山の麓から山頂に向かって、日に日に葉の色づきが増す秋のニセコエリア。
農村地帯では秋の収穫も終わりに近づき、直売店には秋の恵みが並びます。清々しい秋の空気を楽しみながら、森を散策したり温泉に浸かったり。コンドミニアムに泊まって楽しむニセコのコースをご紹介します。
1泊2日のコース地図
※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。
■目次
- 1 【1日目】11:15 ニセコ町 「道の駅ニセコビュープラザ」で宿泊するコンドミニアム用の夕飯食材を購入
- 2 【1日目】12:00 倶知安町 「レストラン&デリ ヴィラ ルピシア」で季節の食材たっぷりのランチ
- 3 【1日目】 ニセコ町 「ワン ニセコ リゾート タワーズ」に泊まって購入した食材で自炊
- 4 【2日目】10:00 共和町 駐車場から徒歩20分で行ける「神仙沼自然休養林」でハイキング
- 5 【2日目】12:00 蘭越町 「蘭越町交流促進センター雪秩父」で湯の華が沈殿した温泉に入浴
- 6 【2日目】13:00 蘭越町 硫黄臭が漂う「大湯沼」でニトヌプリの紅葉を楽しむ
- 7 【2日目】13:30 蘭越町 「街の茶屋レストランぼん田」でらんこし米の新米おにぎりをいただく
【1日目】11:15 ニセコ町
「道の駅ニセコビュープラザ」で宿泊するコンドミニアム用の夕飯食材を購入
100%ニセコ産!地元農家から直送された野菜は鮮度抜群のおいしさ
まずは、キッチン付きのコンドミニアムで夕飯を作るための材料を購入。ニセコ観光の拠点であり、地元特産品やテイクアウトメニューが揃う道の駅を訪ねます。
ニセコの農家さんから届いたばかりの採れたて野菜が揃う農産物直売所には、秋に収穫されたジャガイモやニンジン、カボチャなどの根菜が勢ぞろい。スーパーではなかなか見られない珍しい品種に出合えたり、農家さんの写真を見ながら選べたり。
2024年は11月5日までは店内だけでなく外の仮設テントでも採れたて野菜が販売されます。
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情報プラザ棟をチェックして、ニセコならではの加工食品を購入
農産物以外の買い出しは、情報プラザ棟で。奥土農場石窯パン工房のパン、シャルキュトリーアカイシのハムやソーセージは、コンドミニアムで食べる夕飯や朝食にぴったり。豪雪うどんや羊蹄山十割そばの乾麺も、手軽に調理できる食材です。
施設名 | 道の駅ニセコビュープラザ |
所在地 | ニセコ町元町77番地10 |
アクセス | JRニセコ駅から車で約5分 |
営業時間 | <情報プラザ棟> 9:00〜18:00 <フリースペース棟> 農産物直売コーナー 4月下旬〜10月 8:30〜17:00、11月〜4月下旬 9:00〜17:00(2024年は11月6日からの予定) テイクアウトコーナー 4月下旬〜10月 9:30〜16:30、11月〜4月下旬 10:00〜16:00 |
定休日 | 情報プラザ棟 1月1日〜1月3日 野菜直売所 年末年始 フリースペース棟 年末年始、店舗により定休あり |
駐車場 | あり(101台・無料) |
公式サイト | 道の駅ニセコビュープラザの紹介ページを見る |
問い合わせ先 | 0136-43-2051(道の駅ニセコビュープラザ)、0136-44-3433(野菜直売所/ニセコビュープラザ直売会協同組合) |
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移動時間 車で約14分
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【1日目】12:00 倶知安町
「レストラン&デリ ヴィラ ルピシア」で季節の食材たっぷりのランチ
世界のお茶専門店のレストランで、香り豊かな季節の料理を味わう
ランチは、ニセコ町に本社を置く世界のお茶専門店「ルピシア」がプロデュースする「レストラン&デリ ヴィラ ルピシア 」へ。季節に応じてメイン料理が変わるランチメニューでは、ニセコの旬の味わいを楽しめます。
レストランのほか、ルピシアのお茶やパン、アイスクリームなどを販売するブティックや、デザインギャラリーも併設されているので、食事の後にのぞいてみましょう。
香りも味わいも彩りも楽しい、メインを選べるランチメニュー
地元の食材が世界各地の味わいに。山海の幸が揃う地の利を生かした料理
レストランはイートイン、ブティックはテイクアウトで、北海道の旬の食材をふんだんに使用したメニューを楽しめます。
ブティックではさらに、羊蹄山の伏流水で仕込んだオリジナルのクラフトビール「羊蹄山麓ビール」を瓶で販売。宿泊先での楽しみや旅の思い出にいかがでしょうか。
施設名 | レストラン&デリ ヴィラ ルピシア |
所在地 | 倶知安町樺山58-5 |
アクセス | JR倶知安駅またはニセコ駅から車で約15分 |
営業時間 | レストラン ランチ11:30〜14:30(L.O.14 : 00)、ディナー17:30〜21:30(L.O.21:00) ブティック(デリ&べーカリー)・ティーショップ 10:00〜17:00 |
定休日 | ホームページ参照 |
駐車場 | あり(50台・無料) |
公式サイト | レストラン&デリヴィラルピシアの公式サイトを見る |
問い合わせ先 | レストラン:0136-21-7880/ブティック:0136-21-6818 |
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ワン ニセコ リゾート タワーズに宿泊
【1日目】 ニセコ町
「ワン ニセコ リゾート タワーズ」に泊まって購入した食材で自炊
全室スイートルーム仕様の客室にはキッチン・バルコニー完備
ニセコ・アンヌプリにある「ワン ニセコ リゾート タワーズ」に宿泊。大自然に囲まれたこのホテルはプレミアムコンドミニアムホテルで客室全てがスイートルーム仕様です。
夕食はニセコで調達した野菜などの食材を使用して、お部屋で調理。きままに旅先で料理を楽しめるのもコンドミニアムの醍醐味ですよね。
ホテルのサービスを受けながら、まるで自宅にいるような落ち着く空間で過ごせるので、贅沢な長期滞在を満喫することができます。
ニセコの自然の中に入り込む大浴場で癒しの時間を
疲労回復に効能のある温泉でリラックスタイム
温泉はニセコモイワ温泉を源泉としたナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉。関節痛・筋肉痛などに効果的で、一日観光を楽しんで疲れた体をじっくりと癒すことができます。露天風呂はニセコの大自然が目の前。自然の中に溶け込むような開放感溢れる場所でゆったりと。
また大浴場の着替えのエリアや、エントランスは著名な建築家・隈研吾氏がデザインしており、木のぬくもりとモダンが見事に溶け合う空間が広がっています。
施設名 | ワン ニセコ リゾート タワーズ |
所在地 | 虻田郡ニセコ町字ニセコ455-3 |
アクセス | JR函館本線ニセコ駅から車で約15分 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト | ワン ニセコ リゾート タワーズの公式サイトを見る |
問い合わせ先 | 0136-50-2111 |
\ぐうたび限定!/
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移動時間 車で約22分
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【2日目】10:00 共和町
駐車場から徒歩20分で行ける「神仙沼自然休養林」でハイキング
山奥の大自然なのにほぼ高低差なく行ける、山と草の紅葉名所
腹ごなしにおすすめなのは神仙沼のハイキング。湖沼が点在する湿原は、木道以外に人工物が見えない大自然に包まれています。
アカエゾマツ、ダケカンバ、ナナカマド、モミジといった樹木の紅葉のほか、湿原の植物が黄金色に色付く草紅葉が見られるのは、例年9月下旬〜10月上旬です。
秋ならではの澄んだ空気と日々彩りを変える紅葉、なにより、駐車場から20分ほど木道を歩いて行ける気軽さが魅力の、絶景スポットです。
お腹を空かせて出かけても安心。レストハウスのおすすめメニュー
出汁のおいしさが胃袋に染み入るレストハウス名物えびラーメン
食事をしないで湖沼巡りをした際は、駐車場横のレストハウスでお腹を満たしましょう。
おすすめは、積丹町のエビ漁師さんが船上冷凍した新鮮な甘エビのスープと、小麦が香る岩内町太田製麺の麺と相性抜群のえびラーメン。
締めくくりは、岩内町倉島乳業の牛乳ソフトに自家焙煎したエスプレッソをかけた神仙アフォガード650円!
施設名 | 神仙沼自然休養林 |
所在地 | 共和町前田 |
アクセス | JR小沢駅から車で約30分 |
営業時間 | 神仙沼(4月下旬〜10月中旬)※4月下旬~6月上旬まで残雪あり トイレ・レストハウス(6月上旬〜10月中旬 9:00〜17:00) |
定休日 | 神仙沼(10月中旬〜4月下旬)※道道通行止めのため トイレ・レストハウス(10月中旬〜6月上旬) |
料金 | 環境整備協力金大人100円 |
駐車場 | あり(80台・無料) |
公式サイト | 神仙沼自然休養林の紹介ページを見る |
問い合わせ先 | 0135-67-8778 共和町役場 産業課 商工観光室 商工観光係 |
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移動時間 車で約11分
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【2日目】12:00 蘭越町
「蘭越町交流促進センター雪秩父」で湯の華が沈殿した温泉に入浴
施設の隣にある大湯沼から源泉を引く、良質な硫黄泉が人気
湖沼巡りで体を動かした後は、大湯沼から源泉を引く湯本温泉郷の町営温泉へ。こちらの魅力は泉質の良さ。硫黄臭がする白濁した湯で満たされた露天風呂に浸かれば、紅葉に色づくニセコ連峰のチセヌプリやニトヌプリを眺める開放感が味わえます。
女湯にある「どろ湯」に沈んでいるのは、硫黄成分たっぷりの湯の華。ふわふわした泥の手触りと硫黄の香りが、秋風とともに体を癒やしてくれます。
施設名 | 蘭越町交流促進センター雪秩父 |
所在地 | 蘭越町湯里680番地 |
アクセス | JRニセコ駅から車で約20分 |
営業時間 | 10:00〜19:00(冬期間は12:00〜) |
定休日 | 火曜(祝日の場合、翌水曜) |
料金 | 中学生以上700円、小学生300円 |
駐車場 | あり(40台・無料) |
公式サイト | 蘭越町交流促進センター雪秩父の紹介ページを見る |
問い合わせ先 | 0136-58-2328 |
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移動時間 徒歩すぐ
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【2日目】13:00 蘭越町
硫黄臭が漂う「大湯沼」でニトヌプリの紅葉を楽しむ
ポコポコと吹き出すガスや水蒸気に、地球の息吹きを実感
沼一面に立ち昇る白い蒸気と、季節ごとに姿を変えるニセコ連峰との美しいコントラストが楽しめる大湯沼。大湯沼の沼底から硫黄を含んだガスや水蒸気を噴出しており、沼に流れ込む水に成分が溶け込んだ、名前の通り天然温泉の沼です。
ポコポコと湧き出す湯はもちろん、気温が下がるほどにもうもうと上がる蒸気の量も増え、大自然の威力が実感できます。
先ほど入浴した「蘭越町交流促進センター雪秩父」の湯は、この大湯沼から引かれています。
施設名 | 大湯沼 |
所在地 | 蘭越町湯里680番地 |
アクセス | JRニセコ駅から車で約20分 |
営業時間 | ー |
定休日 | ー |
駐車場 | あり(40台・無料) |
公式サイト | ー |
問い合わせ先 | 0136-55-6736(蘭越町商工労働観光課観光係) |
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移動時間 車で約18分
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【2日目】13:30 蘭越町
「街の茶屋レストランぼん田」でらんこし米の新米おにぎりをいただく
生産者さんごとに炊飯方法を微調整しておいしさを引き出すおにぎり
北海道内でも有数の米の産地として知られる蘭越町。低タンパクでおいしい「らんこし米」のおにぎりを、地元蘭越町でいただけるのが「街の茶屋レストランぼん田」です。
町内の農家から届くお米は、地域によってお米の特長が異なるため、生産者さんごとに米の研ぎ方や火加減を変えて釜で炊飯。注文後にふんわり握って提供してくれます。
9月中旬から10中旬に登場する新米のおにぎりは格別のおいしさ!併設された売店で、らんこし米を買って帰りましょう。
施設名 | 街の茶屋レストランぼん田 |
所在地 | 蘭越町130番地 |
アクセス | JR蘭越駅から車で約1分 |
営業時間 | 売店 9:00〜17:00 レストラン 11:00~14:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(20台・無料) |
公式サイト | ー |
問い合わせ先 | 0136-57-5239 |
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GOAL!