■目次
別海町(べつかいちょう)はこんなところ
人口1万4500人に対し、約11万頭の牛たちが暮らす別海町。東側はオホーツク海に面し、野付半島や風蓮湖など名勝地にも恵まれています。生乳生産量日本一の酪農をはじめ、北海シマエビ、ジャンボサイズのホタテなど、全国にファンをもつブランド食材の産地としても知られています。
地元牛乳のおいしさを伝える「カフェ・ミルフイユ」に注目!
2015年にオープンした「Café Mille-Feuille(カフェ・ミルフイユ)」は、赤い屋根と猫の看板が目印の一軒家カフェです。
オーナーパティシエは別海町で生まれ育った千葉隆司さん。お菓子作りのほか、店頭での接客まで、一人で切り盛りしています。ショーケースにはチーズケーキはもちろん、別海町自慢の生クリームをたっぷり使ったスイーツが並んでいます。
店名のミルフイユはサクサクのパイ生地とクリームが層になった定番のスイーツ。フランス語で「ミル」は「千」、「フイユ」は「葉」を意味し、フランスでの修行時代に「ムッシュミルフイユ」と呼ばれていたことから命名されたそうです。もちろんカフェのデザートメニューとしても人気の一皿です。
千葉さんに聞きました!
地元の方からお土産に選んでいただけるのは、地元の名店として親しまれているからこそですね。
地元の新鮮ミルクがたっぷり♪
「【濃厚チーズケーキ」BETSUKAI~べつかい~」注目!
『日本一の生産量を誇る別海町の牛乳や生クリーム、チーズを使っているところです。卵も町内の生産者が平飼いで育てたニワトリの有精卵。地元の厳選素材を使っていることが一番の特徴です。
別海町の牛乳は熱によるダメージが少ない低温殺菌なので、しぼりたてに近い雑味のないスッキリとした味わいです。牛乳のおいしさをストレートに感じられるように、レアチーズ層はミルキーな味わいを大切にしています』
別海町の牛乳を飲んだことがある方も多いのではないでしょうか。最近では珍しい三角パックの牛乳を目にすると、ついつい飲みたくなってしまいます。
あの牛乳のフレッシュさ、味わいをそのままスイーツとして楽しめるのは、贅沢ですね。
牛乳が季節ごとに味わいが異なるとは、今まで考えたことがありませんでした。繊細な調理が必要とされる菓子づくり。いつでも変わらない美味しさを楽しめるのは、パティシエとしての技術力の賜物ですね。
“誰よりもケーキが好き”と、おっしゃる千葉さん。地元やケーキへの愛情、人気商品も完成形ではなくさらに美味しくなると考えているからこそ、何度も食べたくなる商品が生まれるのですね。
おすすめ返礼品
こだわり【濃厚チーズケーキ】BETSUKAI~べつかい~
北海道の雪を感じさせる清らかな白さと、その下に眠る大地の力強さを2種類のチーズケーキで表現しました。ミルキーなレアチーズ層のなめらかな口溶けとコクのあるベイクド層、ベースに敷かれたサクサクタルトの食感が絶妙なコントラストを奏でます。
千葉さんイチオシの食べ方は?
『冷凍でお届けするので、アイスケーキのようなシャリっとした状態から、クリーミーなやわらかさまで、解凍時間とともに段階的に変化する食感と味わいを楽しめます。合わせる飲み物はブラックコーヒーが一番おすすめです』
牛乳本来のミルキーな味わいが口の中に広がる、まろやかな口あたりのチーズケーキ。コーヒーとともに味わえば、その魅力がさらに深まります。「濃厚」の概念が変わるおいしさです。
別海町のここが好き!
『風が吹くと草が波打つように揺れる大草原の景色が好きですね。どこまでも広がる草原で牛たちが草を食む様子は、見ているだけでのんびり大らかな気持ちになります。牛たちもストレスなく育っているから、牛乳がおいしくなるんでしょうね』
パティシエ修行でフランスのシャンパーニュ地方に住んでいた千葉さんは、畑が広がるのどかな風景に故郷の別海町を重ね、親しみを感じていたそうです。