■目次
浦河町(うらかわちょう)はこんなところ
日高山脈を背に太平洋に面した自然豊かな浦河町。夏は真夏日がないほど涼しく、冬は積雪が少なく穏やかで、移住先や長期旅行先として人気が高いまちです。
老舗いちご農家「うらかわ菅農園」に注目!
昭和39年創業、現在ビニールハウスは38棟あり、そのうち夏いちご6割、冬いちご4割を栽培しています。6月、7月のピーク時は、アルバイトも含め30人ほどのスタッフで運営する、浦河町を代表するいちご農家です。今や知名度が高くなった、浦河町のいちご栽培も、最初はたった4軒の農家さんでスタート。その中の一軒であり、まさに老舗農家さんの一人です。
2014年に夏いちご「すずあかね」の生産量日本一を達成した浦河町。「日本一で終わらない」、次世代の育成や産地としての競争力をあげるためには、たゆまない進歩のための取り組みが必要。「夏いちご日本一」の称号を、みんなで守っていかなければならないという使命感を持ち、挑戦を続けています。
菅 正輝さんに聞きました!
いつからいちご農家に携わりましたか?
北海道でなぜ冬いちごを栽培しようと思ったのですか?
寒さに弱いいちごを、冬の北海道でも力を入れて生産しようと思ったのには息子さんの一言があったそうです。
『息子から「パパのいちご酸っぱい」と言われてしまい、一口食べたときに感動するようないちごを作りたい!子供に自慢できるような仕事をしたい!と強く思ったんです。』
生産量だけでなく、品質にこだわったいちごを作りたいという気持ちで、現在では「かおり野」「恋みのり」「やよいひめ」「桃薫」「おいCベリー」の5種類もの冬いちごを栽培しています。
いちご農家さんの一年はどのように過ぎていくのでしょう?
冬いちごは12月中旬から収穫が始まり、1~6月頃まで出荷作業があるそう。他にも、ハウスの手入れや、果肉を使った製品に使用するピューレなどの材料作りなど必要な作業は山ほど。1年中美味しいいちごが食べられることに感謝ですね!
仕事でやりがいを感じることは?
生産量日本一になった 夏いちご「すずあかね」に注目!
「すずあかね」はどんないちご?
いちご作りで一番大切なことは何ですか?
秋になると気温が低くなり、糖度は10度程度ですが酸味が気にならないいちごが出来るそうです。いちご栽培は気温がポイントなんですね。
大変なことはありますか?
季節ごとのケアがあるからこそ、どのシーズンにも自慢のいちごが出来上がるのですね。
一年中いちごの作業に追われているので、休みが少ないことが何よりも大変そうですよね。
おすすめ返礼品
【令和5年1月より発送】毎月いちごが届くお楽しみ定期便(6ヵ月)
令和5年1月~6月までの6ヵ月間、種類の違う生いちごが毎月届く定期便です。
冬いちご「かおり野」「恋みのり」「やよいひめ」「桃薫(とうくん)」「おいCベリー」と夏いちご「すずあかね」をお届けします。
菅さんイチオシの食べ方は?
食べる際はやはり生食で召し上がっていただきたい!生食の場合は冷蔵庫で冷やさず、常温で食べると甘さを感じることができますよ。届いたらフレッシュなうちに、是非早めに食べてください。
浦河町のここが好き!
『のどかな町だなと。大都市からは距離があり不利ですが、いちご農家を絶やしてはいけないと考えています。』
いちごを栽培するにはほかの地域より恵まれているとも教えていただきました。ケーキなど加工用として浦河産の夏いちごの評価が高く、有名な製菓メーカーやケーキ店などでも使われているそうですよ。
浦河町の冷涼な気候で栽培した、美味しい「いちご」を是非味わってください。
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