音威子府(おといねっぷ)の名物「黒いそば」を食べたあとは
木遊館の木工体験で「木皿」の制作に挑戦!
「きたいっしょモニターツアー」ブログ・第5弾
私たちは音威子府村の「砂澤ビッキ記念館」をあとにして
高橋知事認定の碑もある「北海道命名の地」へ
北海道で1番小さな村が、「北海道命名の地」だというのも
なんだかおもしろい
幕末の探検家・松浦武四郎が天塩川流域の調査の帰路、
音威子府村筬島(おさしま)で野営した際にアイヌ集落の古老から
「カイ」は「この国に生まれたもの」という意味を教わったのがきっかけで、
「北海道」の基となる「北加伊道」を発想したとのこと。
そのあとは、いよいよ昼食へ。
楽しみにしていた「音威子府そば」
音威子府といえば、名物・黒い蕎麦で人気の「一路食堂」
蕎麦がらも挽くから黒いし香りもいい、との噂ですが
この黒さの理由は企業秘密。残念
でも風味豊かでおいしいお蕎麦
お土産はコレに決めた生そばをたっぷり購入
さて、昼食の後は「木遊館」で木工体験
この村には「おといねっぷ美術工芸高等学校」もあって、
全国各地から芸術家の卵が集まっています。
その高校の卒業生や先生が集い、いろいろ教えてもくれるのが
「木遊館」。木工設備が整っていて、基本的には自由に使わせてくれます。
中には長期で通ってテーブルセットを作っていく人もいるとか。
スゴイ施設です
今日は、木のお皿を作るゾ
丸く刳り抜いた板の底をノミを使って削り取り、
自分の好きな厚みや曲線にしていきます。
割れないように、慎重に
トンカントンカン、筋肉痛になるかも~
先生のOKが出たら、次は機械にかけて
表面をこすって滑らかにします。
最後は手で紙やすりをかけて、なんと食用のオリーブオイルを
しみこませて、ヤッター、完成 2時間ほどの楽しい作業でした
こうしてみると、なかなか本格的なんじゃない
手前が私で、奥がおかみさんのお皿。
杢目も厚さもまったく違って、味わい深い出来上がり
この「きたいっしょエリア」はアート体験がいっぱい
しかも気軽にトライできるものばかり。
旅先でアートするって、楽しいワ思い出も形になるしね
森先生、ありがとう~
体験後、もう一軒、お蕎麦を試食
音威子府産そば粉(キタワセ)100%使用の
食事処「咲来」(さっくる)
「咲来」はこの地域の名前で、100%地元産にこだわり
そばの栽培から製粉まで手がけている「咲来そば」。
上品な甘さがひきたち、風味がまったく違います
手作りのようかんも美味しかった~。疲れがとれる~。
このようかんもお土産に
今夜は温泉泊まり。源泉100%かけ流しの「天塩川温泉」
老舗の良湯をゆったり堪能し、おかみさんと
お風呂前、お風呂あと、食事前、寝る前、何回もカンパイをして(笑)、
この日はぐっすり、眠ったのでした~
次のブログは、中川町へ。キノコ狩りとクビナガリュウです