【江差・松前 千年北海道手形】上ノ国の続き★天空都市のあとは円空仏に出あう!

北海道一の大きな円空仏

「江差・松前 千年北海道手形」でバスの旅・第3弾!
上ノ国で歴史遺産巡り・すごく身近な「円空仏」は必見!

中世ロマンに浸ったあとは、数多くの歴史遺産を巡る旅
「旧笹浪家」外観
山から下りてきて、まず訪れたのが「旧笹浪家」。

なんと国の重要文化財です

 

18世紀初めから続いたニシン場の網元で、
北海道に残る民家では最古と思われるもの。
屋根の置き石が、当時の町の様子を偲ばせています。
「旧笹浪家」内観 中央には囲炉裏
北海道の日本海沿岸に今も残るニシン番屋の原型で
贅沢な暮らしぶりが各所に残っています~。
円空作の阿弥陀如来像
円空作の阿弥陀如来像・発見
円空は諸国を周りながら、独特の作風で

数多くの仏像を世に残した有名な僧侶(仏師)。

 

上ノ国には6体の円空仏があるそうなのですが、

それにしても何気なく置かれていてビックリ~

 

だって、なかなか見せてもらえなかったり、
博物館に所蔵されたりする宝物ですもんね。
(しかしこの後、さらなる驚きが待っていたのであった・・)
北海道に現存する神社建築では最古の神社「上ノ國八幡宮」外観
お次は上ノ國八幡宮へ。

北海道に現存する神社建築では最古のものだとか。

 

美しい境内。本堂や狛犬など、彫刻も細部まで
すごくオリジナルで見事
ガイドの笠谷さんがどんどん教えてくれるので面白い
国の重要文化財「上國寺」外観
そして上國寺(じょうこくじ)。

ココも国の重要文化財。北海道に現存する仏堂では最古のものです

 

最古が多いぜ、上ノ国
北海道の礎、発祥の地と言われるのも納得です。
煌びやかで豪華な上國寺内観
地味で素朴な外観からは想像がつかない、きらびやかで豪華な内観
赤ら顔の御仁体
この赤ら顔の御仁体には、
思わず叫んでしまったような秘密がありました
秘密はあえて書きませんので、旅の楽しみにしてくださいね
観音堂 外観
次なるスポットは、この小さい観音堂。
中に、北海道一の大きな円空仏があるとのこと・・。
北海道一大きな円空仏
ほんとだ~~大きい

しかも、ご利益をいただくために触ってもいいんですって

 

本当にいいの?いいの?と言いながら、
けっこうしっかり、触れさせていただきました
おばあちゃんの家に来たような懐かしさのある観音堂内観

実はこの観音堂、おばあちゃん家みたい

 

ここで町の方がお茶を飲みお菓子を食べながら
この円空仏をお守りしているのですって。
気取りのない町への溶け込み方が、素敵ですね~
上の国を流れる「天の川」
上の国を流れる「天の川」。正式な名前です。
勝山館からの素晴らしいガイドさんと記念撮影
昼から夕方まで、たっぷりの散策も無事終了
勝山館からの素晴らしいガイド、

本当にありがとうございました

 

こんなに歩けるか不安だったけれど、

終わってみれば、楽しすぎてあっという間でした

 

観光協会だからとはいえ、
ひとり900円のガイド体験プログラム、安すぎ~
嬉しいけれど
できれば絶対、ガイドしてもらいましょう~
路線バスからの眺め
名残り惜しいけれど、路線バスに乗り込んで

江差に向かいます。この夜は江差泊まり。

 

(2015年時点の情報です)

WRITER/村澤 規子(ぐうたび北海道 編集長)

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北海道一の大きな円空仏