【日帰り】春の気配をたどる神秘の湖・支笏湖までの日帰り旅|北海道モデルコース

支笏湖 春 モデルコース

札幌中心部からおよそ1時間。支笏洞爺国立公園内にある支笏湖を目指します。

支笏湖は都市部の近郊にありながら、見渡す限りの大自然に包まれた日本最北の不凍湖。四季折々の景色のほか、アウトドアアクティビティや天然温泉まで楽しめるコースです!

ぐうたびキャラクター・ぐうキチ
途中で恵庭市や千歳市内に立ち寄りながら、春の息吹を探しに出かけましょう!

日帰りのコース地図
モデルコースのMAP 支笏湖

※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。

【1日目】9:00 恵庭市
「道と川の駅花ロードえにわ」で特産品を購入

道の駅花ロードえにわ

▲恵庭市は「花のまち」。季節の花が目を楽しませてくれる

農畜産物直売所やガーデンエリアまで施設が充実した観光拠点

地元農家さんが次々と運び込む鮮度抜群の野菜から、恵庭産かぼちゃを使用したスイーツなどの特産品が並ぶ売店、特製カレーやソフトクリームが食べられるフードコートなど、地元の「食」が充実した道の駅。

道の駅花ロードえにわ はなふる

魅力は食だけではありません。北海道の有名ガーデナーたちが趣向を凝らして設計したガーデンエリアは、5月下旬から花の見頃を迎え、10月頃まで季節の花が楽しめます。

買い物の後は散策を楽しんで、ドライブをスタートしましょう!

「Tea&Sweets goasis」に新商品が登場!

道の駅花ロードえにわ あんぱんブリュレ

▲ 和と洋がコラボした2024年の新商品「あんぱんブリュレ」330円

ドライブ途中に買いたいスイーツはこれ!

「花ロードえにわ」内にある「Tea&Sweets goasis(ゴアシス)」の新商品は、恵庭産もち米を使用した「かぼちゃ大福」や、こしあんぱんとキャラメルの和洋がコラボした「あんぱんブリュレ」。そして恵庭産のかぼちゃを使用したロングセラー商品「えにどら」もお忘れなく!

保冷バッグがあると移動中のおやつやお土産も安心して買えますね。

施設名 道と川の駅花ロードえにわ
所在地 恵庭市南島松817番地18
アクセス JR恵み野駅から車で約4分
営業時間 4月〜10月 9:00〜18:00
11月〜3月 9:00〜17:00
定休日 年末年始(12月31日〜1月2日)
駐車場 あり(402台・無料)
公式サイト 道の駅の公式サイトを見る
問い合わせ先 0123−37−8787


移動時間 車で約17分

【1日目】10:00 千歳市
ドライブのおともに 「岩塚製菓 北海道工場直営 ウタリちとせ」で出来たて米菓を購入

岩塚製菓 北海道工場直営ウタリチトセ

▲定番から北海道限定商品まで、何があるかは当日のお楽しみ

スーパーや土産店で馴染みのある商品が並ぶ北海道工場直営店

新潟県長岡市に本社を構える岩塚製菓は、国産の米100%で作る米菓製造メーカーです。地元以外で唯一の北海道工場は1990年から稼働しており、かねてより工場直送商品が並ぶ直売店は人気のスポットでした。

2024年5月に移転して売り場が広くなった直売店「ウタリちとせ」は、取扱商品も増加。定番品から北海道限定商品のほか、工場直送の箱買い商品、運良く出合えたらラッキーなワケあり品までが揃います。

見たことのあるアノおせんべいの、直売店限定品がズラリ!

岩塚製菓 北海道工場直営ウタリチトセ

▲味しらべ(310g)480円、黒豆せんべい(360g)480円

米菓の品揃えは圧巻!小袋入りからバラ入り、箱入りまで多彩

岩塚製菓ファンにとってうれしいのは、おせんべい、あられ、おかきまでが揃うラインアップ。人気NO.1は「味しらべ」。

人気NO.2の「岩塚の黒豆せんべい」や人気NO.3の「大袖振豆もち」をはじめ、関連会社のグミ、かりんとうなども販売。

施設名 岩塚製菓(株) 北海道工場直営ウタリちとせ
所在地 千歳市大和4丁目1-2
アクセス JR千歳駅より車で約7分
営業時間 10:00〜17:00
定休日 年末年始
駐車場 あり(30台・無料) ※セブン・イレブンと共用
公式サイト 岩塚製菓(株) 北海道工場直営ウタリちとせの公式サイトを見る
問い合わせ先 0123-27-4111


移動時間 車で約8分

【1日目】10:30 千歳市
「サケのふるさと千歳水族館」で春の名物「サケ稚魚放流体験」をしよう

サケのふるさと千歳水族館 館内大水槽

▲2024年度は、開館30周年を記念した特別イベントも実施中

国内で唯一、川の中がのぞける北海道最大の淡水魚水族館

千歳水族館の人気エリアは、なんといっても千歳川の川底の様子がガラス窓越しに見られる地下の水中観察ゾーン。

サケのふるさと千歳水族館 稚魚放流(水中観察ゾーン)

▲水中観察ゾーンから見える、放流したばかりのサケ稚魚

春はサケの稚魚、夏は赤い婚姻色に染まったウグイの群れ、秋は成長して遡上するサケの群れ、冬にはサケの産卵行動や水鳥の姿など、季節ごとに移り変わる川の景色と野生の生き物の営みが楽しめます。

タイミングが合えば、晩春から初夏にかけて、海から遡上する銀鱗のサクラマスやヤツメウナギの姿に出合えることも!

例年3月下旬〜5月上旬に実施される「サケ稚魚放流体験」

サケのふるさと千歳水族館 稚魚放流(

▲コップに入ったサケ稚魚を、そっと千歳川へ放流する貴重な体験

サケの赤ちゃんの成長と3年後の遡上を願って川へ送り出す

毎年、春に実施されている季節限定の「サケ稚魚放流体験」。送り出した稚魚が海を回遊し、千歳川へと帰ってくるのは3年後です。参加者からは、「秋になったら、大きくなったサケを見に来たい」との声が届くそう(期間中の11:00〜11:20、14:00〜14:20の1日2回開催)。

施設名 サケのふるさと千歳水族館
所在地 千歳市花園2丁目312
アクセス JR千歳駅から車で約4分
営業時間 9:00〜17:00(冬季時短営業あり)
定休日 年末年始、メンテナンス休館あり(詳細はホームページにてご確認ください)
駐車場 あり(道の駅駐車場222台・無料)
公式サイト サケのふるさと千歳水族館の公式サイトを見る
問い合わせ先 0123-42-3001


移動時間 車で約42分

【1日目】12:00 千歳市
ランチは「ポロピナイ食堂」で支笏湖特産のチップ料理を味わう

ポロピナイ食堂 チップスペシャルセット

▲チップスペシャルセット2,400円(変動あり)

漁の解禁期間だけ味わえる、旬の支笏湖チップ料理を堪能

支笏湖でランチを楽しむなら、「支笏湖チップ」と呼ばれるヒメマス料理が欠かせません。こちらの店では、全面が窓になった店内や湖面が目前に迫るテラス席で、支笏湖の絶景を眺めながらチップ料理が味わえます。おすすめは、塩焼き・フライ・刺身でチップの繊細な味わいを食べ比べできる「スペシャルチップセット」。

営業期間中はいつでも食べられますが、ヒメマス漁が解禁になる6月1日〜8月31日の3カ月だけは、店主をはじめとした専属漁師が釣りあげる“朝釣りのチップ”がお目見えします。

海へ下らずに湖で一生を過ごす支笏湖のチップ

ポロピナイ食堂 水槽

▲2022年4月のリニューアルで、支笏湖の魚が泳ぐ水槽が登場

1894年に阿寒湖から移植されたのが「支笏湖チップ」のはじまり

大切な資源として守られている「支笏湖チップ」は、臭みのない繊細な味わいが特徴です。質の良い魚が生息していることから、釣り人にも大人気の支笏湖。

店で竿をレンタルすれば、初心者の方も湖へ延びる桟橋でウグイなどの釣りが楽しめます。貸し竿(仕掛け、エサ、バケツ付き)は800円。

施設名 ポロピナイ食堂
所在地 千歳市幌美内番外地
アクセス 新千歳空港から車で約50分
営業時間 10:00〜17:30
定休日 不定休、11月上旬〜4月中旬は冬季休業
駐車場 あり(100台・無料)
公式サイト ポロピナイ食堂の公式サイトを見る
問い合わせ先 0123-25-2041


移動時間 車で約10分

ランチ後はアクティビティを楽しもう!

支笏湖の景色をたっぷり楽しみたい!→支笏ガイドハウスかのあ
支笏湖を中から見たい!→支笏湖観光船丸駒温泉の日帰り入浴へ

【1日目】13:00 千歳市
アクティビティ①「支笏ガイドハウスかのあ」で、支笏湖をカヌークルージング

支笏ガイドハウスかのあ ネイチャークルージング

▲流れがゆるやかで、水中観察がしやすい支笏湖の出口“千歳川源流部”を進む

カヌーに乗ってガイドの説明を聞きながら支笏湖の魅力を再発見

支笏湖の自然を体感するなら、湖面に近い高さから眺めるカヌーがおすすめです。「支笏ガイドハウスかのあ」のプログラムは、初心者でも手ぶらで気軽に参加できることが魅力。

大型ツインカヌーで湖へと繰り出せば、大自然の中に身を置く開放感が味わえます。水中をのぞけば、海底と錯覚しそうな崖や水の流れに揺れる美しい植物、魚などの生き物に出合えることも。

 支笏湖で桜が楽しめるのは、例年ゴールデンウィーク前後

支笏ガイドハウスかのあ 春の景色

▲四季それぞれの美しさがある支笏湖。山桜と水面のコントラストが美しい

春は透明度がもっとも高く20m〜30mになることも!

山野草の芽吹きや桜が開花する春。魚や水中生物が活発になり、サンダル履きの足に湖水が気持ちよい夏。湖畔に秋風が吹いても、水温の変化が緩やかで水の中はまだまだ夏の様相が残る秋。札幌から車で約1時間の場所だと忘れてしまいそうなほど、豊かな大自然を満喫できる場所です。

施設名 支笏ガイドハウスかのあ
所在地 千歳市支笏湖温泉番外地
アクセス JR千歳駅から車で約29分
営業時間 8:50〜17:00
定休日 無休
料金 ネイチャークルージング(3月1日〜10月28日)
①10:00~11:30
②13:00~14:30
③15:00~16:30(4月・5月・10月)
④15:30~17:00(6月~9月)
大人7700円~8250円、小学生4950円~5500円、幼児3300円 ~3850円※対象4歳以上(小学生以下は保護者同伴)
※1名の予約は4/1以降可
※季節により価格変動あり
駐車場 あり(支笏湖駐車場300台・夏季有料)
公式サイト 支笏ガイドハウスかのあの公式サイトを見る


ポロピナイ展望台までの

移動時間 車で約14分

ポロピナイ展望台」に続く

【1日目】13:00 千歳市
アクティビティ② 「支笏湖観光船」の船底から、コバルトブルーの湖底をのぞく

支笏湖観光船

▲2隻ある水中遊覧船は、いずれも水深2mの船底に窓がある

遠景からは想像がつかない、湖底の絶景を探す水中遊覧船

国内有数の水質を誇る支笏湖は、湖面をのぞき込むと水中が見える澄んだ湖水も魅力のひとつ。湖面が太陽の光に照らされた際に見られる幻想的な青色は、「支笏湖ブルー」と呼ばれます。湖の中を楽しむなら、船底の窓から絶景を探す「支笏湖観光船」へ。

湖底をのぞけば、層雲峡の崖にも見られる柱状節理の切り立った岩や、海のような白砂の波紋に出合えます。静かな湖の底に眠るダイナミックな光景は神秘的です。

施設名 支笏湖観光船
所在地 千歳市支笏湖温泉
アクセス 新千歳空港から車で約40分
営業時間 9:00始発〜17:00最終発
定休日 冬季休業
駐車場 あり(支笏湖駐車場300台・夏季有料)
公式サイト 支笏湖観光船の公式サイトを見る
問い合わせ先 0123-25-2031


丸駒温泉までの
移動時間 車で約14分

【1日目】14:40 千歳市
支笏湖観光船の後は絶景の秘湯「丸駒温泉旅館」で日帰り入浴

湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館 温泉

▲支笏湖の水面と同じ目線で開放感バツグンの展望露天風呂

すべての浴槽から湖の絶景が見える、支笏湖畔の老舗温泉宿へ

大正4年に探し当てた源泉が、今もこんこんと湧き出る「丸駒温泉旅館」。全国的にも珍しい足元から湯が湧く天然露天風呂や湖面を見渡す展望露天風呂、内湯すべてから支笏湖を一望できる絶景の温泉宿です。

源泉の湯はもちろん、支笏湖の水を使用した露天水風呂がサウナ―に大人気。本場フィンランド式のロウリュが可能な大浴場のサウナでは、大自然の中で“ととのう”贅沢が味わえます。

男女で行くなら温泉&バレルサウナ付き貸切風呂「丸の湯」もおすすめ

湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館 サウナ

▲貸切風呂〈丸の湯〉バレルサウナ付、50分4,400円(定員4名、入館料別途)

支笏湖の水かけ流しの水風呂と、支笏湖ビューの外気浴で“ととのう”

春から夏にかけては比較的天候が穏やかで、早朝を中心に鏡のような湖面が周囲の山々を映す鏡面現象が起こることもある支笏湖。

湖畔の宿支笏湖  バレルサウナ

▲ バレルサウナ「丸の湯」の中からも、支笏湖が眺められる

バレルサウナも水風呂も揃った貸切風呂「丸の湯」を利用すれば、サウナで汗を流しながら移ろう景色を独り占めできます。タオルは持参するか、受付で購入しましょう。

施設名 湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館
所在地 千歳市幌美内7番地
アクセス JR千歳駅から車で41分
営業時間 日帰り入浴 10:00〜14:00(15:00最終退館)
定休日 火曜、水曜
料金 日帰り入浴
中学生以上1200円、小学生600円、3歳以上300円、3歳未満無料
駐車場 あり(50台・無料)
公式サイト 丸駒温泉の公式サイトを見る
問い合わせ先 0123-25-2341(9:00〜18:00)


移動時間 車で約6分

【1日目】16:00 千歳市
「ポロピナイ展望台」から支笏湖の夕暮れ絶景ショットを狙う

ポロピナイ展望台

▲写真提供:シーニックバイウェイ北海道 支笏洞爺ニセコルート

支笏湖を囲む山々と大空だけが広がる、雄大パノラマビュー

一日の最後を締めくくるのは、夕日の絶景。支笏湖温泉で高速道路ソフトクリームランキング全国2位・全道1位の人気を誇る「岩瀬牧場」の牛乳を使用したソフトクリームを食べたり、支笏湖畔を散策したりして、夕暮れ時を待ちましょう。

支笏湖の向こうに溶岩ドームがある樽前山や風不死岳を望む、見晴らし抜群の展望スポット。景観のよい脇道、寄り道を意味する「シーニックバイウェイ」として北海道内12区間設定されている「秀逸な道」のひとつ、「支笏湖ブルーに出逢う道」の起点になっている展望台です。

風が弱い日なら、低い位置から差し込む夕日の光が湖上に反射して「光の道」が浮かび上がる瞬間も。4月は18:00頃、5月は18:30頃が日没時刻。夕景の絶景ショットを狙うなら、その前後に訪れる薄暮の時間が狙い目です。

施設名 ポロピナイ展望台(幌美内駐車場)
所在地 千歳市幌美内
アクセス JR千歳駅から車で約41分
駐車場 あり(5台・無料)
公式サイト シーニックバイウェイ北海道の公式サイトを見る
問い合わせ先 (一社)シーニックバイウェイ支援センター info-sc@scenicbyway.jp


GOAL!

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支笏湖 春 モデルコース