ぐうたび北海道 編集長の前野未来です。
神秘の湖、支笏湖でリゾート感あふれる外観がひときわ目を引く「しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌」。今日はあいにく小雨が降る曇天ですが、でもそれがむしろ湖畔の宿で過ごすのにはしっくりきているなと感じる、そんな気分でやってまいりました。
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湖畔に佇むリゾート!広々ゆったりとした造りが贅沢
![外観](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/1ef3ddeff6b0d1d2f8bdb1fb58087827.jpg)
53室しかないとは思えないゆったりと贅沢な造り
エントランスから、くぐりぬけた先には爽快な緑とテラス席。右へ向かうと宿泊棟、左にはレストランがあります。宿泊棟へ通路を進むと、鶴雅グループで多く作品が飾られる瀧口 政満氏の彫刻がお迎えしてくれます。
瀧口氏の作品は、あかん遊久の里 鶴雅にある「木彫りギャラリー」で多くの作品を目にしてから、すっかりファンです。しなやかな曲線と、動物の鋭い力強さ。底知れぬパワーと命の輝きにぐっと引き込まれます。
![アテンド](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2178.jpg)
長田さんのかわいい声に癒され中
さて、今日泊まるお部屋です。ソファへ座るよう促されて館内の説明を聞きます。
スタッフの長田さんを隠し撮りしながら、浮ついている私の耳に入ってきたのは、「ルームサービスの生ビール」と「お夜食」のふたつ。
前野「え、お部屋に持ってきてくれるんですか?」
長田さん「はい、お電話でご注文頂ければ生ビールをお届けできます。お夜食はラウンジでもお部屋でも大丈夫ですよ」
前野「それは・・・最高ですね。」
![客室](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/8f91105a019eebe531947acb9e85c2b1.jpg)
とにかく広い!ここを二人で使えるなんて信じられない
お部屋は露天風呂付和洋室。中央に琉球畳を敷いた寛ぎの空間です。露天風呂付のテラスが14㎡、お部屋スペースが63㎡で、あわせて77㎡とゆとりの広さ。
はい、もちろん生ビールを注文しております。温泉に浸かりながら・・・とも迷ったけど、湯船に落としたら大惨事だし、何よりもう服を脱ぐのも我慢できず(笑)、テラスでいただきまーす!
※生ビールは有料です。
![客室露天風呂](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG-2527.jpg)
気持ち良すぎて天に召されかけてます
明るいうちに露天風呂へ。水の謌は湖より小高い場所にあるので、眺望のほとんどがホテルを囲む木々の緑。そして、湖から運ばれる透き通るような風が心地良く頬をなでます。ふかーーーく、深呼吸。はぁ~、なんという開放感。
そしてとろっとろのお湯!肌への浸透が半端ないです。このお湯なら、他に何もいらないから一日中浸かっていたい。すごくここの泉質が好きです。
なんて言いつつ、お腹が減ってきました。そろそろ夕食の時間かな。
![暖炉とマシュマロ](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2278.jpg)
暖炉って見るだけでも癒されますよね
ラウンジでは、暖炉で焼きマシュマロを楽しむ方の姿が。マシュマロも美味しいけど、二人で焼きながら話す時間がいいんですよね。
![ハープ](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2192.jpg)
ご夫婦で聴き惚れていて、なんだか羨ましいです
そのすぐ近くではハープの演奏も。水の謌は全53室とそんなに客室が多くなく館内の造りが広めなので、人とのすれ違いや距離が気にならないのも嬉しいところ。なんだかゆったりした時間、いいなぁ。
美容と健康を考えたヘルシービュッフェ、うれしい実演デザートも
![ブッフェ](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/0a21ed51f55d6316b144036dc385d1e9.jpg)
個盛りになっている器や鍋もオシャレ
今回はビュッフェの夕食です。ヘルシービュッフェ「アマム」は道産食材を中心に、健康食や美容・アンチエイジングを意識したビュッフェスタイル。美容と聞くと、物足りない野菜メニューばかりなのでは?と思ってしまいますが、そんなことはありません。
![ビュッフェ集合](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2472.jpg)
私の好きなクリーム、シチュー系を沢山持ってきました。最高
じゃじゃん!ビーフシチューにアクアパッツァ、クリームシチュー、ピラフなど、満足感のあるメニューが並びます。しかもどれも熱々。いっぺんに取ってきちゃったけど全然冷めず最後まで美味しくいただけました。
さらに、ローストポークやソーセージ、お刺身やチーズなどの冷製メニューも豊富!これは、ワインなんか傾けて、つい長居しちゃうパターンでは・・・。
![焼きたてピッツァ](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2474.jpg)
小さめで薄い生地なので丁度いいボリューム
ここでピザが登場!最初に注文して、大体ビュッフェを取り終わって席に落ち着いた頃に焼きたてが届きました。トマト系とクリーム系、5種類の中から私が選んだのはクワトロフロマッジ。さっくさく、ゴルゴンゾーラの塩味がたまりません~!
![メインのお肉料理](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2475.jpg)
絶妙な刺しの入り加減でしっとりやわらか
ビュッフェとは別に、メインの一皿としてシェフおすすめの一品を選べます。
この時は「ボタン海老のグリル」又は「北海道産和牛のロースト」で、お肉の気分だったので後者を。バルサミコソースとの相性はもちろんのこと、葉わさびと山わさびのパテがぴりっときいたあとにお肉のジューシーな甘みが美味しい~!
デザートコーナーでは、パティシエさんが実演でデザートプレートを作ってくれます。オーダーしたマンゴーはねっとりと濃厚で、後味が爽やか。先ほどからどのお料理も、とてもビュッフェとは思えないクオリティです。
![デザート](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2458.jpg)
デザートの種類も豊富!
スイーツは他にもたくさん。特に「たるまえ山シュー」は併設するスイーツショップ「パティシエ・ラボ」の人気商品。ぜひここで味見をして、気に入ったらお土産に買って帰るのがおすすめ。薄いシューにたっぷりのカスタードが贅沢です。
![夜食](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/9f88630cafcee5a7eed03b1f9a518c16.jpg)
バーの雰囲気も落ち着いていてステキ
お腹いっぱいで、しばし部屋で倒れていましたが、夜食を食べると思うと不思議なことに体が起き上がります。
お部屋にも届けてくれるとのことでしたが、せっかくなのでラウンジで。寝る前のお腹に優しい、かに玉うどんです。うん、これなら罪悪感うすいかも。温かいお汁で身体ポカポカ、今夜はよく眠れそう。
できたてを席に届けてくれるおもてなしサービスが嬉しい
![朝食](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2515.jpg)
いちいち景色に癒されます。空気も本当きれい
朝食も同じく「アマム」で頂きます。ああ、朝の景色が気持ちが良いです。
ビュッフェスタイルで頂くごはんのおとも、中央には輝くイクラ!そして、すじこ。これだけで十分ですが、カレイやサバの味噌煮などのお魚も身がふっくらして美味しい。ビュッフェでは珍しいエッグベネディクトもね。
![朝食パン](https://hokkaidoblog.gutabi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2508.jpg)
出来立て料理のサービスが充実してるのがうれしい
パンは焼きたてをワゴンサービスで届けてくれます。さくさくのクロワッサンとデニッシュ、両方を頼んで大満足です。
館内のそこかしこで、マシュマロを焼く人やハープを聴く人、テラスで談笑する人、足湯に浸かる自分・・・それぞれが思い思いにゆったりとした時を過ごす、外観の豪華さだけでなく心も豊かになる贅沢な場所。自分をリセットしたくなったら、まずここに戻ってこよう。そんな気持ちにさせてくれる素敵なホテルです。
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