はじめての一人旅におすすめ♪女性専用の温泉宿|翠蝶館

こんにちは!ぐうたび編集部副編集長のいっし~です。今回は13歳以上の大人女性のためだけの宿「翠蝶館」へ泊まってきました。

女性が本当にくつろげる宿づくりを」をコンセプトに、一人旅、母娘旅、女子友旅、グループ旅行…どのようなシーンでの宿泊でも、それぞれが過ごしやすい宿を目指しているお宿です。

ぐうたび元副編集長・いっし~
平日は一人旅で訪れる人がなんと半分以上の日も!どうしてこんなにも一人旅に人気の宿なのでしょう?実際に泊まってその魅力を体験してきました

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アジアのリゾートを思わせるロビーでチェックイン

ロビー

▲写真左のテーブルでチェックインの手続き

館内に足を踏み入れた瞬間、真っ先に感じたのはお香のよい香り!館内は土足厳禁なのでスリッパに履き替えます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
外出する時はフロントスタッフさんに声をかけると靴を持ってきてくれます。ちょっとしたお姫様気分

チェックインの際には、アメニティや無料で利用できる貸切風呂、グループ施設「定山渓第一寶亭留 翠山亭」の湯巡りなどについて説明してくれます。

部屋に荷物を置いたら、まずはアメニティ選びへ行ってみました。

プチ贅沢♪選べる高級ブランドのアメニティ

アメニティ

▲これらはテスターなので、香りを確かめたり、実際に使ったりしても大丈夫

無料のサービスとして、高級アメニティ4種から好きなブランドのアメニティを一式で貰えます。

実は、部屋にも1泊には十分すぎるサイズの「オムニサンス」のアメニティが置いてあるんですよ。でも、さらに貰えちゃうんです!

ぐうたび元副編集長・いっし~
この時のラインナップは「ロクシタン」「スンダリ」「オムニサンス」「ミキモト」。ソープ系だったり、スキンケア系だったり、それぞれ内容が違うのでこれまた迷う!

貸切風呂・貸切岩盤風呂・貸切スペースの利用が無料!

貸切風呂と岩盤風呂

▲左:貸切風呂、右:貸切岩盤風呂(提供:翠山亭)

予約さえできれば、貸切風呂、貸切岩盤風呂、貸切スペース「じゆうなじかん」を無料で1回利用できると聞いてびっくり!

貸切風呂は檜風呂で、しかも源泉100%かけ流しです。

ぐうたび元副編集長・いっし~
大浴場を利用できない・したくない時があるから、貸切風呂を無料で使えるのはすごく嬉しい!有料だと躊躇しちゃう時がありますもんね

貸切スペース「じゆうなじかん」には、YogiboクッションやYou Tubeなどが見られる大画面プロジェクター、マッサージチェア、バランスボールなどが用意されていました。予約時間であれば好きに出入りできるので、気軽に利用してみて。

シックな「和」の色合いで統一された客室

客室

▲館内着がピンクや青じゃなく、モノトーンというのがお洒落ですよね。羽織のフォルムもかわいい♡

今回泊まった客室は36㎡のツインルーム。ベッド二つに、椅子、ソファと配置されていても空間にまだまだ余裕があり、ゆったり過ごせました。

お風呂へ行く時はバスタオルを持参する必要がありますが、大きめのカゴバッグが用意されているので、着替えやアメニティ、愛用のお風呂グッズも持ち運びやすくてGOOD!

17時までのラウンジサービスは充実したスイーツ&スパークリングワイン

ラウンジ

▲ある人は一人で、ある人は友達と、それぞれの時間が流れる落ち着いたラウンジ

夕食までの時間はラウンジで過ごすことにしました。ラウンジでは、17時まではお菓子&オーガニックのスパークリングワイン、21時~22時はお菓子&サングリア・梅酒などが楽しめます。

昼のラウンジサービス

▲あるだけ全種類盛っちゃいました!コーヒーは終日飲み放題です

この日のお菓子は、定山渓のスイーツ店「坂ノ上の最中」のパティシエ手作りスイーツ。さらに、料理長特製の野菜チップスもあったので、甘党でも辛党でも楽しめる内容でした。

ぐうたび元副編集長・いっし~
本当に種類がいっぱい。おいしいスイーツがたくさんあるのに、夕食のために我慢しなければならないジレンマ…!

「やさしい和食」がコンセプトのフリードリンク付きコース料理

さぁ、ラウンジサービスの誘惑を振り切って、夕食の時間です。

夕食の飲み物は珍しいフリードリンク制!サッポロ黒ラベル、オリジナルジンジャーサワー、果実酒、日本酒、ワイン、ソフトドリンクなどメニュー表にある飲み物を好きなだけ飲めちゃいます!

前菜

「まごわやさしい」という言葉をご存知でしょうか?

日本の伝統的な食材の頭文字を合わせた言葉で、まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも、を取り入れた料理は健康によいとされています。

前菜

▲盛り付けの「美」と健康的な食材が融合した前菜

最初の一皿、前菜はすべての料理に「まごわやさしい」食材が盛り込まれています。

「帆立の燻製とササギ豆」「柿の胡麻酢掛け」「ヤングコーンの海苔巻」「南瓜スープ」「秋刀魚のレモン〆」「ミニトマト チーズ射込」「栗擬き」などなど。どれも素材の味が感じられる上品な味付けです。

強肴

強肴

▲十勝牛ロースはレアな火加減。玉ねぎのソースでいただきます

強肴は「十勝牛ロースと鰈のバター焼き」。薄味のメニューが多い中での十勝牛ロースということで、肉のどっしりとした旨味が舌から伝わってきます。鰈もバターの香りがよく、ふんわりとした焼き上がり。

繊細な味付けに舌鼓

お造りとデザート

▲左:平目のお造り、右:デザートのモンブラン&「雨ノ日と雪ノ日」のジェラート&梨

特徴的だと感じたのは、テーブルに調味料が置かれていないこと。写真左のお造りに乗っているのは泡状になった醤油なんですよ。しっかりと塩味を感じるけれど「醤油味」にならない、絶妙な加減です。

体にやさしい食材を美味しく、やさしい味付けで食べてほしい、というホテルのこだわりを感じました。

ぐうたび元副編集長・いっし~
ホテルや旅館のご飯って食べきれないほど出てきますよね。でも、食べきらないともったいない、と思っていると純粋に食事を楽しめなくなりがち。こちらの食事は全て食べても腹9分目までいかないくらいで、ちょうどよかったです

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風情ある露天風呂で源泉3本のブレンド湯を満喫

いつもなら夕食後はお腹いっぱいでしばらく食休みが必要ですが、夕食の量がちょうどよかったので食後15分くらいでお風呂へ行くことにしました。

冬の露天風呂

▲これからの季節は雪見の露天風呂も楽しみです(提供:翠山亭)

大浴場は内湯が2つに、露天風呂が1つ、加えてミストサウナを完備しています。温泉はデトックス効果や冷え症改善が期待できるナトリウム塩化物泉で、第一寶亭留グループで所有している3本の源泉を贅沢にブレンドした湯が楽しめます。

露天風呂は無骨な岩風呂で、趣深かったです。泊まったのが初冬だったことも関係あるのか、ぬるめの湯温で、ずーっと入っていられそうな気持ちよさでした。

ぐうたび元副編集長・いっし~
徒歩3分くらいの距離にある翠山亭のお風呂も無料で利用できます。シャトルバスが1時間に2本運行しているので、雪や雨のときも行きやすいですよ。湯巡りで温泉を思いっきり満喫する旅もいいですよね

一面の絨毯が気持ちよい 2階「ごろごろスペース」

翠蝶館には2階にもラウンジがあり、大小のくぼみがまるで秘密基地にいるような気分になれます。ここが一番のお気に入り、というお客様も多いのだそう。

ごろごろスペース

▲湯上りに寄る人が多いとのこと。雑誌もいっぱいで時間を忘れて寛いじゃいそうです

種類豊富なハーブティも無料でいただけるので、寝る前に寄るにはぴったりのスポットです。こちらのスペースの奥にはボードゲームが用意されている席もあり、お泊まり会の夜みたいに、ついつい夜更かししちゃいそう。

ぐうたび元副編集長・いっし~
スペースの隣にはエステルームがあります。気兼ねない雰囲気なので、初めてのホテルエステ体験にもおすすめです

夜も豪華!21時からのラウンジサービス

ごろごろスペースで雑誌を読んでいたら、寝る前にちょっとお酒が飲みたいな~、という気分に。21時~22時も夜のラウンジサービスをやっていると聞いていたので、部屋に戻りがてら寄ってみることにしました。

時間も時間だし、ちょこっと摘める程度のものがあれば、という考えだったのですが…

夜のラウンジサービス

▲アーモンドミルクのムースが特に絶品♪

えー!お菓子の内容が昼間と全部違う!夜もスイーツがいっぱいです。またまた「坂ノ上の最中」のパティシエ手作りの「クリームぜんざい」に「アーモンドミルクのムース」、甘納豆にナッツまで…。お酒もサングリアと梅酒が用意されていました。

ぐうたび元副編集長・いっし~
甘いもので甘いお酒を飲むのが好きな私には夢のような湯上り&晩酌タイム。もしや夕食がちょうどよい量なのはこのため?ほろよいで、ぐっすり眠れそう~

オレンジジュースもあったので、お酒が飲める人も飲めない人も、それぞれの夜の時間を楽しんで。

朝もバランスよく♪おにぎりと野菜やフルーツで健康的な朝を

朝食のメインは、契約農家のおいしいお米で作った「おにぎり」。席についてから作ってくれるので、握りたてをいただけます。

具材が選べるメインのおにぎり

朝食のおにぎり

▲高菜のおにぎりは海苔の代わりに高菜が巻かれています。もちろん中にも高菜がぎっしり!

1つは固定の具材ですが、もう一つは「梅とおかか」「ツナわさび」「チーズ鰹」など8種類の具材から選べます。人気なのは「玉子黄身醤油漬け」「北寄と紫蘇のバター焼き」「たらこと高菜漬け」だそう。

サラダやフルーツはハーフビュッフェスタイルで

朝食のハーフビュッフェ

▲フルーツは種類豊富で、ドラゴンフルーツまでありました

ハーフビュッフェのメニューは、蒸した長期熟成倶知安じゃが「五四〇」、サラダ、フルーツ、ヨーグルト。食欲をそそる色とりどりの食材を前に、あれもこれもと手が伸びます。

おいしい朝食を食べた後は、11時のチェックアウトまでお部屋やラウンジでまったり。本を読んだり、おしゃべりしたり、お客様が自分の時間を伸び伸びと過ごしているのが印象的な滞在でした。

【速報】2023年春に食事処をリニューアル予定!

リニューアル後のレストランイメージ

リニューアル後のレストランイメージ(提供:翠蝶館)

実は、レストランを来年の春頃にリニューアル予定だそうです!食事処としての機能だけでなく、どの時間でもカフェのように過ごせるラウンジ機能を備えた空間へ生まれ変わります。

開放的な雰囲気の中で、一人旅や母娘旅、友人同士など、さまざまなシーンで居心地の良さを感じられる造りを構想中です。完成が楽しみですね!

一人旅大歓迎♪翠蝶館に泊まりに行こう

以上、翠蝶館の宿泊レポートでした。

リニューアル後には、私も今度は一人旅で、予定を詰め込まず、のんびりと泊まってみたいなと思っています。次はエステも利用したいな。

ぐうたび元副編集長・いっし~
通常はかなり割高になってしまう1名料金が抑えめなのも魅力のひとつ!一人旅をしてみたいと思っている女性には特におすすめですよ♪

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WRITER/石原 亜由美(ぐうたび北海道 元副編集長)

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