北海道で1番、小さな村「音威子府(おといねっぷ)」へ。
「砂澤ビッキ記念館」は世界に誇れる必見スポットだと思う!
「きたいっしょモニターツアー」ブログ・第4弾
![「きたいっしょモニターツアー」北海道で1番小さな村、音威子府](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103101-thumb-500x331-57666.jpg)
北海道で1番小さな村、音威子府へやって来ました。
この村に移り住み、廃校になった校舎をアトリエにして
意欲的に創作活動をしていたのが「砂澤ビッキ」です
そのアトリエや作品群が
エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」
となって現存されています。
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103102-thumb-500x331-57668.jpg)
ココは「砂澤ビッキ記念館」の「風の回廊」。
彼がココで制作した木彫り作品が数多く展示されています。
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」動き出しそうな伊勢エビ](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103103-thumb-500x376-57670.jpg)
動き出しそうな伊勢海老
実際にヒゲや関節がしなやかに動きます。
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」生き生きとした鮭](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103104-thumb-500x331-57672.jpg)
生き生きとした鮭。これもヒレや尻尾がなめらかに動きます
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」オトイネップタワー](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103105-thumb-500x331-57674.jpg)
実際に、音威子府駅前にあった「オトイネップタワー」
(トーテムポール)。この展示では、木はやがて風化して
土に還ることを表現しているのだそうです
木から魂を彫り出し、風を刻んだといわれるモダンアートの彫刻家、
砂澤ビッキ。旭川駅のギャラリーにも作品があります。
札幌国際芸術祭でも、彼の作品が展示されていましたね。
今まで、道内各地でビッキの作品には出会っていたものの
モダンアートへの苦手意識もあって、正直なところ、
これがそんなに芸術的なのかなあ、という印象でした
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」作品の数々](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103106-thumb-500x331-57680.jpg)
でも、この記念館はスゴイ
空間全体に、魂を揺さぶられる力強さがあります
ビッキの息遣いがそこかしこに残っていて、
ほとばしる創作意欲や鬼気迫る情熱が感じとれるだけでなく、
自然への賛美やこの土地への愛着、
生活に密着した茶目っ気までもが作品にあふれています
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」体験型の作品](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103107-thumb-270x407-57676.jpg)
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」体験型の作品](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103108-thumb-270x407-57678.jpg)
この木の枝は自由に抜いて、
好きに刺し込んでいいんですって
アイヌ文様にも似た「ビッキ文様」のオリジナルな美しさ。
芸術家のひらめきと想像力がそのまま形になった
「午前3時の部屋」と名付けられた不思議な空間と作品たち。
ただただ、感動です
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」廃校となった小学校](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103109-thumb-500x331-57682.jpg)
昔、小学校だった形跡がそのまんま残っている一角。
![エコミュージアムおさしまセンター「砂澤ビッキ記念館」内の「INAI INAI BAR」(いないいないばあ)](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103110-thumb-500x331-57684.jpg)
珈琲を飲んで休むことができる、こんな素敵な一角も
![ススキノにあったバー 「INAI INAI BAR」(いないいないばあ)を移設](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103111-thumb-500x331-57686.jpg)
これは、ビッキが装飾を手掛けたススキノにあったバー
「INAI INAI BAR」(いないいないばあ)を移設したものなんですって
大人気だった伝説の1号店が焼失。そのあと、
だいぶ時間が経過して再開した2号店は時代の波に乗れず
オーナーがすぐに閉めたのだとか。
その2号店がココに来たそうです。
![「INAI INAI BAR」(いないいないばあ)の小物もビッキの作品](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103112-thumb-500x331-57688.jpg)
店名もロゴマークも愛くるしいけど、
小物達も全てビッキの作品。この可愛らしさは、
きっと楽しんで作っていたんだろうなあ
こんなにも素晴らしく芸術的な空間に出会えるなんて
訪れる価値・大。 驚きです
![砂澤ビッキが愛した音威子府の、のどかな自然も感じ取れる空間](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/editor_images/assets_c/2014/11/2014103113-thumb-500x331-57690.jpg)
ビッキが愛した音威子府の、のどかな自然も感じ取れる空間
ぜひ1度、足を運んでみてください
次のブログでは、音威子府町の黒い名物そばを紹介します!