【2024年最新版】北海道の初日の出スポットに行くならココがおすすめ!

朝陽を浴びると、一日を元気に過ごせるような気がしてきますよね。それが年始の最初の朝陽だったら、その一年楽しく過ごせるパワーがもらえそう!

昇る太陽に向かって、願い事を唱えるもよし、一年の決意を唱えるもよし。ニューイヤーの幕開けに、初日の出ウォッチはいかがでしょうか?
北海道の人気初日の出スポットをピックアップしてみました。参考にしてみてくださいね。

混雑が予想されますので、時間には余裕をもって行ってみてくださいね!

※イベント・施設の営業時間が変更になる場合があります。必ず公式サイトでご確認のうえ、お出かけください。

道央エリアの初日の出スポット

札幌の街中がだんだんと赤く染まる景色は絶景そのもの。暖かい室内で見ることができる展望室もおすすめです!

JRタワー展望室 そらの初日の出@T38 <札幌>

JRタワー展望室から眺める朝陽

地上160m、暖かい室内から初日の出を見よう!

札幌駅直結という抜群のアクセスの良さ。こんなに楽に行けて、暖かい室内で初日の出が望めるとあり、毎年多くの人が訪れます。6時オープン予定ですが、早めに行って並ぶのがおすすめです。

地上160mからのパノラマが、360度ぐるりと楽しめる展望台。別名「展望トイレ」と言われる男子トイレは、北東向き!時間が合えば、片隅の方に初日の出を眺めながら、最高の開放感が楽しめるかもしれませんね。(トイレを使いたい方のために占領はやめましょう)

※元旦の営業時間は決定。カフェは営業予定、その他は決まり次第公式サイトにて公表

イベント名 そらの初日の出@T38
所在地 札幌市中央区北5西2JRタワー38F JRタワー展望室T38
※「JRタワー展望室」の入場受付は、駅直結のJRタワーイースト6F
開催日 2024年1月1日(月・祝) 6:00~10:00(最終入場9:30)
※1月2日(月)以降は通常営業10:00~22:00(最終入場21:30)
料金 大人740円、中・高校生520円、小学生・幼児(4歳~)320円
アクセス JR札幌駅直結
駐車場 あり(有料/JRタワーイースト立体駐車場)
詳細情報 そらの初日の出@T38のぐうたびイベント情報
ぐうキチ
初日の出プチ情報<問題①>
日本の国土全体で、初日の出がいちばん早い場所はどこでしょう?答えは一番最後に。

藻岩山ロープウェイ 初日の出運行 <札幌>

藻岩山展望台からの初日の出

標高531メートル、夕張の丘陵地帯から札幌市街地へ徐々に赤く染まる光景は感動的!

長崎、北九州とともに、夜景サミット2022で「日本新三大夜景」に認定された札幌の夜景。藻岩山展望台からは、札幌中心部の華やかな煌めきを核に、遠く石狩湾や夕張方面の丘まで、美しい光の広がりが楽しめます。

元旦は、登山する人も含め1000人を超える人が訪れる人気の初日の出スポット。

山頂駅のレストラン「ザ・ジュエルズ」は5:00~9:30でテイクアウトのみで営業。もいわ中腹駅売店(5:00~9:30営業)では「絵馬ストラップ」などを販売。今年の願いを書いて奉納してはいかがでしょうか?

幸せの鐘

展望台には「幸せの鐘」があって、この周りの手すりには愛の南京錠が取り付けられるようになっています。二人の名前を書いた南京錠を付けると幸せになるという伝説があるそうです。

イベント名 もいわ山ロープウェイ 初日の出特別運行
所在地 札幌市中央区伏見5-3-7札幌もいわ山ロープウェイ
開催日 2024年1月1日(月・祝)元旦特別営業5:00~10:00(上り最終9:30)
Mt.MOIWA SOUVENIR SHOP 5:00~9:30
山頂レストラン「THE JEWELS」休業 ※ テイクアウトのみ5:00~9:30で営業
料金 ロープウェイ+ミニケーブルカー(往復) 大人2100円/小人1050円
アクセス 市電「ロープウェイ入り口」下車、無料シャトルバス「もいわ山麓駅」下車
駐車場 あり (120台 無料※山麓駅向い)
詳細情報 もいわ山ロープウェイ 初日の出特別運行のぐうたびイベント情報

地球岬「初日の出」観覧 <室蘭>

地球岬から見る朝陽

海抜130mの断崖絶壁!270度遮るもののない、スカッと清々しい太平洋から昇る初日の出

地球岬は室蘭市・絵鞆(えとも)半島の最南端の景勝地。“宗谷岬(稚内)”と“開陽台(中標津町)”とともに、地球が丸く見えるといわれる北海道三大スポットです。

海抜約130mの断崖絶壁からは、270度の水平線が望め、晴れた日には遠く大沼の駒ケ岳や青森県まで望めます。

イベント名 地球岬「初日の出」観覧
所在地 地球岬(室蘭市母恋南町4丁目)
開催日 2024年1月1日(月・祝)
初日の出予想時刻/7:05頃
料金
アクセス 車で道央道・室蘭ICから白鳥大橋経由で約30分
駐車場 なし (初日の出の時間帯は利用不可)
詳細情報 地球岬「初日の出」のぐうたびスポット情報

道北エリアの初日の出スポット

気温が低く、空気がとても澄んで綺麗な地域。天気が良ければ日の出もより美しく見えるのではないでしょうか。

黒岳ロープウェイ 初日の出運行 <上川町>

黒岳から見る朝陽

標高1300メートル、黒岳5合目で浴びる新年初のご来光!

黒岳は、北海道の中心・大雪山系の中にある標高1984mの山。層雲峡温泉から5合目(1300m)まで、ロープウェイで登れます。

元旦は、初日の出運行を実施。朝陽が遠くの空を染め周囲の山々の稜線がくっきりと浮かびあがり、日が昇るとともに徐々に山々の表情が見えてくる、そんな幻想的な初日の出が望めます。

黒岳を含む大雪山系は、アイヌ語で「カムイミンタラ」=「神々の遊ぶ庭」という意味。雄大な大自然は、神をも魅了する神秘的な力に満ち溢れているからでしょう。そんなパワースポット大雪山系で、今年一番のご来光はいかがでしょうか。

<余談>
せっかくなら、北海道の最高峰・旭岳(標高2291m)でも初日の出ご来光を拝みたいところですが、旭岳は西向きのため朝陽よりも夕陽が美しく見えるということで、旭岳ロープウェイの早朝運行はしていないそうです。

イベント名 黒岳ロープウェイ 初日の出運行
所在地 上川町層雲峡
開催日 2024年1月1日 6:30、6:40(上り) 7:20、7:40(下り)臨時便、その後8:00より通常運行
日の出時刻/7:00頃(黒岳五合目付近)
料金 ロープウェイ(往復) 大人2600円、小人1300円
アクセス 旭川紋別自動車道・上川層雲峡ICより国道39号線を北見方面へ車で約30分
駐車場 あり (60台・無料)
詳細情報 黒岳ロープウェイ初日の出運行のぐうたびイベント情報はこちら
初日の出プチ情報
日の出の時間は、高い場所ほど早くなるんですよ。
標高100mで平地より1分、250mで2分、400mで3分、800mで4分、1200mで5分、1700mで6分、……… と、早くなるんですって。

初日の出inてっぺん 2024 <稚内>

宗谷岬から見える朝陽

日本最北端の地で、オホーツク海から昇る初日の出

わざわざ“日本最北の地”まで初日の出を見に来てくれる人々を温かくおもてなししようと、昭和63年から行われている稚内市のイベント。
早朝5:30~かがり火の点火。6:15頃からは約100発の花火が打ち上げられ、寒い暗闇で日の出を待つ人たちを楽しませてくれます。
初日の出前に花火が上がるのは、北海道ではここだけかもしれませんね。
花火の後は、日本最北端に到達した記念に干支の開運キーホルダーのプレゼントがあります(先着1000名様)。

本州方面からのツアーや、道内バスツアーで訪れる人もいるほど、人気の初日の出スポットです。

イベント名 初日の出inてっぺん
所在地 稚内市宗谷岬(日本最北端の地の碑周辺)
開催日 2024年1月1日(月・祝) 5:30~8:00
初日の出予想時刻/7:12頃
料金
アクセス JR稚内駅より車で約50分。稚内駅前ターミナルから臨時バス運行予定。お問合せは宗谷バス株式会社(0162-32-5151)まで
駐車場 あり
詳細情報 初日の出inてっぺんのぐうたびイベント情報

道南エリアの初日の出スポット

有名観光地でも初日の出を見ることができます。光が差し、徐々に街中が明るくなってくる様に感動!

五稜郭タワー 初日の出 <函館>※情報確認中

五稜郭タワーからの朝陽

高さ90メートルの展望台
津軽海峡の向こうから昇る初日の出が、函館の街並みを染める

函館のランドマーク・五稜郭タワー。展望台の高さとしては展望1階が86m、展望2階は90m。見事に★の形をした特別史跡五稜郭跡を眼下に、函館市街と津軽海峡を目の前に望めるビュースポットです。

函館といえば、函館山から初日の出を拝みたいところですが、冬季、車は冬期間の通行止めで、ロープウェイは営業時間外なので、移動手段は徒歩登山のみ。立待岬も美しく見えますが、こちらも冬季通行止めとなっています。

ということで、この五稜郭タワーが函館の初日の出・定番スポットとなっているんですね。

イベント名 五稜郭タワー 初日の出
所在地 五稜郭タワー(函館市五稜郭町43-9)
開催日 2024年1月1日(月・祝) 例年6:00~営業開始
初日の出予想時刻/7:04頃
料金 大人1000円、中高生750円、小学生500円
アクセス 市電五稜郭公園前より徒歩約10分
駐車場 なし
詳細情報 五稜郭タワー 初日の出のぐうたびイベント情報はこちら

道東エリアの初日の出スポット

北海道で1番早い初日の出!なんだか特別感がありますよね。大自然の中に差し込む日の出の光が幻想的です。

納沙布岬(のさっぷみさき) 初日の出 <根室>

納沙布岬から眺める朝陽

日本最東端、北海道で一番早い初日の出!歯舞群島など北方領土の島影がくっきりと

北海道の太平洋側は冬も晴れることが多く、日本最東端ということもあり、たくさんの初日の出ウオッチャーが訪れます。北方領土の島影を太平洋に写しながら昇る太陽は、北海道最古の灯台を白く浮き上がらせ、新年の訪れを告げます。

中止になっていた、郷土芸能ねむろ太鼓の北方領土返還を願う曲の披露、てっぽう汁・カニラーメン・カニカレー等の販売が今年は再開!例年通り、北方領土資料館前にて数量限定で記念絵馬も配布されます。

納沙布岬から歯舞群島まではたったの3.7キロ。海の向こうに島影が見えるので、北方領土の近さを感じることができるでしょう。

イベント名 納沙布岬 初日の出
所在地 根室市納沙布岬
開催日 2024年1月1日(月・祝)
初日の出予想時刻/6:49頃
料金
アクセス 初日の出詣(もう)バス(予定)根室駅前バスターミナル発着バス運行 バス往復 大人2000円、小学生以下1000円
駐車場 あり (100台・無料)
詳細情報 納沙布岬 初日の出のぐうたびイベント情報はこちら
ぐうキチ
初日の出プチ情報<問題②>
北海道・本州・四国・九州の平地で、いちばん早く初日の出が見られるのは納沙布岬である。
〇か?×か? 答えは一番最後に。

羅臼国後展望塔 初日の出 <羅臼>

羅臼市街と北方領土・国後島の雄大な姿を一望

世界自然遺産知床・羅臼町の中心街にほど近い、海抜167mの高台にある北方領土啓発施設。
年末年始は施設の一部は閉館していますが、初日の出が見られる屋上展望ルーフは開放されています。

シーズンによってはクジラや流氷なども観ることができる絶好の展望スポットです。

イベント名 羅臼国後展望塔 初日の出
所在地 羅臼町礼文町32-1
開催日 2024年1月1日(月・祝)
初日の出予想時刻/6:50頃
料金 無料
アクセス 中標津空港より車で1時間15分
駐車場 あり(16台、大型バス2台・無料)
詳細情報 羅臼国後展望塔 初日の出のぐうたびイベント情報はこちら

襟裳岬 初日の出 <えりも>

襟裳岬から見る朝陽

海抜60m、太平洋からのぼる初日の出が、岬から2キロ先まで伸びる岩礁地帯がオレンジに染める

日高山脈襟裳国定公園内、日高山脈の最南端にある襟裳岬。
屋外展望台は高さ60mの断崖にあり、その先2キロにわたって岩礁地帯が続く雄々しくも美しい自然美が見れます。

岩礁地帯の向こうからのぼる荘厳な初日の出。背後に目を向けると、薄紅色に染まる豊似岳連山の稜線と、北西のアポイ岳の勇姿もステキです。ぜひ振り返ってみてくださいね。

襟裳町は“かぜの町”。年間260日以上も風速10メートルの風が吹く日本屈指の強風地域。冬季休業中の「風の館」が元旦だけ臨時オープンするので、暖かい室内で日の出を望むこともできます。

イベント名 襟裳岬 初日の出
所在地 えりも町えりも岬
開催日 2024年1月1日(月・祝)
「風の館」が5:00~8:00まで1月1日臨時開館
初日の出予定時刻/6:55頃
料金 「風の館」入館料 大人300円、小・中・高校生200円、幼児無料
アクセス えりも町本町市街地から道道34号(襟裳公園線)を通り車で約20分
駐車場 あり (約200台・無料)
詳細情報 襟裳岬 初日の出のぐうたびイベント情報はこちら
初日の出プチ情報
初日の出の時間は年による違いはせいぜい1分前後。毎年ほぼ同じ時間に見られるんですよ。

美幌峠 初日の出フェスティバル <美幌>

標高525m、運が良ければ、雲海を初日の出が赤く染める幻想的な光景が!

美幌町と弟子屈町をつなぐ「美幌峠」は、眼下に日本最大のカルデラ湖として知られる“屈斜路湖”を、遠くに知床や阿寒の山々を一望できるビュースポット。

雲海の発生スポットとしても有名で、普段でも雲海と日の出のコラボを見ようと訪れる人は多く、元旦ともなると、他では見られない幻想的な初日の出を見ようと、毎年多くの人が訪れます。稀に、サンピラーが現れることもあるそうです。
※サンピラー(太陽柱):空から光の柱が伸びているように見える神秘的な現象のこと。

1月1日は、道の駅2階の 展望休憩室を朝6時~8時まで開放するので、暖かい室内で初日の出を見ることもできます。

例年、時間ギリギリに行くと駐車場に入るのも困難なくらい混雑するようなので、時間には余裕をもって行ってみてくださいね。
※2023年12月27日から翌年1月3日まで、道の駅・展望休憩室は休館です。

以前、雲海ウオッチングのスタッフの方から教えてもらった雲海が発生する条件は、

  • よく晴れている
  • 風が無い
  • 気温が低い
    でした。

美幌観光物産協会公式HPでは、美幌峠雲海予測や美幌峠ライブカメラを配信しているので、参考にしてみてください。

イベント名 美幌峠 初日の出
所在地 美幌町字古梅 美幌峠展望台 ※道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠から100mほど
開催日 2024年1月1日(月・祝)
日の出時刻/6:56
料金
アクセス 女満別空港から国道39号線・243号線経由で約45分
駐車場 あり (無料)
詳細情報 美幌峠 初日の出のぐうたびイベント情報

 

ぐうキチ
初日の出プチ情報<問題③>
島を除く、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのはどこでしょうか? 答えは一番最後に。

初日の出を見る会 <標茶>

釧根台地の遥か向こうから昇る初日の出、標高195mの丘陵地帯の360度の大パノラマとともに

「多和平展望台」は、釧路湿原の北、標茶町(しべちゃちょう)の広大な丘陵地帯にある展望台。牧歌的な風景と地平線を360度見渡せる、道東の定番観光スポットのひとつ。天気が良ければ、遠く知床や阿寒方面の山々も一望できます。

牛が数千頭、サフォーク種の羊が数百頭も放牧されている、日本一広い町営牧場、標茶町育成牧場(1279ha)の中にあり、「この果てしなく続く牧草地帯にいるのは、自分たちと牛と羊だけ!?」という錯覚を覚えるほど、北海道らしい風景に包まれます。

イベント名 初日の出を見る会
所在地 多和平展望台(標茶町)
開催日 2024年1月1日(月・祝)
日の出時刻/6:54
料金
アクセス JR標茶駅より車で約20分
駐車場 あり (無料)
詳細情報 初日の出を見る会のぐうたびイベント情報はこちら
初日の出プチ情報
答えです

日本の国土全体で、初日の出がいちばん早い場所は、南鳥島(みなみとりしま)です。午前5時27分/本土のはるか南東の海上にある島で、定住している人はいません。
ちなみに、人が定住している場所でいちばん早く初日の出を見られる場所は、小笠原の母島です。/午前6時20分

答えは、×! 島と山を除く、北海道・本州・四国・九州の平地でいちばん早く初日の出が見られるのは、千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)です。/午前6時46分
北海道・本州・四国・九州の最東端である北海道の納沙布(のさっぷ)岬(午前6時50分)のほうが、犬吠埼より初日の出が早くなるように思えますが、おおよそ南東の方向に行くほど、初日の出の時刻は早くなるのです。
ただし!犬吠岬の日の出時間が早いのは、11月下旬から1月末までの約55日間だけ。それ以外の2月~11月下旬の約310日間は、納沙布岬の日の出のほうが早いのに、注目される初日の出は犬吠岬が1位になってしまうのです。残念!

③島を除いて、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは、なんと!富士山の山頂なんだそうです。さすが、日本一の山!/午前6時42分

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