ニングルテラス＆ふらの歓寒村
冬の富良野で楽しむ幻想的な雪の世界

夏のラベンダー畑で知られる富良野ですが、冬はパウダースノーで人気のスキー場が観光客で賑わいます。特に夜はライトアップされた「ニングルテラス」や、富良野の冬の夜を彩るロングランイベント「ふらの歓寒村（かんかんむら）」が、幻想的な雪の世界に浸ることができるロマンチックな空間として人気です。今回は、そんな富良野の冬の夜の楽しみ方を紹介します。

幻想的な冬の夜の「ニングルテラス」

冬の富良野の人気スポットといえば、何といっても富良野スキー場。富良野市街地からアクセスが良い好立地にも関わらず、上質なパウダースノーのロングクルージングを楽しめる上に、正面には大雪山や十勝岳連峰の大パノラマが広がる絶景コース。広大なゲレンデは、「北の峰ZONE」と「富良野ZONE」の2つのエリアからなります。

「富良野ZONE」は、麓にリゾートホテル「新富良野プリンスホテル」が立つエリア。こちらのホテルには日帰り入浴ができる温泉もあり、スキーと合わせて楽しみことができます。

そのほか、ホテルの敷地内にある「ニングルテラス」も人気のスポット。特に冬の夜がおすすめです。こちらは森の中の遊歩道に15棟のログハウスが連なる、ロマンティックな雰囲気のショッピングエリアです。冬は、木々や遊歩道の柵に純白の雪綿帽子がかぶり、ライトアップされる夜はおとぎ話の世界のような幻想空間が広がります。“ニングル”とは、脚本家・倉本聰氏の作品に登場する、北海道の森の中に住む身長15cmほどの「森の知恵者」のこと。遊歩道を歩いていると、雪の上にニングルたちの小さな足跡が見つかりそう…。

ログハウスは、それぞれが自然を生かした手作りのオリジナル作品が並ぶお店になっています。ペーパークラフト、ふくろうの木彫、植物素材を使用した布製品、ローソク、羊毛フェルトの小動物、雪の結晶のシルバーアクセサリー、木の飾り、皮小物など、どれも個性豊かで心温まる作品ばかり。各店舗をゆっくりめぐると、お気に入りの一品に出会えるかもしれません。クラフト教室を開催しているお店もあるので、旅の思い出づくりに体験してみるのもおすすめです。

ニングルテラスの奥には、ドラマ「優しい時間」に登場した喫茶店『珈琲 森の時計』もあります。おいしいコーヒーなどでほっとひと息つくのもいいですね。

ライトアップされる雪と氷の世界「ふらの歓寒村」

「ニングルテラス」の隣には、毎年、富良野に本格的な冬の訪れを告げるイベント「ふらの歓寒村（かんかんむら）」がオープンします。富良野の冬の夜はとても寒さが厳しいですが、それこそが北海道・富良野を訪れた醍醐味！雪と氷の幻想的な雰囲気を楽しみながら、会場内のあちらこちらに現れる写真映えスポットでは、素敵な写真が撮影できます。

全長200メートルのスーパースノーチュービング体験

「ふらの歓寒村」で人気のアクティビティーは「スノーチュービング」。何と全長約200mものすべり台なんです。専用のスノーチューブに乗って、イルミネーションのアーチをくぐりながら雪上コースを滑り抜けるのは爽快でスリル満点！ 子どもも大人も歓声を上げながら、無邪気に雪遊びが楽しめます。

北海道ならではのアウトドア「犬ぞり体験」

「ふらの歓寒村」のスノーアクティビティーはこれだけではありません。北海道ならではのダイナミックな「犬ぞり体験」もあります。ワンちゃんたちはよく訓練されているので安心。爽快な体験ができますよ！

ナイターで世界トップクラスのパウダースノーを満喫

せっかく富良野を訪れたなら、「ふらの歓寒村」や「ニングルテラス」からすぐの「富良野スキー場」で、スキーやスノーボードを楽しみたいもの。極上のパウダースノーが有名で、海外からも多くのスキーヤーが訪れている、北海道屈指のスキーリゾートです。小学生以下は何とリフト料金が無料！ ぜひ富良野の冬を思いっきり楽しんでください。

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