大雪〜富良野〜十勝を結んで、北海道を代表する8つのガーデンが集まる「北海道ガーデン街道」。
春から夏にかけて彩りが変化する大地は、フォトジェニックな絶景そのものです。
日帰りのコース地図
※取材時点での情報です。最新情報をご確認のうえお出かけください。
※各ルートの所要時間は、Googleマップを参考にした時間です。季節や道路状況などによって異なります。
■目次
【1日目】8:30 帯広市
早起きして「紫竹ガーデン」の朝食ビュッフェへ
1万5000坪の広大な敷地に2500種類にもおよぶ野の花が咲く
2021年に94歳でお亡くなりになった紫竹昭葉さんが、1992年60歳の時に開園。北海道における観光庭園の先駆け的存在として知られるガーデンです。
育てているのは、敷地内で作る有機肥料を用いた土づくりをベースに、野花や雑草、風土が創り出す十勝ならではの庭。
宿根ボーダーガーデンや白い花が咲くホワイトガーデン、野の花が咲くメドウガーデンをはじめとした22のテーマガーデンは、色と香りに溢れる癒しの空間です。
ガーデンで育てた無農薬野菜や十勝の食材が並ぶ朝食ブッフェ
爽やかな朝のガーデンで、採れたて野菜たっぷりの朝食を楽しむ
紫竹ガーデンを訪れる際は、ぜひ少しだけ早起きをして8:30〜10:00に開催されている朝食ビュッフェ「お花畑で朝食を」を目指しましょう。
ガーデンで育った無農薬野菜や地元食材をふんだんに使った料理を味わった後はガーデン巡りへ!
施設名 | 紫竹ガーデン |
所在地 | 帯広市美栄町西4線107番地 |
アクセス | JR帯広駅から車で約31分 |
営業時間 | 2024年4月20日〜11月4日 8:00〜17:00 ※冬季閉園 |
入場料 | 高校生以上1000円、子ども200円 |
定休日 | 期間中は無休 |
駐車場 | あり(50台・無料) |
公式サイト | 紫竹ガーデンの公式サイトを見る |
問い合わせ先 | 0155-60-2377 |
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移動時間 車で約14分
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【1日目】11:00 中札内村
アートと花々に触れ合える「六花の森」を散策
六花亭の包装紙に描かれた山野草を探しながらガーデンを散策
「マルセイバターサンド」などが人気の、北海道を代表する銘菓「六花亭」。
六花亭のシンボルでもある花柄の包装紙を見たことがある方は多いと思います。「そこに描かれている可憐な草花でいっぱいの森を作りたい」という思いを込めて造られたのが「六花の森」です。
10万㎡もの広大な敷地には、野外彫刻が佇む丘や小川が流れる林、クロアチアの民家を移設したギャラリーが点在。美しく手入れされたガーデンを散策するだけで、心が浄化されるよう。
2024年には、これまでに寄贈を受けた坂本直行作品を展示する「ドネーター作品館」がオープン。
散策したあとのお楽しみは、園内にある「六’café」のランチ
「六’café」でいただくランチとスイーツの限定メニュー
「六’café(ロッカフェ)」のおすすめは、唐揚げに絡めた甘酸っぱい特製ネギソースが食欲をそそる「チキンバスケット」と「六’caféマルセイバターサンド」(150円)。
工場併設のカフェだからこそ味わえるできたてのマルセイバターサンドは、ビスケットとクリームが一体化していないみずみずしい味わいが魅力です。
施設名 | 六花の森 |
所在地 | 中札内村常盤西3線249-6 |
アクセス | JR帯広駅から車で約38分 |
営業時間 | 2024年4月20日〜10月27日 10:00〜16:00 ショップ 10:30~16:00 カフェ 11:00~16:00(ランチメニューL.O.15:00、デザートメニューL.O.15:30) |
定休日 | 期間中は無休 |
料金 | 入館料/高校生以上1000円、小中学生500円 ※ガーデンの受付手前にある六’caféのカフェやショップの利用は無料 |
駐車場 | あり(80台・無料) |
公式サイト | 六花の森の公式サイトを見る |
問い合わせ先 | 0155-63-1000 |
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移動時間 車で約17分
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【1日目】14:30 中札内村
「一本山展望タワー」から、十勝平野の大パノラマを満喫
352段の階段を上った先でやっと出合えるご褒美の絶景
ガーデンを楽しんだあとは腹ごなしを兼ねて十勝の農村風景を一望できる秘境、一本山を目指します。
階段を上った先にあるタワーの階段をさらに上ったてっぺんから望むのは、格子状の畑が広がる十勝平野の農村風景と、2024年6月25日に「日高山脈襟裳十勝国立公園」に指定された「日高山脈」の大パノラマ。
林道を進んだ先にある一本山の周辺は、野生のヒグマの生息地です。展望台を訪れる際はクマ鈴などを持参して複数人でおでかけを。
施設名 | 一本山展望タワー |
所在地 | 中札内村新札内南東6線 |
アクセス | JR帯広駅から車で約48分 |
営業時間 | 5月上旬〜10月末 |
定休日 | 11月1日〜4月下旬は冬季閉鎖 |
駐車場 | あり(5台・無料)※大型車は駐車不可 |
公式サイト | 一本山展望タワーの紹介ページを見る |
問い合わせ先 | 0155-68-3390(中札内村観光協会) |
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移動時間 車で約17分
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【1日目】15:00 中札内村
「十勝エアポートスパそら」のモール温泉とサウナで汗を流す
温泉・サウナの日帰り利用ができる、グランピングリゾート内のスパ
歩き疲れた体を癒すために目指すのは、中札内村にある温泉&サウナ。グランピングリゾートフェーリエンドルフ内にあるスパでは、帯広駅前のふく井ホテルから運んだ天然のモール温泉と、オートロウリュ付きのフィンランドサウナが楽しめます。
たっぷり汗を流したあとは、札内川の伏流水で満たされた水風呂と外気浴スペースでリフレッシュ。木々の緑を眺めながら“ととのう”時間は格別です。
HARVIA製サウナストーブの蒸気が体全体を包む本格サウナ
爽快感は倍増!サウナストーンに水をかけるロウリュで発汗
男性浴場・女性浴場それぞれにあるサウナはオートロウリュ式。自分でサウナストーブに水をかけなくても、自動で出てくる蒸気が温度と湿度を調整してくれます。
日帰りはもちろん、敷地内の「グランピングリゾートフェ―リエンドルフ」の貸し切りコテージに宿泊するのもおすすめ。
施設名 | 十勝エアポートスパそら |
所在地 | 中札内村南常盤東5線286(中札内村グランピングリゾートフェーリエンドルフ敷地内) |
アクセス | とかち帯広空港から車で約15分 |
営業時間 | 7:00〜22:00(最終受付21:30) |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり(80台・無料) |
公式サイト | 十勝エアポートスパそらの公式サイトを見る |
問い合わせ先 | 0155-67-5959 |
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移動時間 車で約11分
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【1日目】16:30 中札内村
「JA中札内村直売所」の ファーマーズマーケットで特産品を購入
収穫期の夏は採れたても販売。えだ豆づくしのマーケット
中札内村の特産品といえば、なんといってもえだ豆です。収穫から3時間以内にー196度の液体窒素フリーザーで瞬間冷凍したえだ豆は、鮮度と風味をそのまま閉じこめた看板商品。
直売所では、冷凍加工品やえだ豆コロッケ、えだ豆ソフトクリームなどが食べられます。えだ豆の収穫期である8月下旬から9月だけ販売されている生えだ豆もお見逃しなく!
施設名 | JA中札内村直売所 |
所在地 | 中札内村西1条北8丁目 |
アクセス | JR帯広駅から車で約32分 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
定休日 | 4月〜10月は無休 11月〜3月は毎週月曜 |
駐車場 | あり(20台・無料) |
公式サイト | JA中札内村直売所の紹介ページを見る |
問い合わせ先 | 0155-68-3500 |
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移動時間 車で約34分
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【1日目】18:00 帯広市
夏の暑さより熱い!「ばんえい十勝」のナイターレースを観戦
息づかいが聞こえるほど近くで応援できる迫力満点のレース
夏の一日を締めくくるのは、ナイターレースが開催されている「ばんえい十勝」。夜になるとイルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気の中でレースが行われます。
曳き馬の力強さや騎手の駆け引き、息づかいがわかるほど近い距離から見学できるのがばんえい競馬の魅力。入場無料でたっぷり楽しめる点もうれしいポイント。
2024年8月11日開催、夏の大一番レース「ばんえいグランプリ」の日には夏まつりイベントも行われます。
家族連れでも気軽に出かけてのんびりできる帯広競馬場
スタンドに座って観戦するもよし。エキサイティングゾーンから応援するもよし
競馬場に慣れていない人でも楽しめるのが、帯広競馬場の面白さです。パドックで競走前の馬を間近で見たり、昼間なら「ふれあい動物園」でポニーやウサギとふれ合ったり。
十勝グルメやショップが集まる「とかちむら」や「馬の資料館」もあるので、家族連れにもおすすめです。
施設名 | 帯広競馬場・ばんえい十勝 |
所在地 | 帯広市西13条南9丁目 |
アクセス | JR帯広駅南口から車で7分 |
営業時間 | 土曜、日曜、月曜 ※開催日程や時間は公式HP参照 |
定休日 | 火曜〜金曜 |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり(400台・無料) |
公式サイト | ばんえい十勝の公式サイトを見る |
問い合わせ先 | 0155-34-0825 |
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GOAL!