こんにちは、ぐうたびスタッフのたかだです。
突然ですがみなさん、日本遺産って知っていますか?
日本遺産とは、日本の文化や歴史を語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財を文化庁が認定しているものです。
日本遺産という名に魅かれ大雪山国立公園に位置する「層雲峡温泉」へ行ってきました~。
夏の層雲峡は渓谷の間を流れる風が爽やかで気持ちいい!
本日の宿泊先は、温泉街から高台に位置した「朝陽亭」です。
■目次
層雲峡「朝陽亭」の大満足1万円プランは3大特典付き!
今回は、ぐうたびでも人気の大満足★1万円プランを利用して宿泊してきました。朝陽亭では最大5,000円オフ(税別)という驚きの割引価格。
さらに、通常のバイキングプランでは宿泊できない「デラックス和洋室」に泊まれるとのこと。
デラックスという名に弱い私は行く前から気になって仕方がありません。ビンゴカードと館内利用券500円もついていたので、夜はビンゴ大会の参加も決定~☆
館内に入ると、広々とした落ち着いた雰囲気のロビーに七夕の笹と短冊がありました。
北海道の七夕は8月7日ですものね、なんとなく嬉しくなる道産子ごころ。
せっかくなので私も短冊に願い事を書きました。
…ところで、七夕って誰が願い事を叶えてくれるのでしょうか。どなたか教えてください。
「朝陽亭」には、様々なお部屋タイプがあって和室・和洋室の他、ソファーもある洋モダン、畳にローベッドを配した和モダンの洋室があります。
今夜の私の住かはデラックス和洋室でございます!ソファーもあれば、畳もある!でもやっぱりベッドにダイブしたい!
そんな気持ちをぐっと抑えて、まだ明るいうちにお風呂タイムです~。
趣の異なる3か所の浴場で温泉三昧
最上階7階に天空露天 「朝陽山」と展望大浴場 「黒岳」、2階には癒しの湯「桂月」といった浴場があります。男女の入れ替えが曜日や時間で決められているので、ホームページで事前に確認してから予約すると良いかもしれません。
この日の午後は天空露天「朝陽山」に入ることが出来ました。どーんと目の前に広がるのは青々とした緑に包まれた朝陽山と、層雲峡の柱状節理の岩肌という贅沢な景観です。
この日の天気はくもりだったので、眺望はあまり期待してなかったのですが…、目の前には泳ぐ雲、雲、雲!そして、鳥!
雲の近さが天空にいる気持ちになれて、ラッキーだったかもしれません。快晴の日や紅葉シーズン、また雪のシーズンも違う表情を見せてくれるでしょう。
次は、2階にある癒しの湯「桂月」へ。
まず最初の感想が「予想以上に広い」!
洗い場、打せ風呂、内風呂である「残月峰」、サウナとそれだけでも十分の広さなのですが、さらに奥に進むと、足のくるぶし程しかないお湯がはった通路があり、カーブした通路を進むとだんだん深くなり…そのまま「瞑想の湯」の浴槽となっています。
間接照明で幻想的な空間に立ち込める湯気が、心を落ち着かせてくれます。常に邪心で満ちている私ですが、気が付いたら時間を忘れてお湯に浸かっていました。
私は、22時頃に行ったのですが独り占め。ラッキー!
翌朝は、展望大浴場 「黒岳」へ。
層雲峡の高台に位置するからこその絶景を楽しめた時間でした!
もっと温泉三昧☆湯めぐりシャトルで朝陽リゾートホテルへ!
せっかく宿泊するなら「湯めぐりシャトル」を利用して、姉妹館・朝陽リゾートホテルの温泉も満喫しましょう♪
さっそく湯めぐりしよう♪と意気込んだものの、一便見逃しました…
ロビーでは湯めぐりシャトルの時刻が確認できるので、先に時刻をチェックしておくことをオススメします。
気を取り直して、再度30分後に乗車。
朝陽リゾートホテルでも七夕の飾り付けが!ちなみに朝陽亭が「和風」なら、朝陽リゾートホテルは「洋風」のイメージ。ロビーから全く異なる雰囲気で、温泉への期待が高まります!
温泉は朝陽亭が「天空にあるお風呂」だとしたら、朝陽リゾートホテルは「大自然の中にあるお風呂」でした。自然がとっても近くて、目の前に広がる景観が全然違うのです。
そして層雲峡では唯一、朝陽リゾートホテルのみ2つの泉質「白濁の湯」と「赤茶の湯」が楽しめます!
朝陽リゾートホテルには、貸切風呂、岩盤風呂もあります(要予約/有料)ので、宿泊される際は計画に入れておくと良いかもしれませんね☆
また、つい最近コインランドリーが設置されました!登山利用の方が多い層雲峡。汚れてしまった服を洗濯している間に、朝陽リゾートの温泉を満喫することだってOKです。
層雲峡では唯一の湯めぐりサービス!朝陽亭に宿泊の際はお忘れなく。
山のメニューが豊富!山岳旅館ならではのバイキング
朝陽亭では3つのお食事処があるのですが、今回はバイキング!北海道の山岳旅館ならでは山のメニュー、ラーメンの実演コーナーがあったりと工夫されてました。
夕食は、畳の上にテーブルが置かれている「花吹雪会場」でいただきました。テーブルまで案内してくれた方が爽やかだったので写真を撮っておけば良かったと少し後悔。
お腹いっぱい食べて、バイキングの醍醐味をしっかり味わいました。
プラン特典の館内利用券は、夕食時のドリンク注文にも使用できますので、ここで使うのもアリですね☆
ちなみにお子様用のメニューがお弁当に入れて用意されていました!トレイが付いているカートは、トレイを持って歩かなくて良いので足が不自由な方にも便利です。たくさんの方への配慮が嬉しいですね。
朝食は、6月にリニューアルしたばっかりの「山の料理茶屋 早紅葉」でいただきました。
大きな窓から見える緑が映えていたり、会場は広々としていて人との距離感は気になりませんでした。天井には紅葉のプロジェクションマッピングが!
ただし、現在バイキング内容の見直しで近々メニューが変わる予定とのこと。どんな風に変わるのか楽しみですね!
夕食後の館内イベントも見逃せない!
ゆっくりと夕食を楽しんでいたら、あっという間にビンゴ大会の時間に。1階から2階へと階段を走りなんとか間に合いました…(すでに出た番号は掲示されるので、途中参加しても大丈夫です)
今回狙うのは、朝陽亭オリジナルキャラクターえぞりす「朝陽くん」のぬいぐるみ!(または、ポテトチップス)
司会の方が盛り上げ上手で、なかなかの盛況でした!ビンゴ大会は景品がなくなった時点で終了なのですが、当選しなかった方は売店チケット200円分が頂けるので、ハズレなしです。
え、私の結果ですか?もちろん「朝陽くん」をゲット!狙った獲物は逃がさない人生スタイルですから。
層雲峡では例年なら「峡谷火まつり」の時期なのですが、今年は残念ながら中止。でも打ち上げ花火は開催されています!
チェックイン時にスタッフの方から、7階の窓から見えますよと教えて頂き行ってみると、すでに数名の方が待っており、ちょっとした花火会場に。
目の前に打ち上がる花火に、全員が興奮しっぱなし!花火が終えて自然と湧き上がる拍手にほっこりした時間でした。
朝陽亭が取り組む感染症対策について
私は自粛明け初めての温泉旅だったのですが、まだまだ抵抗がある方は多いはず。
朝陽亭では、消毒液の設置はもちろん、チェックイン前にサーモグラフィーによる体温計測が設置。お食事会場では、案内前にマスク入れとビニール手袋が配布されていました。
スタッフの方もマスクをつけているのに、伝わる感じのよさ。チェックイン時の声掛けのおかげか、宿泊者も館内ではマスクをし、こまめに消毒している印象でした。
もちろん油断は出来ませんが、ホテル側も対策されているので宿泊者も感染症対策に協力して、お互いに気持ち良い時間を過ごせたら良いですね!
層雲峡からは寄り道する場所がいっぱい!
せっかく遠出したなら、色々と寄り道したいのが旅ってものです。
層雲峡を含む上川エリアは、日本遺産である「カムイと共に生きる上川アイヌ」のストーリーを構成する文化財がたくさんあります。
まずは、銀河・流星の滝!日本の滝百選にも入っている名瀑なのですが、駐車場からは両方見ることが出来ないのです…
なので、登ります!
15分~20分登るという前情報を覚悟に、滝を背に斜面を登ると、「双瀑台」の展望台へ到着!みなさま、ご安心を。10分です。ぜひ登りましょう!
「おお~!!」とついつい前のめり。下山後は駐車場から、一つずつ滝を見に行きました。
お次は、大函!本当は小函も見たかったのですが、方向音痴な私は見つけることが出来ず…小函だと思って行った先が大函だったのは秘密です。
これもまた層雲峡ならではの景勝地!いまだかつてこのような景色を見たことがあっただろうか、いやない。
本当は日本遺産巡りをしたいところなのですが、なんてったってエリアが広い。今回は層雲峡の温泉エリアから近いところだけにしといて、他はまた次回です。
日本遺産の他にも夏の層雲峡では雲海の発生率がぐっと上がるため、黒岳の「おはようロープウェイ」や上川町にある「大雪森のガーデン」、お子様連れにおすすめな「ヌクモ」、日本酒好きにはたまらない「上川大雪酒造」など近郊の観光地も見逃せません。
また、これからの層雲峡は「日本で一番早い紅葉」が見られます!
今年もまた層雲峡の一大イベント「奇跡のイルミネート」が登場!大雪山国立公園 層雲峡温泉 紅葉谷で2020年9月12日(土)~10月11日(日)に開催されます。
日中とはまた違う、幻想的なライトアップされた紅葉を観に行くのはいかがでしょうか。
追記:2020年9月9日現在、朝陽亭の大満足★1万円プランはお食事と特典内容を一部変更して販売しております!自分で作る「和食会席コース」が堪能できますよ♪
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