モール温泉でロウリュできるサウナ!森のスパリゾート北海道ホテルに宿泊

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こんにちは!ぐうたび編集部副編集長のいっし~です。今回は、十勝・帯広市にある「森のスパリゾート 北海道ホテル」に泊まってきました。

サウナ好きなら一度は行っておきたい!十勝のサウナブームの火付け役的ホテルです。

モール温泉でロウリュする「モーリュ」は、北海道ホテルオリジナルのロウリュスタイル。

ぐうたび元副編集長・いっし~
泊まったのは、ぐうたび限定「大満足★1万1000円」プラン!夕食は十勝和牛の十勝赤ワイン煮込みのカジュアルディナー&12時のレイトチェックアウト付き♪

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\ぐうたび限定/
1日1室限定!夕食は十勝和牛の十勝赤ワイン煮込み

建物の細部まで十勝産にこだわる建築美に注目

JR帯広駅より車で約5分。街中から少し外れた細い道を進むと、木々に囲まれた重厚なホテルが突如現れます。

「アール・デゴ」を基調とした外観

今にも飛び立ちそうなフクロウ像が鎮座する北海道ホテルの外観

▲外壁の柱の上には、今にも飛び立ちそうなフクロウ像が鎮座

外観から内装、家具にいたるまで十勝の素材にこだわって造られています。

外壁のレンガももちろん十勝製。色違いのレンガで北海道の先住民アイヌの伝統的な模様を表現しています。

レストラン前に展示された建築のこだわりについてのパネルからは、並々ならぬ十勝愛を感じました。

洗練された洋館と木のぬくもりが融合する独特な世界観

館内に入ると…視界にはクマ!クマ!クマ!
愛嬌がある可愛らしい木彫りがいたるところにたっくさん。

北海道ホテルの館内

▲写真上:館内に5体いる、物語や名画にちなんだ木彫りのヒグマ。全部見つけました!

1階にあるチャペルの入り口には、1880年にデンマークでMr.P.PETERSENという職人が作った名作馬車が展示されていました(写真右下)。

ぐうたび元副編集長・いっし~
こちらの馬車、ホテルの挙式の際には実際に乗れるらしいです!

2階は宴会場があるフロア。写真に映えるオシャレなスポットもありました(写真左下)。

宿泊者専用ラウンジでドリンクサービス

札幌から帯広までJRで約2時間半の長旅だったので、客室へ行く前にちょっと休憩。

2階から撮影したラウンジ

▲2階から撮影したラウンジ

ラウンジは朝と夜の一部時間帯は宿泊者専用に変わります。

この日はコーヒーのほか、好みの濃さで作れるビネガードリンクがありました。

チェックインカウンターのそば、大浴場から客室への帰り道にあるので、チェックイン後や湯上がりに利用しやすい!

ラウンジ ダイヤモンドダスト
宿泊者専用の営業時間:6:30~9:00、17:00~22:00
通常の営業時間:10:00~17:00(L.O.16:00)

日高山脈を一望できる「日高ウィング」の客室

ぐうたび限定「大満足★1万1000円」プランで泊まれる客室は、スーペリアツイン。

全体的に暖色の落ち着く色合いで、木のタイルとのコントラストが美しいお部屋です。

備え付けのお風呂が広い、日高山脈が見えるスーペリアツインルーム

▲室内のお風呂が広い!身長150cmの私がすっぽり寝られる大きさ

大きな窓は開放感にあふれ、この日は見えませんでしたが、天気のよい日には日高山脈を一望できるそう。

個人的に嬉しかったポイントは、暖房が高い温度までちゃんと上がってくれて、ダイヤルで細かく調整できること!

ぐうたび元副編集長・いっし~
冷え性なので、冬の宿泊ではどうしても暖房の性能が気になってしまうのです…

ズボンプレッサーも備え付けられているので、出張の人は嬉しいですね。

夕食は十勝和牛の十勝赤ワイン煮込みディナー

「大満足★1万1000円」プランの目玉となる夕食の時間です!

間接照明がお洒落なレストランは、浴衣での入場は禁止となっているので注意です。

ぐうたび元副編集長・いっし~
でもドレスコードはないので、安心して気軽な格好で行ってくださいね
レストラン

▲メインディッシュが赤ワインだから飲むなら白ワインかな…?という謎のオーダー

最初に運ばれて来たのは、サラダとスープ。

サラダの野菜はシャキッと冷えてパリパリ。スープは熱々です。

十勝和牛の十勝赤ワイン煮込み

▲赤ワイン煮込みには十勝の名産品・豆も入っていてホクホク

メインディッシュの「十勝和牛の十勝赤ワイン煮込み」。

見た目でなんとなくビーフシチューのような味を想像していましたが、これが別物。

赤ワインの風味たっぷりの酸味があるソースにバターと十勝和牛のコクが溶け出して、素材の旨味を十二分に感じます。

ナイフが用意されていましたが、お肉はスプーンで押したらほぐれるくらいに煮込まれてホロホロです。

焼き直したてのフランスパンとデザートのガトーショコラ

▲デザートはくどすぎないガトーショコラ

そして、フランスパンがおかわりするくらいおいしい!

提供のたびに焼き直してくれるから表面はバリッと、中はモチモチ。

ぐうたび元副編集長・いっし~
お風呂に入るにはちょうどいいお腹の具合だったのに、パンを追加注文したら腹八分目を超えちゃった

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1日1室限定!夕食は十勝和牛の十勝赤ワイン煮込み

モール温泉&本格フィンランド式サウナでサ活

実は、昨年からサウナに見事にハマった私です。

北海道におけるサウナの聖地的存在であるこちらのホテルに来られるのを楽しみにしていました!

2019年6月にリニューアル!ここだけでしか体験できないサウナ

いまでこそ熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」は多くのホテルでも体験できるようになりました。

ですが、十勝で初めて本場フィンランド式「ロウリュ」を導入したのは北海道ホテルなんです。

北海道ホテルのサウナ

▲壁に貼り付けられているのは十勝産の白樺の切り株

さらに、こちらのサウナでしか体験できないのが、モール温泉でロウリュする「モーリュ」と「ウォーリュ」!

モール温泉の蒸気でロウリュする「モーリュ」

水ではなくモール温泉を使うことで、化粧水にも使用される良質の有機酸を多く含んだモール温泉の成分がまんべんなく肌に行き渡ります。

ぐうたび元副編集長・いっし~
空気もなめらかになって、熱い空気を吸い込んでも喉や鼻が痛くなりにくいような?

白樺の壁(ウォール)にロウリュする「ウォーリュ」

壁に施された白樺の切り株はただの飾りではないんです。

切り株ごと壁にモール温泉をかければ、蒸気とともにほんのり甘い白樺の香りが広がってリラックス効果アップ!

過去8回「日本一」に選ばれた札内川の伏流水を使用した水風呂

サウナ室のすぐそばにある水風呂の水は、帯広市の飲み水としても使用されている札内川の伏流水を使用しています。

ぐうたび元副編集長・いっし~
清らかで、なめらかな肌触りの水でした!

ホテルの推奨温度は16~18℃なので、水風呂が苦手な人も挑戦しやすいと思います。

外気浴スペースもある露天風呂

男性浴場の露天風呂

▲男性浴場の露天風呂(出典:ホテル公式サイトより)

サウナで温まった体は露天風呂の外気浴スペースでクールダウン。

北海道ホテルで使用している源泉は、近隣のどのホテルよりも濃く泉質がいいと言い切る自慢のお湯!

ぐうたび元副編集長・いっし~
湯上がりは肌がしっとり、乾燥しらずに!露天風呂につかりながら見上げると、格子状の屋根の隙間から星空が見えました

温泉成分の濃さを感じるぬるぬる感が強めのお湯ですが、肌からさらりと離れてくれるのでまとわりつく不快感がありません。

そもそもモール温泉とは?

先程から言っている「モール温泉」とは何なのか?と思っている人もいると思うので、簡単に説明しますね。

遥か太古の時代の十勝川河畔は、葦などの植物が自生していました。それらの植物が長い時間をかけて堆積し、できあがった亜炭層を通って湧き出る温泉が、植物性の有機物を多く含む”モールの湯”なのです。「モール」とは、亜炭などをさすドイツ語に由来しています。
引用:音更町十勝川温泉観光協会

 

モール温泉は2004年(平成16年)に北海道遺産に認定されています。

植物性温泉のモール温泉は、一般的な鉱物性温泉に比べて世界でも希少な泉質で、資源が限られている貴重な温泉資源です。(中略)十勝川温泉は、かつてアイヌの人たちが薬の沼と言っていたという語り伝えもある温泉で、昭和初期から本格的に開発が行われました。
引用:音更町十勝川温泉観光協会

 

洋食・和食・スープカレーから選べる朝食

夕食時とは印象がガラリと変わった爽やかな雰囲気のレストランで朝食をいただきます。

セットメニューは洋食、和食、スープカレーの3種類から選べます。私はパンが食べたかったので洋食を注文。

トーストコーナー

▲トーストコーナー。軽いさっくり触感のおいしいパンを無料で食べられるなんて!

ドリンクとトーストはセルフサービスです。

特にコーヒーが充実していて、酪農王国十勝のミルクを使ったホワイトコーヒー、芳醇な香りのトラジャ、雑味・苦味が少なくなめらかな泡が飲みやすいクレマコーヒーがありました。

白いオムレツにバター香るデニッシュの洋食

洋食はサラダ、スープ、オムレツ、パン、ヨーグルト・フルーツ・豆のピクルス・チーズのセットとなっています。

卵料理がオムレツかスクランブルエッグか選べたので、オムレツをお願いしました。

洋食セットメニュー

▲デニッシュは3種類。残したパンを持ち帰れる紙袋付きなのが嬉しい

オムレツ、やけに白いと思いませんか?

これは北海道音更町の養鶏場「竹内養鶏場」で生産されている北海道のお米で育った卵「米艶」を使用しているからなんです。

この日のスープは白いコーンのポタージュだったのですが、これが激うま!

あらごしで粒感が残り、飲むたびにとうもろこしを丸かじりした瞬間が何度も蘇るフレッシュ感はぜひ食べてみてほしい一品。

十勝の恵みたっぷりのサラサラ系スープカレー

スープカレーのセット

▲マッシュルームが浮かぶ十勝らしいスープカレー

こちらはスープカレーのセット。スープとご飯がおかわり自由となっています。

スープカレーというよりカレースープといったほうが近いイメージかも?朝にもさらっと食べやすい仕上がりです。

ぐうたび元副編集長・いっし~
次に泊まった時も洋食を選んじゃいそうだけど、和食もかなりのお客様が注文していたので迷う…!

12時レイトチェックアウトの特典で朝はゆっくり

「大満足★1万1000円」プランは通常11時チェックアウトのところ、12時まで滞在OK。

朝食後の時間はどう過ごそうかな。

出発前に無料ドリンクのビネガードリンクを飲みながら過ごすラウンジ

▲ビネガードリンクのぶどう&ベリー酢を飲みながらメールチェック

ラウンジで滞在の余韻を感じながらまったりしたり、

ショップ「エブリシング・ノース」

▲ショップ「エブリシング・ノース」ではホテルで毎日焼き上げるパンやスイーツ、サウナグッズも販売

出発時間に急かされることなく、ショップ「エブリシング・ノース」でお土産を探したり。

ショップではハンドメイド作品から北海道のおいしいものまで、鞄がパンパンになるまで買ってしまいそうな魅力的な商品が並びます。

ぐうたび元副編集長・いっし~
私はMOKUと北海道ホテルがコラボしたサウナタオルを宿泊記念に購入しました!使うのが楽しみ♪

森のスパリゾート 北海道ホテルにいこう!

北海道ホテルの宿泊レポート、いかがでしたか?

夏は青々とした森に囲まれ、秋は10月下旬頃から美しい紅葉が中庭で楽しめます。

「大満足★1万1000円」プランは室数限定のため、予約はお早めに♪

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1日1室限定!夕食は十勝和牛の十勝赤ワイン煮込み

WRITER/石原 亜由美(ぐうたび北海道 元副編集長)

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