今年も5月12日より星野リゾート トマム内にある「雲海テラス」の営業がスタート。ぐうたび編集部の私 いっし~と編集長 前野で行ってきました。
朝5時にゴンドラへ乗り込み、標高1,088mにある雲海テラスへ向かいます。この日は晴天だったため、残念ながらテラス周辺に雲海は発生しませんでした。
ですが、遠くの山間部に立派な雲海が見えました!初めて雲海を見た、いっし~はその神秘的な光景に感動……でもやっぱり遠いのが悔しい(笑)
雲海が出た時にはこんなに幻想的な景色が眺められます。
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◆星野リゾート トマム ザ・タワー
◆星野リゾート リゾナーレトマム
※感染症の状況により、開催内容が変更・中止になる場合があります。お出かけの際は必ず公式サイトでご確認のうえ、お出かけください。
※他の利用者がいない時間に、一時的にマスクを外して撮影しております。
■目次
雲海テラスで見られる3種の雲海
<太平洋産雲海>(写真左)
北海道東部沖に発生した大規模な下層雲(海霧)が、南東の風によって十勝平野を覆い、日高山脈を越えてトマムに達した雲海。滝のような雲海は、絶妙な条件が揃ったときにだけ見られる希少な現象です。
<トマム産雲海>(写真中央)
トマム産雲海は、風が弱く晴れた夜、熱が上空に逃げて冷やされた空気が盆地状の地形の底に溜まることで発生する放射冷却による雲海です。リゾナーレトマムやザ・タワーが、雲海の中から突き出て見えることもあります。
<悪天候型雲海>(写真右)
天気が悪いときや、これから悪くなるときに出る雲海です。雲海テラスから見える山にまとわりつくように発生した層雲が広がって雲海となります。
Cloud9(クラウドナイン)計画
9つの過ごし方を提案する「Cloud9計画」が進行中。現在6つの展望スポットが「雲海テラス」で楽しめます。計画名称の「Cloud9」 は英語の「 I am on cloud nine(この上ない幸せ)」に由来しています。
今年8月には雲海テラスの展望デッキがリニューアル。今までよりも前面にせり出し、より間近に雲海を感じられるようになります。楽しみですね!
では、山道に沿って設置されている個性的なスポットを順路通りにご紹介します。
Cloud Bar(クラウドバー)
「Cloud Bar(クラウドバー)」は2019年夏にオープンした、バーカウンターのような展望スポットです。席があるのは地上約3m!
ハシゴ状になっている椅子の横から登っていきます。椅子の前が斜面なので、3mというより、崖の上に座るような感覚。登る時は少し震えますが、遮るもののない絶景に心を奪われます。
こちらでは、あとでご紹介する「てんぼうかふぇ」で購入したフードやドリンクの持ち込みもOK。
Cloud Walk(クラウドウォーク)
「Cloud Walk(クラウドウォーク)」は雲の形をした展望スポット。地面からせり出しているため、雲海が出ている時にはまるで雲の上を歩くような体験ができます。
吊り橋のような構造で、複数の人が一度に歩くとその振動で少し揺れるため、ふわふわとした浮遊感が味わえます。歩きながら広く景色を見渡すことができるので、雲海が出ていれば……雲の特徴や切れ間から風景を楽しむのもいいですね。
Sky Wedge(スカイウェッジ)
「Sky Wedge(スカイウェッジ)」は船の先端のようにせり出した展望スポットです。
雲海が出ている時には、雲を切り裂いて進む船の先端にいるような写真が撮れます。映画のワンシーンのような写真が撮れるかも!
Cloud Bed(クラウドベッド)
雲をつくる「雲粒」をイメージした全長約15mの展望スポット。直径40~60cmの球体のクッションが連なっていて、座ったり、寝転んだり、いろいろな体勢で雲海を楽しむことができます。
家具ブランド「sixinch(シックスインチ)」が開発した、ウレタンフォームに特殊なコーティングを施した素材で出来た、こちらのクッション。座り心地が癖になるかも?
Contour Bench(コンターベンチ)
「Contour Bench(コンターベンチ)」は等高線をイメージした全長約117mのベンチ。等高線とは、同じ高さの地点を連ねて描いた線のことです。地図に書いてある、あの線です。
雲の動きに合わせて、高さと角度の違う席を移動しながらベストポジションを探してみましょう。順路の通りに進むと傾斜を上っていく位置にあるので、ここで一旦ひと休み。
Cloud Pool(クラウドプール)
「Cloud Pool(クラウドプール)」は雲の形をしたハンモックのような展望スポットです。
足元のネットは太いロープで編まれていて、あまり揺れずに歩けます。子どもの頃に遊んだアスレチックを思い出しながら大の字にダイブ!
時間/5:00~7:00(上りゴンドラ最終乗車)、8:00(下りゴンドラ最終乗車)
料金/大人1,900円、小学生1,200円、ペット500円
対象:宿泊、日帰り客ともに利用可
※天候や気象条件によりゴンドラが運休する場合があります。時期により営業時間が異なります。
てんぼうかふぇ
標高1,088mの絶景を眺めながら、オリジナルドリンクが楽しめるカフェです。雲形のマシュマロを添えた雲海コーヒーや、綿あめでふわふわな雲を表現した雲海ソーダは飲むのがもったいなくなる可愛さ!
カフェテラスで飲んでもよし、「Cloud Bar(クラウドバー)」に移動して飲むのもよし。雲海は時間が経てば発生することもあります!雲海やゴンドラの待ち時間をカフェで楽しく過ごしましょう。
時間/5:00~7:00
料金/雲海ソーダ500円、雲海コーヒー500円など
※支払いは現金のみ
場所/星野リゾート トマム 雲海テラス
対象:宿泊、日帰り客ともに利用可
※雲海テラスの営業時間に準じます。(最大4:30~8:00)
※営業期間・営業時間は予告なく変更になる可能性があります。
2021年8月にリニューアルオープン!新たな展望デッキが登場
2021年8月に「雲海テラス」がリニューアル予定!
雲海ゴンドラ山頂駅の横に、3階建ての建物が新たに加わります。デッキが今までよりも前面にせり出して、雲海をさらにダイナミックに、遠くまで見渡せるようになります。
屋内にオープンするガラス張りのカフェでは、雲をモチーフにした人気のオリジナルドリンクも販売予定です。リニューアルが今から楽しみですね!
星野リゾート「最高水準のコロナ対策宣言」
星野リゾートは「最高水準のコロナ対策宣言」のもと、
エレベーターの感染対策として、国際空港でも採用されている、
また、
<雲海テラスの取り組み>
・雲海ゴンドラやてんぼうかふぇでの除菌清掃
・雲海ゴンドラは窓を開けて換気を行っております。
たとえ雲海が出ていなくても、この絶景は一見の価値あり!
今回、雲海は見られませんでしたが、標高1,088mから見下ろすトマムの景色は圧巻でした。
シーズン中に雲海が発生する確率は約4割ほど。星野リゾート トマムでは、雲海が発生する確率を予報する「雲海予報」を独自に開発し、公式サイトやゴンドラの乗り場でお知らせしています。
明け方の山頂は気温が低くなりますので、暖かい服装でお出かけください!
◆トマム ザ・タワー◆
◆リゾナーレトマム◆
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