こんにちは、ぐうたび副編集長の木村です。
相変わらず全道各地を走り回っている私。
すっかりブログはサボっておりますが、
実は先日、
巷で話題の「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきました!
じゃん!
昨年8月にオープンしたばかりの「エプイ」は、今年、初めての冬を迎えます。
今回は、静寂が広がる大沼の森で過ごした2日間を紹介してみたいと思います。
宿の紹介の前に、
チェックインまで少し時間があったので、
大沼周辺を少しだけ観光してきました。
「エプイ」までは函館から車で約40分、JRなら約30分。
JR大沼公園駅の真裏にあって、駅からも徒歩約5分なので、JR旅にもオススメです。
冬の大沼といえば、氷上のワカサギ釣り。
ここもJR大沼公園駅から徒歩5分くらいの場所。
実は私、昨年も大沼に来ていてワカサギ釣りやってます。
1時間で3匹と惨敗しましたが・・・、時間と場所を選べば、結構釣れます。
用具レンタルと餌が付いて1600円(詳しくはこちら)
大沼に行ったら外せないお店といえば、コチラ。
明治38年創業。折にぎっちりと詰まったひと口サイズのだんごは
いつ食べても飽きない味。
買ったのその日に食べるのがお約束ですよ!
JR大沼公園駅から北へ10分ほど歩けば、
オオハクチョウとカモが集まる一角「白鳥台セバット」があります。
この日もオオハクチョウが羽を休めてのんびりと佇んでます。
多少、近づいても大丈夫。
いつみても美しい「駒ケ岳」の稜線。
この風景を見るだけでも気持ちが高ぶります。
大沼から見た様子が馬がいなないている姿に似ていることから
「駒ケ岳」と名付けられたとか。
周辺には乗馬体験ができる施設も多数ありますよ。
さて、大沼観光を楽しんだところで、
いよいよチェックイン。
宿泊したのは1月18日。
大沼エリアはこの日も深い雪に覆われています。
エプイ入り口周辺もこんな感じ。
白と黒を基調としたエプイの外観の窓から溢れるオレンジ色の明かりが、
いかにも雪国らしい温かさを感じます。
入り口の扉をくぐり抜けると白黒の世界が一転。
臙脂色の壁や天井、瀟洒なシャンデリアが
一気に気分を盛り上げてくれます。
「エプイ」はアイヌ語で「木の花がいっぱい咲く森」という意味があるそうです。
ロビーから左右に配置された宿泊棟は、左がherbサイド、右がberryサイドと名付けられています。
廊下には植物のスケッチが飾られています。
私が宿泊したのは右側のberry。
部屋の名前はmulberry(クワ)。
部屋の様子はというと・・・・・・
ここは入り口の扉を開けてすぐの寝室。
ベッドの周りのスペースもたっぷりあって、
ソファーとテーブル、ロッキングチェアがあって、
これだけでも私的には十分な広さ。
今回泊まるのは「スパリビング付きツインルーム」といって、
寝室とは別に、一度外に出たところにある「離れ」がある部屋。
専用のサンダルを履いてデッキスペースを抜けると・・・
バスルーム付きのリビングへと続きます。
ここには大型プロジェクターがあって、大画面で映像を楽しむことができます。
実はここに来る前に、函館の蔦屋書店に寄って本を購入し、DVDもレンタルしてきてある。
函館蔦屋書店は東京の代官山にある店舗と同じで、
広大なスペースにテーマごとに本やDVDが並べられているので、
探し歩くだけでも楽しいのでオススメですよ。
離れのスパリビングにはワインセラーもあります。
レストランで提供しているワインと同じですね。
夜はコレを飲りながら、映画を観よう!
ここが離れのリビングとひと続きになったスパルーム。
3面がガラス張りになっていて開放感があります。
浴槽は足を伸ばしても十分な広さ。
風呂上がりはガウンを羽織ってここに座って本を読もうかな。
とりあえず、寝室に戻り、
部屋に届けられたウエルカムスイーツを
寝室のふかふかソファに座っていただいた私。
地元産の牛乳を使った甘いミルクプリンの上に
ハーブの香りのする爽やかなゼリーが乗った2層構造のスイーツです。
甘いスイーツを食べて少し落ち着いてきたところで、
すこし外を散歩してみました。
ロビーを抜けてバーラウンジの奥に、
大沼の森へ出る出口があります。
長く続いているでデッキを歩くと、
湖面が結氷して真っ白になった小沼の景色を独り占め。
シーンと静まり返った景色に、
時折、通り過ぎるガタンガタンという電車の音も心地いい。
春になるとここにソファが設置されるそうです。
こちらはレストランに併設したベーカリー。
道産小麦100%にこだわった焼きたてのパンです。
私は夜の食事のおつまみにと、バゲットを1本購入。
お店の方にお願いして、3切れほどスライスしてもらいました。
さて、夜のお楽しみの準備は完了。
エプイの夜はまだまだ続きます。