定山渓【ぬくもりの宿 ふる川】は「癒しの温泉テーマパーク」だった!

定山渓ぬくもりの宿ふる川の外観

「故郷(ふるさと)」がコンセプトの、どこか懐かしい雰囲気のお宿【ぬくもりの宿 ふる川】。
定山渓温泉のなかでも高い人気の「ふる川」に昨年末、新浴場がオープン!

「ぐうたび限定・森のナイトラウンジでゆっくりと/旬の会席・山ふかみ」1万6019円~、
今回はこの特別プランで泊まって来たのですが、その進化にビックリ。

久しぶりの【ふる川】は滞在を楽しんでもらおうという心意気であふれ、いつの間にか、大人のための「癒しのテーマパーク」になっていました!

お風呂や食事、サービスなど、詳しくご報告しますね(^^)

ぐうたび限定!夕食に道産牛の石焼付き&21時間のロングステイプラン

新浴場棟「湯ともり館」がオープン!雰囲気が全く違う多様な魅力の大浴場。湯上がりは居心地抜群のラウンジへ

民芸調の館内

この民芸調の雰囲気が「ふる川」の大きな特徴。定山渓温泉のなかでも、ひときわ個性を放っています。囲炉裏や障子、野花など日本の「ふるさと」を表現したような空間は北海道には珍しく、懐かしい寛ぎに満ちています。

2階の新露天風呂

早速、2018年12月にオープンした新浴場棟「湯ともり館」へ。

「湯ともり館」は美と健康と若返りがテーマの3階建ての大浴場。1階が定山渓の原風景をイメージした「月地の湯」、2階が四季の山を望める天をイメージした「花天の湯」、3階は高齢者の方や体の不自由な方が安心して家族と利用できる着衣のスパ「ぬくもりSPA」となっています。

写真は2階の露天風呂からの眺め。お客さまがいない時に特別に撮影させてもらいました。5月中旬、桜が満開で新緑もまぶしく、春から初夏にかけての風情を満喫~。

2階の大浴場は抜群の眺望に一面の白いタイル。1階の大浴場は石や岩で組まれ、露天には滝があるなど、浴場ごとに雰囲気が全く違うのです。

高濃度の温泉水素風呂や温泉蒸し風呂などもあり、即効のアンチエイジングを期待して、ゆっくり、たっぷり楽しみました!

3階の湯ともりラウンジ

3階にある、開放的な「湯ともりラウンジ」。マッサージチェア(無料)や座り心地抜群のソファがたくさん並び、タンノイのスピーカーや雑誌もあって、皆、思い思いに寛いでいます。

サービスの酢ドリンクや水素水、どうしてこんなに飲めるの?っていうくらい、湯あがりの体にス~ッと入っていきます。どんどんキレイになる感覚!

地下の通路

新浴場以外にも温泉はバラエティに富んでいて、こんな地下の通路を抜けると、露天風呂「ゆ瞑み」や貸切岩盤浴、エステなどのゾーンがあります。(プランにより有料)

奥の湯「ゆ瞑み」

奥の湯「ゆ瞑み」は静かに自分と向き合い、瞑想するためのお風呂。
定山渓温泉の開祖・美泉定山(みいずみじょうざん)が湯守をした壱の湯を再現し、百年前の古木や石、裸電球や古い梁組みを使った、水を一滴も加えない源泉100%の天然温泉です。

法灯の湯(写真)、自灯の湯と2種類あり、日替わりで男女入替、子供は入れません。私は瞑想浴のあと、オプションで岩盤浴を体験して、また瞑想浴へ。これで「キレイ」完成です!!

 

料理の美味しさも定評あり!旬の和会席はメニューを2か月ごとに変更★朝食はぬくもりあふれる田舎風バイキング

夕食のお造り

ふる川の食事は「ぐうたび」のクチコミで、5点満点中、夕食4.9、朝食4.7と、抜群の高評価。
私がいただいたのは食事処「仙食庵」×旬会席「山ふかみ」。なんと2か月ごとに献立を変え、その時期、1番美味しい「和食コース」に仕立てるのだそう。

夕食の甘鯛うろこ揚げ

例えばこれは、甘鯛うろこ揚げ。うぐいす餡の緑もキレイだし、食感よくて、美味しかった~!アスパラや百合根の花弁も添えてある。まさに旬のひと皿ですね。

ホテルスタッフの笑顔

私たちのテーブルを担当してくださった方も常に笑顔。丁寧に説明をしてくれて、ありがとうございました。

飲み比べセット

オススメされた日本酒の飲み比べセットは4銘柄中3種が道産酒。それぞれが違う風味で、料理の美味しさを、より引き出してくれました。

朝食

朝食も「仙食庵」で、手作りの田舎風バイキング。和食にこだわり抜いたメニューは田舎のおばあちゃんが作ってくれたような、あたたかい気持ちになるメニューがズラリ、並んでいます。

焼き鮭の入った角組せいろから、立ち上る湯気が見えるでしょうか? 山盛りのお刺身もあって、お米は仁木町銀山地区の特Aななつぼしを厳選。野菜の温泉せいろ蒸しやよもぎ入り豆乳豆腐、火が入ってアツアツの鶏団子汁や木の子うどんなど、ザ・日本のやさしい和朝食という感じ。見た目は派手じゃないけれど、なんとも個性的で味わい深い朝食です。

 

足湯から星を見上げる「森のナイトラウンジ」や山小屋風「ロビーラウンジ」は必体験★「相田みつを」のギャラリーも!

心の里定山あし湯

私が「癒しのテーマパーク」だと思うのは、温泉と食事だけが理由ではありません。滞在中に楽しめる施設やサービスが、まだまだあるのです!

まず、ぐうたび限定プランの特典「森のナイトラウンジ」を紹介しなければ!これは、渡り廊下でつながっている森の足湯&ラウンジ「心の里 定山」を、宿泊者限定で利用できるサービス。

ホンモノのカエルの合唱を聞きながら、足湯に浸かって夜空を見上げるのは、とても気持ちいい!しかもホットワインやソフトドリンク、焼きリンゴや手作りクッキーなど、自由にいただけます。

心の里定山ラウンジ

これは昼のラウンジの風景ですが、どんなところか、コチラのブログも参考に見てくださいね。遊び心満載で、行ってみたくなるはずです♪

ロビーラウンジ

ロビーには山小屋をイメージしたラウンジがあり、裏山のよもぎを使った自家製よもぎ茶やハーブティ、コーヒーや焼き芋などのサービスがあります。

朝は暖炉に火が入り、モーツァルトが流れていました。貸し出し自由のライブラリーも大人の絵本や図鑑など、気になります。

相田みつをギャラリー

館内、いろんな場所でみかける「にんげんだもの」で有名な相田みつをの言葉。「相田みつを心のギャラリー」(無料開放)には、胸を打つ素敵な作品がたくさん展示されています。

地下には道内に住む作家の作品を飾ったギャラリー、階段には日本最古の漫画と言われる鳥獣戯画の解説付きの複製画。

絵手紙コーナー

3階には絵手紙コーナーも! 絵手紙の道具は自由に使えますし、ふるさとや大切な人に思いを馳せながら、たくさんの絵手紙を見るのも楽しいものです。実は、温泉ヨガもあるんですよ♪

「楽しすぎて、時間が足りませんね」。チェックアウト時にそう感想をもらしたら「それが狙いです・笑。1度だけでは体験し尽くせず、また来てもらって隅々体験してもらい、3度目からは好きなところに好きなだけ、ゆっくりしてもらいたいです」とのこと・・まんまと狙いにハマってしまいそう!

ぜひ一度、泊ってみてはいかがでしょうか?そして一緒に「ふる川」マイスターを目指しましょう(^^)

ぐうたび限定!夕食に道産牛の石焼付き&21時間のロングステイプラン

 

ふるかわステイを、もっと楽しむ『ちょいメモ』

◆隣接のお土産店「おもひで屋」
朝5時から手づくりで仕上げる黒糖の温泉まんじゅう、お土産にオススメです。
数量限定の「自家製よもぎ入りの温泉饅頭」はすぐに売り切れるので、予約または朝一番で購入を!

◆隣接の「J・glacee(ジェイ・グラッセ)」
直接仕入れる道産のりんごやフルーツを使った、手作りスイーツのお店。
サクサクの「アップルパイ」はロビーで予約可能。焼きたてをお土産にいかがでしょうか?
詳細はコチラ

◆定山渓ネイチャー ルミナリエ
足元に光が集まり水面が揺らいで花が咲く!湯上がりにライトアップされた二見吊橋をのんびり散策♪定山渓の夏まつりは今年で4年目。2019年は6月1日~10月20日まで!
詳細はコチラ

 

WRITER/村澤 規子(ぐうたび北海道 編集長)

 

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定山渓温泉にある足湯カフェ・森の別邸 心の里 定山(じょうざん)

2019年5月21日
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