定休日
駐車場 あり(32台・無料)
公式サイト
問い合わせ先 01564-7-7272(上士幌町観光協会)


移動時間 車で約30分

【2日目】12:30 糠平町
「ひがし大雪自然ガイドセンター」のアーチ橋めぐりツアーに参加

旧国鉄士幌線幌加駅跡

▲プラットホームと線路が残る 旧国鉄士幌線幌加駅跡

 山に残る鉄道遺構に昔の賑わいを思う、秋のタイムトラベル

「ひがし大雪自然ガイドセンター」主催の「晩秋のアーチ橋ツアー」に参加するため、集合場所のぬかびら文化ホールを目指します。

タウシュベツ川橋梁をはじめ、旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋が数多く残る糠平湖エリア。タウシュベツ橋は糠平湖の水位上昇に伴ってGWから夏にかけて沈んでしまいますが「晩秋のアーチ橋ツアー」なら、専門ガイドさんと共に車で移動しながらその他のアーチ橋めぐりが楽しめます。

約2キロほどの散策も清々しい季節。10月初旬は、旧国鉄士幌線のアーチ橋梁群と紅葉が織りなす絶景が楽しめます。

糠平湖周辺の山が色づく紅葉のピークは例年10月1週目

 第五音更川橋梁

▲ 第五音更川橋梁。糠平湖周辺には14の橋が残っている

木々の落葉とともに、葉に隠れていたコンクリート橋が全貌を現す

紅葉が終わっても、アーチ橋めぐりの楽しみは続きます。葉っぱが散ちるとアーチ橋の全貌が現れるため、鉄道遺構・産業遺構としてじっくりと見学できるんです。

自然に還っていく線路跡を辿ると、山を切り開いた先人たちの苦労や情熱が伝わってくるように感じられます。

施設名 旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー(ひがし大雪自然ガイドセンター)
所在地 上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3糠平温泉文化ホール内
アクセス JR帯広駅から車で約1時間9分
営業時間
定休日
料金 旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー(要予約・定員12名)
9:00~11:30、14:00〜16:30の1日2回実施
※10月からは9:00~11:30、13:00~15:30
参加費 大人4500円 小学生3000円 
集合場所・時間 ぬかびら文化ホール(開始10分前までに集合)
※詳しくは公式HPを参照
駐車場 あり(7台・無料)
公式サイト ひがし大雪自然ガイドセンターの公式サイトを見る
問い合わせ先 01564-4-2261


移動時間 車で約2分

糠平温泉泊

イチョウ

【3日目】10:30 上士幌町
日本一広い公共牧場内にある「ナイタイテラス」でランチ

ナイタイ高原テラス

▲ナイタイテラスは全面ガラス張り。秋は牧場の草が黄色に染まります

 標高800mの高原牧場から眺める景色は北海道そのもの

ナイタイ高原は、日本一広い総面積1700haの公共牧場。運が良ければ草を食む牛と広大な牧場ののどかな風景が楽しめます。

標高800mにある展望テラス「ナイタイテラス」では、ここでしか味わうことができないメニューが盛りだくさん!テラス近くに併設しているアーチオブジェの前は記念撮影おすすめのスポットです。

絶景カフェでランチ!「十勝ハーブ牛のローストビーフ丼」がおすすめ

ナイタイ高原テラス 十勝ハーブ牛のローストビーフ丼

▲十勝ハーブ牛のローストビーフ丼 1220円(税込) (提供時間:10:00〜16:00)

館内飲食メニューはテイクアウトもOK

十勝平野を眺めながら展望カフェのメニューが味わえるのも、ナイタイテラスのお楽しみ。

銘柄牛「ナイタイ和牛」を使用したメニューや、道の駅かみしほろオリジナル商品「上士幌フレッシュミルク」を使用した「うしソフト」はここでしか味わうことができない逸品です!

施設名 ナイタイテラス
所在地 上士幌町音更128-5
アクセス JR帯広駅から車で約1時間10分
営業時間 4月末~10月末
・牧場入口ゲート開放時間 7:00~18:00(6~9月は7:00~19:00)
・ナイタイテラス営業時間 9:00〜17:00
定休日 期間中無休(天候により変更あり)
駐車場 あり(83台・無料)
公式サイト ナイタイテラスの公式サイトを見る
問い合わせ先 090-3398-5049


GOAL!

イチョウ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
道北・道東モデルコース