世界自然遺産と雄大なオホーツク海を望むデザインサウナが誕生し、全国のサウナーから注目される「北こぶし知床 ホテル&リゾート」。「流氷観光砕氷船おーろら」の流氷観光で人気の流氷の街・網走市の高台に昨年誕生したヴィラ・サウナ施設「HILLTOP VILLAGE IZUBA」。東北海道のサウナの聖地を巡る2泊3日の旅を紹介。
■目次
- 1 【1日目】11:00 斜里町 「道の駅うとろ・シリエトク」で港町ならではの親子丼を味わう
- 2 【1日目】12:30 斜里町 「知床ネイチャーオフィス」の「知床五湖一周ツアー」に参加
- 3 【1日目】16:00 「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナで汗を流す
- 4 【2日目】09:30 斜里町 流氷の上を歩いたり、登ったり!「SHINRA」の「流氷ウォーク®」
- 5 【2日目】12:00 斜里町 「ボンズホーム」の名物、ジャガイモ料理のランチで温まる
- 6 【2日目】15:00 網走市「流氷観光砕氷船おーろら」で流氷観光
- 7 【2日目】17:00 網走市「HILLTOP VILLAGE IZUBA」でフィンランド式サウナ
- 8 【3日目】10:00 網走市「オホーツク流氷館」で体験&流氷ソフトクリーム
- 9 【3日目】12:00 網走市「道の駅 流氷街道網走」で網走ザンギ丼、網走ちゃんぽん
【1日目】11:00 斜里町 「道の駅うとろ・シリエトク」で港町ならではの親子丼を味わう
流氷が植物プランクトンを運び、豊かな生態系を育む知床の海。知床へ足を運んだら、港町ならではの味覚は外せません。出かける前に、道の駅で腹ごしらえしてから、冬のアクティビティに出かけましょう。
おすすめは、知床で水揚げされた鮭と鮭のイクラを載せた「鮭と鮭イクラの親子丼」です。無添加醤油漬けのイクラの甘みが、鮭の脂と相性抜群!
所在地:斜里町ウトロ西186-8
アクセス:JR斜里駅から車で約38分
営業時間:9:00〜17:00 ※レストランは10:00〜15:00
定休日:年末年始
料金:公式サイトを参照
駐車場:あり(無料・160台)
公式サイト:道の駅うとろ・シリエトクの公式サイト
問い合わせ先 0152-22-5000
【1日目】12:30 斜里町 「知床ネイチャーオフィス」の「知床五湖一周ツアー」に参加
腹ごしらえしたら「知床ネイチャーオフィス」の事務所で待ち合わせ、「知床五湖一周ツアー」へ!
夏は世界各国から旅行者が訪れる知床五湖エリアですが、冬は五湖へ続く道は一般車両が入れないためひっそりと静まりかえり、まるで別世界のよう。
認定ガイドと一緒に冬だけ分け入れるルートを、スノーシューで雪を踏み分けながら3kmほど歩けば、目の前にそびえる知床連山の絶景や動物の足跡、冬の澄んだ空気が楽しめます。
所在地:斜里町ウトロ東365
アクセス:知床斜里駅から車で約40分
営業時間:冬季 8:30〜18:00、夏季 8:00〜19:30
定休日 ー
料金:知床五湖一周ツアー(半日) 中学生以上 6,000円 ※参加条件あり
午前:1月21日〜3月20日 8:00〜12:30
午後:1月21日〜2月9日 12:30〜17:00
2月10日〜3月20日 13:00〜17:30
駐車場:あり(無料・5台)
公式サイト:知床ネイチャーオフィスの公式サイト
問い合わせ先 0152-22-5041
【1日目】16:00 「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナで汗を流す
サウナを満喫する旅の1日目は、壮大なオホーツク海の大パノラマと知床半島の大自然に包まれたリゾート空間「北こぶし知床 ホテル&リゾート」へ。冬は神秘的な流氷の海を一望できる温泉露天風呂と、贅を尽くした食事が魅力。
さらに、サウナも窓から流氷が見渡せるということで評判です。サウナ室は2つ。1つは流氷をイメージした『KAKUUNA(カクウナ)』、もう1つが木の洞窟をイメージした『UNEUNA(ウネウナ)』。どちらも美しく斬新なデザインが目を引きます。サウナ室だけでなく、水風呂は水深90cm、屋上の「UMISORA(ウミソラ)外気浴」にはインフィニティチェアを並べるなど外気浴・内気浴スペースも充実。こだわり満載のサウナ体験が堪能できます。
グループ施設全体で知床を「サウナの聖地」として、発信している北こぶしリゾート。オリジナルサウナブランド『とこのう』を立ち上げて、“知床でしか味わえないサウナ体験”を展開しています。
住所/斜里郡斜里町ウトロ東172
電話番号/0152-24-2021(平日 10:00~18:00)
宿泊プランや詳細については予約サイトをご確認ください
予約サイト:北こぶし知床 ホテル&リゾート
【2日目】09:30 斜里町 流氷の上を歩いたり、登ったり!「SHINRA」の「流氷ウォーク®」
2日目のお楽しみ、知床の冬にしか体験できない「流氷ウォーク」に参加するために、集合場所の「道の駅うとろ・シリエトク」へ。いざ、流氷が接岸している知床の海へ向かいます。
専用のドライスーツを着用し、流氷の上をガイドと一緒に流氷野を歩いたり、刻一刻と変化する氷を観察したり。遠くから見ると雪原に見える流氷も、近くで見ると変化に富んでいるからびっくり!
風によって刻一刻と流氷の形は変わるので、安全に歩ける場所を見つけるには経験が必要。そのため流氷の上を歩けるのはツアー参加者だけです。
海氷に覆われて一面真っ白なオホーツク海は、まるで大地のようですが、すき間や動く氷があって海に落ちてしまうことも。でも、浮力と保温性のあるドライスーツを着用しているので安心です。
海の状況によっては浮かんで楽しむこともできます。「まるで月面のような非日常的な空間を歩き感動した」「折り重なる大きな氷がオブジェのよう」と、参加者から届くコメントからは非日常の体験だったことが伺えます。
住所/斜里町ウトロ西187-8
交通アクセス/ JR斜里駅から道の駅うとろ・シリエトクの集合場所まで車で約50分
※雪道は時間がかかるので、早めの集合がおすすめ
営業:9:00〜19:00
定休日:ー
料金:■流氷ウォーク
小学生以上 6,000円 ※参加条件あり
午前:6:30〜8:00、9:30〜11:00
午後:13:00〜14:30、15:30〜17:00 ※終了時間は目安
駐車場:ツアーごとに集合場所が異なる
公式サイト:SHINRAの公式サイト
問合せ:0152-22-5522
【2日目】12:00 斜里町 「ボンズホーム」の名物、ジャガイモ料理のランチで温まる
「ボンズホーム」の名物は、店主の小川佳彦さんが味に惚れこんだ、甘くて味に深みのある「知床栗ジャガイモ」を使った料理の数々。
斜里町の契約農家で、化学農薬や化学肥料、枯ちょう剤を原則使わずに育てたジャガイモは、晩秋まで成熟させたデンプン質の高さと、低温熟成によって越冬させることで甘みがいっそう際立つのだとか。
収穫後の2〜3月は知床越冬紅男爵芋、春以降は越冬させたメークイン「知床栗じゃが芋」を使った料理を提供。
所在地/斜里町ウトロ東217番地
アクセス/JR斜里駅から車で約38分
営業時間/11:30〜16:00(季節により変動あり)
定休日/不定休
料金/公式サイトを参照
駐車場/徒歩1分の場所に公共駐車場あり
公式サイト/ボンズホームの公式サイト
問い合わせ先/0152-24-2271
【2日目】15:00 網走市「流氷観光砕氷船おーろら」で流氷観光
オホーツク海に広がる流氷原を砕きながら突き進む、網走流氷観光砕氷船おーろら。大型船なので揺れが少なく、船内の暖房設備も充実。暖かい船内で、流氷の世界を楽しむことができます。2023年に新たに加わった小型船おーろら3では、流氷が手に届きそうなくらいの距離感や運が良ければ流氷の上にたたずむオジロワシやオオワシの迫力を楽しみください。
所在地/網走市南3条東4丁目5-1(「おーろら」乗船場より出航)
アクセス/JR網走駅より車で約8分、バスで約10分
定休日/不定休
料金/おとな4,000円 小学生2,000円 ※15名以上で団体割引あり
駐車場/あり (約100台・無料)
公式サイト/網走流氷観光砕氷船おーろらの公式HP
問い合わせ先/0152-43-6000(道東観光開発株式会社)
【2日目】17:00 網走市「HILLTOP VILLAGE IZUBA」でフィンランド式サウナ
東北海道でサウナを満喫する旅の2日目は、2023年9月16日にグランドオープンした「HILLTOP VILLAGE IZUBA(ヒルトップ ビレッジ イズバ)」へ。「北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート」の新施設で、同館メインタワー横に設えた宿泊ヴィラやサウナ棟からなる贅沢な空間です。
宿泊は、オホーツク文化の住居形状をモチーフにした5棟の独立したヴィラ。ツリーハウス付きの部屋や、子どもが喜ぶアスレチックロープ付きの部屋、ワンちゃんと一緒に泊まれる部屋の3タイプがあります。
また、こちらのヴィラに宿泊すると、敷地内に立つサウナ棟の利用が可能。こちらは水着や専用ポンチョを着て、男女一緒に利用できるオートロウリュ付きフィンランド式サウナです。極上で贅沢な整い体験が堪能できる施設です。「HILLTOP VILLAGE IZUBA」に宿泊すると、「北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート」のメインタワー内大浴場やラウンジなども利用可能なので、時間の許す限り楽しみたいですね。
住所/網走市呼人159(あばしり湖鶴雅リゾート北天の丘敷地内)
電話番号/0152-48-3211
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
サウナ利用時間/15:00~24:00。5:00~10:00
貸出品(無料)/サウナ用レンタル水着・サウナポンチョ・サウナハット・サウナマット・バスタオル・フェイスタオル
【3日目】10:00 網走市「オホーツク流氷館」で体験&流氷ソフトクリーム
ー15℃の厳寒体感室では、本物の流氷に触れたり、濡れたタオルを凍らせる体験も。視界すべてに広がる5面スクリーンの「流氷幻想シアター」では、海中の生き物と流氷の世界に魅了されます。流氷の天使クリオネやフウセンウオなどかわいい生き物も飼育展示。流氷誕生のメカニズムや流氷と食物連鎖および地球環境との関わりを知ることができます。
1階にある「カフェ・ド・クリオネ」では、限定のソフトクリームを販売しています。キャラメル味に、海藻由来の天然色素で着色した青い塩をトッピング。甘いキャラメルに、オホーツク海の塩が引き立つ絶品ソフトクリームです。網走で人気のジェラート専門店「Rimo」で作られた、ここでしか味わえないソフトクリーム!展望テラスで、雄大な景色を眺めながら味わうのもおすすめですよ。
所在地/網走市天都山244-3
営業時間/夏季(5~10月)8:30~18:00
冬季(11~4月)9:00~16:30
※年末年始(12/29~1/5)10:00~15:00
定休日:なし
料金/大人990円、高校生880円、小・中学生770円
※天都山展望台の利用は無料
駐車場/あり (乗用車150台、バス30台・無料)
交通アクセス/女満別空港~車で約20分、JR網走駅~車で約10分
公式サイト/オホーツク流氷館の公式サイト
お問い合わせ先/0152-43-5951
【3日目】12:00 網走市「道の駅 流氷街道網走」で網走ザンギ丼、網走ちゃんぽん
漁船が行き交う網走川河口にある道の駅からは、オホーツク海や知床半島を一望。冬場は流氷観光砕氷船おーろらの発着所になり、流氷観光の拠点になります。
1階の売店には、人気の流氷ドラフトをはじめ、地場産品のおみやげが勢ぞろい。2階のフードコート「キネマ館」では、網走のご当地グルメ「網走ザンギ丼」や「網走ちゃんぽん」などを食べることができます。
所在地/網走市南3条東4丁目5-1
営業時間/9:00~18:30(4月1日~10月31日)
9:00~18:00(11月1日~3月31日)
・観光案内所/9:00~18:00
・売店/9:00~18:00
・テイクアウトコーナー/10:00~16:00
・休憩・飲食コーナー11:00~15:30
定休日:年末年始(12月31日~1月1日)
駐車場/あり (夏期:普通車126台・無料)
交通アクセス/JR網走駅~車で約5分
公式サイト/道の駅 流氷街道網走の公式HP
お問い合わせ先/0152-67-5007