料理自慢の宿 定山渓 章月グランドホテル(3)夕食編

章月グランドホテルの夕食、お造り

こんにちは、ぐうたび北海道編集部のまっちゃんです。
定山渓温泉 章月グランドホテルの宿泊レポート第三弾!

ラウンジ編

お部屋編

に引き続き、夕食編をお送りいたします!

章月グランドホテルの新・和食会席コース「章月クラシカル」

私が今回一番楽しみにしていたのが、章月グランドホテルのお食事。
章月は1922年に「昇月料理店」という料亭として開業。
元は宿泊施設ではなく、料理屋さんだったのです。

その後1931年に「章月旅館」を開業し、
「昇月料理店」を「章月料理店」と改称しました。

その歴史を今も引き継ぐお料理…わくわくとお腹の音が止まらない!

夕食はこちらの、食事処「一条亭」にて。

章月グランドホテルのお食事処「一条亭」

完全個室ではないものの、お隣さんとの距離は全然気にならないほどの
ゆったりとしたお食事処。

それでは、食前酒のスパークリングワインから

かんぱ~い

章月グランドホテルのお食事の様子

右:弊社社長 左:まっちゃん
社長は諸事情によりピンクの作務衣を着ていますが
通常男性はブルーグレーの作務衣です…。

今回頂いたのは、章月グランドホテルの新・和食会席コース「章月クラシカル」。
クラシカルとは、「最高クラスの」「格式のある」という意味。
章月の歴史と格式を引き継いだ最高級の会席という名前、これは美味しい予感しかしませんよね。

まずは先付。

章月グランドホテルのお食事、先付

なんと、先付からお寿司!
左上から河童寿司、ニジマス、行者ニンニク
左下に行ってエゾシカ、月見寿司(卵)

このお寿司はすべて定山渓ゆかりのものを使用、イメージした一皿。

河童寿司は定山渓の河童伝説、ニジマスは宿の側を流れる豊平川でよく採れる川魚
行者ニンニクは定山渓の山々で多く収穫され、
エゾシカもこのあたりでは多く生息しています。
そして月見寿司は豊平川にかかる月見橋をイメージ。

実は先付にお寿司、は章月の新しい試み。
料理長の村田さん曰く、お品書きを決める際にもっとも議論に議論を重ねたとのこと。

お腹を空かせて来てくれたお客様に
まずは小腹を満たす一品を、という心遣いがこもった先付なのです。

肝心のお味は、どれもお上品でちょうどよい塩梅。
お寿司といってもミニサイズなのであっという間に完食。

先付だけでがっしり心(胃袋)をつかまれた我々…。

さぁ次は前菜、の前に気になるメニューを発見!

章月グランドホテルのお食事、お酒のメニュー

最近飲食店で多くなってきた、お料理によく合うお酒を選んでくれる「ペアリング」。(別途3,800円・税込)
章月でも前菜からデザートまでお料理に合わせたワインを提供してくれています。※一杯目は日本酒

社長「僕は5杯コース頼むけど、あなたは?」
まっちゃん「もちろんいただきます!」(食い気味に)

すでに別でビールを頼んでいたのに…。せっかくですもの、いただきます。

そして前菜はこちら。

章月グランドホテルのお食事、前菜

<料理長こだわり7種盛り>
(左上から)瀬棚産蒸しアワビ~ポン酢ジュレがけ~
十勝産とうもろこし豆腐、襟裳産トキシラズ卯の花巻き、十勝産インカのめざめばくだん
(左下から)冬瓜白和え、夕顔梅肉、カニのびしょ玉(半熟にとどめた炒り卵)

この前菜のペアリングは北海道産の日本酒、「きたしずく」
章月グランドホテルのお食事、日本酒
スッキリと飲みやすいお酒!

続いて、先椀とお造り。

章月グランドホテルのお食事、お造り
先椀はシャコの真丈(しんじょ)~澄まし仕立て~

お造りは左上から北海道産ウニ、噴火湾産活ダコ洗い、宮城県産スズキ焼き霜
左下から北海道産スルメイカ、長崎産本マグロ

なんとそれぞれのお刺身ひとつひとつに合わせたお醤油や薬味とともに頂きます。
素材の味を最大限に活かした方法で食べてもらいたい、という料理長の気持ちが伝わります!

左から湯花醤油(ウニ)、レモン塩(活ダコ)、カボス醤油(スズキ)
新生姜(スルメイカ)、燻し醤油(本マグロ)

章月グランドホテルのお食事、お造り 章月グランドホテルのお食事、白ワイン

お造りのペアリングは山梨県産の白ワイン

章月グランドホテルのお食事、鮎の塩焼き
焼き物 鮎の塩焼き~料理長特製のアンチョビ蓼酢で~

北海道で鮎の塩焼きを食べられるのは珍しいですよね。私はたぶん初めて…。
身がほくほくしてて美味しい!
鮎の塩焼きのペアリングは岩見沢の宝水ワイナリーの白ワイン。(写真撮り忘れ)

さて、待ちに待ったメインは…

章月グランドホテルのお食事、白老牛のしゃぶしゃぶ
白老牛と野菜のコンソメしゃぶしゃぶ
~料理長特製のポン酢またはオリーブおろしで~

白老牛を贅沢にしゃぶしゃぶで!
左の鍋に入ったコンソメ出汁にしゃぶしゃぶしていただきます。

すいません、食べるのに夢中になったのでしゃぶしゃぶした写真はありません。
とにかく柔らかくて旨味が口いっぱいに広がる~!
野菜やキノコもしっかりといただきますよ。
ペアリングワインはカベルネ・ソーヴィニョン2015。(また撮り忘れ)

お料理もいよいよ終盤に。

章月グランドホテルのお食事、酢肴
酢肴 フルーツトマト・生湯葉・焼きズッキーニの酢の物~クリームチーズと共に~

章月グランドホテルのお食事、ご飯とお味噌汁
食事・留椀・香の物

ご飯は北海道ブランド米「ふっくりんこ」、
お味噌汁は事前に赤みそか白みそどちらがよいか聞いてくれます。
今回は赤みそをチョイス。

香の物はすべて料理長の手作り。

左から、わさび昆布と青南蛮の三丈漬け、オクラ西京漬け、ますこ昆布〆
ゴボウのたまり漬け、べったらサーモン

最後はお楽しみのデザート!
章月グランドホテルのお食事、デザート
専属パティシエの手作りスイーツ

もう、見た目が美味しい…。

デザート用のペアリングワインもありますが、
飲み物はコーヒー、紅茶、抹茶ラテの中から選べます。

ここは珍しい抹茶ラテを頼みます。
抹茶好きにはうれしい、優しい苦みがスイーツとよく合います。

デザートは、希望すればラウンジ「かむり」で頂くこともできますよ。

ごちそうさまでした。お腹いっぱい、大満足です!

章月グランドホテルの新・和食会席コース「章月クラシカル」。
今回頂いたのは夏のお献立ですが
季節ごとにお品書きも変わっていきます。

春夏秋冬、全部のお膳を食べたいですね♪

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次回はいよいよ宿泊レポート最終回!
朝食・売店編へ続く…

 

WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ

 

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