ぐうたび北海道のマサです。先日、定山渓万世閣ホテルミリオーネに宿泊してきました。以前から女性に人気のホテルと聞いていたので今回は友人と女二人旅です。
4年前に、ラウンジやビュッフェ会場が大リニューアルされ、更に魅力アップ!その見所をレポートします。
■目次
木の温もり溢れる優しいバーチテラス~ベーカリー&カフェ~!足湯やパン工房も
15時過ぎにチェックインし、まずは館内探索です。ロビー奥に素敵なラウンジ「バーチテラス~ベーカリー&カフェ~」があったので、まずはそこへ向かいます。
木の温もり溢れる優しい空間。天気が良いので明るい陽射しがラウンジへ差し込み、その光景を見ているだけで、「ほっ」と心が安らぎます。
ラウンジ奥には足湯テラスが。このお湯も温泉なんです。タオルは入り口横にあり無料で借りられるので部屋からもっていく必要なし。早速、ロビーで頂いたお茶を持って足湯に浸かります。
6月の風が心地よく、湯加減もばっちり。こんもりした木々の緑が気持ちよく、森林浴気分。この木々が赤く染まる紅葉の時期はもっと素敵だろうと思います。友人と二人でとりとめのない話をしながら、あっという間に10分、15分と経過してしまいました。
中へ入り、今度はミリオーネ自慢のパン工房へ。毎日20種類以上のパンをその場で焼き上げていて、一部のパンはビュッフェでいただけるとのこと。この日は、夏限定の「レモンのパウンドケーキ」をはじめ、クロワッサンやチーズドッグ、かっぱのクリームパンなど気になるパンが並んでいました。小腹が空いていたので一つ食べてみようかなと思いましたが、17時30分から夕食を食べることに決めていたのでここはグッと我慢です。
続いて、売店へ向かいます。
入口のところで温泉饅頭の試食をすすめられました。その名も「定山坊まんじゅう」。毎朝、売店内の工房で毎日手作りされ、朝7時から出来立てのお饅頭が売店に並びます。私たちも一ついただいてみました。「美味しい~!」餡はこし餡と粒餡がミックスで、醤油と蜂蜜が練り込まれ、香ばしい風味の、もっちりとした皮に包まれています。ここで毎日、16時頃くらいまで試食ができるとのことですが、お部屋にもお茶請けとしてあるのでぜひ味見してくださいね。
このあと温泉を満喫し、夕食会場へ向かいます。
夏限定「太陽のサンマルシェ」で80品超えビュッフェ満喫!
本日のビュッフェオープンは17時30分、オープンと同時に会場入りです。
まずは素敵なバーカウンターがお出迎え。こんな素敵なバーがホテルの中にあるんです。一瞬ススキノにあるおしゃれなバーかと思っちゃいました。食後にBARを利用したのであとでまた紹介しますね。そして、後ろを振り向くと・・・
白を基調とした会場内には、木のテーブルや椅子が並びとっても居心地が良さそう、おしゃれなカフェのようです。因みに会場内の木のテーブルや椅子は全て特注品なんですって。こだわりを感じますね。黒板に手書きで各コーナーの名前が書かれていて、離れた席からもそこにどんなお料理が並んでいるのかわかります。
ミリオーネのビュッフェでは、「彩・食・健・美」をテーマに各季節ごとの限定メニューが登場します。6月1日~8月31日の期間は「太陽のサンマルシェ」。北海道の夏を思いっきり味わい尽くす33品が登場。定番メニューと合わせて全80品のメニューが並びます。
さあお皿をもって、いざ出陣!
事前情報では、石窯焼きピッツァとエイジングビーフがおすすめと聞いていましたが、熱々で食べたいものは最後にして、まずは野菜やお惣菜コーナーから攻めます。赤や黄や緑の色鮮やかな料理が目に飛び込んできます。普段はたくさん取らない野菜も、あっという間にお皿いっぱいに。全体の雰囲気を写真でうまく伝えられないのが残念ですが、マルシェのように彩り豊かで、たくさんのお料理が並んでいて、食欲をそそるオリジナルメニューもいっぱい!野菜にかけるドレッシングにもこだわりを感じます。私が注目したのは、新篠津産の有機野菜人参ドレッシング。野菜の味をそのまま感じられる、とても美味しいドレッシングでした。
夏野菜のセイロ蒸しは、「太陽のサンマルシェ」限定メニュー。食べ方は、チーズを絡めてもよし、トマトソースで食べてもよし、2種類のフォンデュが楽しめます。
お次は北海道石鰈のスモークカルパッチョやショルダーハム、シェルとホタテのサラダなど、どんどんお皿に盛っていきます。お刺身コーナーでは、甘えびも豪快に盛り付けられています。平目のお刺身がビュッフェで食べられるのも珍しいですよね。スタートと同時に入ったのでなんとエンガワをゲット!嬉しい~。
その横では握りたてのお寿司が並びます。宇和島産しらすハンペンと茄子味噌しそ巻きはサンマルシェ限定メニューです。お寿司コーナーの逆サイドにも気になるものを発見。つるんとしたお豆腐の横にたくさんの薬味が並んでいます。これは、ミリオーネ夏の定番「スタミナ豆腐」のトッピング。ホテルで食べて美味しさを実感し、暑い夏を乗り切るために家でも再現できるようにレシピが壁に掲示されています。
ライブキッチンではミリオーネビュッフェ自慢の2品、石窯焼きピッツァとエイジングビーフ。まずは、石窯焼きピッツァ。定番メニューのマルゲリータと、月替わりのピッツァの2種類。今月はアスパラとベーコンのピッツァです。もちもちの触感と程よい焼き加減で、これはもはやピッツア専門店の味です。生地は冒頭で紹介したパン工房で作った自家製生地に、オリーブオイルを練りこんで一晩じっくり発酵・熟成。あとは石窯で、気温や湿度を考慮しその日の状態に合わせて焼き上げているそうです。
そして、30日間以上熟成させたエイジングビーフステーキ。調理長が厳選した9種類の塩で味わえます。食べてみるととっても柔らかくてビックリ!じっくり時間をかけて熟成させたこと、そして焼き加減、食べる直前に切り分けてくれる、一切れ一切れのお肉を美味しく食べられるよう手間をかけているんだな~と思いました。
このほかにもオリジナルメニューのお惣菜や揚げたて天ぷら、煮込みメニューや冷麺・ラーメン、パン工房で焼いたパン6種類、知床鶏の五目御飯、デザートは20種類以上、とてもじゃないけど紹介しきれないです(´;ω;`)ウゥゥ!数えてないけど、これホントに80品ビュッフェですか~?!
ミリオーネのお料理は、一品一品が美味しい。そして、味の好みは人それぞれですが、自分流の味わい方ができるように、薬味や調味料の種類が豊富なことにも感激です。
季節ごとにメニューが変わるので、次は秋にまた訪れたいと思いました。
夜は、BAR(バル)で一杯。丁度開催されているネイチャールミナリエにちなんだカクテルをいただきながら、このホテルのビュッフェの美味しさについてバーテンダーさんと語り合っちゃいました。「ここのビュッフェは手作りのオリジナルメニューが多く、美味しいですよ」って言ってましたよ。
焼き立てパンやほかほかおにぎり。朝食もオリジナルメニュー満載!
朝食も夕食に負けないくらいの豪華70品ビュッフェ。握りたてのほかほかおにぎりや、サックサックのクロワッサン、そばにカレー、昨夜飲みすぎた人、朝はさっぱりしたものが食べたい人、様々な要求にこたえられるメニューがたくさんです。
朝のお豆腐は、ふうせん豆腐。つまようじで刺して風船を割り、お好みの薬味で食べます。
昨日ステーキやピッツァが並んでいたライブキッチンコーナーには、スモーク料理が並んでいます。ホテルオリジナルレシピで作られたベーコンやウィンナー、フレンチトーストグラタンは絶品!他ではなかなか食べられない品々です。甘くておいしいブロッコリージュースと一緒にいただきました。
パン工房で焼き立てのクロワッサンもサックサック。この美味しさを家族に伝えたいと思い、今回の旅のお土産に決定!
和食のおかずも充実。今朝もたっぷりといただいちゃいました。
でも、昨日の夕食でも感じたことなのですが、旬の野菜を使ったお料理が多くて、たくさん食べても罪悪感を感じないんですよ。これ大事!
食後はテラスに出て、マイナスイオンをおもいっきり浴びて、元気チャージ!
最後に・・・
今回は4年前にリニューアルした点を中心にご紹介しましたが、もちろん、温泉もばっちりです。約450平米の広々した空間に、ジャグジーや寝湯を含む5つの内風呂と庭園露天風呂があります。そして私たちが宿泊した客室はコチラ。
踏込+広縁付きの10畳タイプの和室です。二人で利用するには十分の広さです。部屋全体が淡い色合いで、入った瞬間、心がふわっとして穏やかな気持ちになりました。
もう一つ。今回はビュッフェをご紹介しましたが、居酒屋でのお食事も可能です。
野菜天や煮込みハンバーグなど1コイン(500円)で食べられる日帰り専用メニューから、調理長おすすめの生簀料理まで、品ぞろえが豊富。つぶ、ほっき、ホタテ、活毛蟹など本格的なお刺身もいただけるんです。
こんな魅力いっぱいのミリオーネへ是非、足を運んでみてください!