【江差・松前 千年北海道手形】江差「いにしえ街道」散策★旧中村家や土方歳三嘆きの松など!

土方歳三 嘆きの松

「江差・松前 千年北海道手形」でバスの旅・第5弾!
旧中村家や土方歳三嘆きの松など「いにしえ街道」を散策

いよいよ、江差のまち歩きスタート。
国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」
最初に見学したのは、国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」。
ニシン漁全盛時代を今に伝える廻船問屋です
国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」蔵
こ~んな大きな蔵があるのです。なんと4重扉
国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」棟続き
奥に長~く、母屋から文庫倉、下の倉と棟続き。
国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」浜側
一番奥はハネ出しで、浜から直接、魚を運び込んだ
入口が残っています。
国の重要文化財「江差町旧中村家住宅」外観
「いにしえ街道」に建つ、この堂々たる店構え。

さすが歴史の残る大商人、立派ですよね~

 

共通入館券500円でまわれるのが、旧中村家と旧檜山爾志郡役所と
旧関川家別荘の3施設。
旧檜山爾志郡役所」(江差町郷土資料館)
そこでお次は、「旧檜山爾志郡役所」(江差町郷土資料館)へ。
土方歳三 嘆きの松
歴女にはたまらない、かの有名な

「土方歳三 嘆きの松」は、ココにあるのです

 

開陽丸が沈むのを見て、土方歳三が無念の思いでこの松を叩いた。
その思いが、この松をこんなにも曲げてしまった。。。
「旧檜山爾志郡役所」(江差町郷土資料館)留置所
この建物は当時、
警察も兼ねていて、

留置所が残っています。

 

こういうこと、
してもいいのよ
「旧檜山爾志郡役所」(江差町郷土資料館)復元クロス
素敵だったのは、壁や天井に貼りめぐらされた華麗な布クロス
部屋ごとに違うクロスは、当時の端切れから、
相当な苦労をして復元されたもの。美しくて、うっとり~
土方歳三も眺めた江差の海
2階のテラスから、土方歳三も眺めた江差の海が見渡せます。
遊工房ささおりや
このあとは、いにしえ街道をぶらぶら歩き。
「遊工房ささおりや」さんをはじめ、昔語りをしてくれるお店が
たくさんあります。
姥神大神宮
姥神大神宮は、370有余年続く道内最古の祭
「江差・姥神大神宮渡御祭」の舞台です
旧関川家別荘

いよいよラストは「旧関川家別荘」へ

 

関川家は松前藩一の豪商で、貴重な調度品や古文書が大量に

保存されています。

 

実は中村家の蔵にあったお宝も、ほとんどが関川家から借りたモノだとか
関川家別荘庭

その宝物も見応えあるのですが、私が感動したのは、この庭園

 

コイが泳ぐ池や川にかかる太鼓橋など、すごく広くて、キレイなのです。
関川家別荘 居間
一度でいいから、こういう家に暮らしてみたいな

庭を眺めながら、松前藩一の豪商のお嬢様気分に浸ったりして~

 

開陽丸に北海道文化遺産の横山家など、江差の見どころは
他にもたくさんあるのですが、伝えきれない
嬉しいです
いにしえ街道まちあるきガイド 中川さん
いにしえ街道まちあるきガイドは、ひとりでも多くの方に
江差の栄華をたどる魅力に触れていただけたらと、
なんと無料のプログラムなのです

ガイドしてくださった中川雄平さん、本当にありがとうございました

 

これは私なりの使い方ですが、これで2日間という充実ぶり
ぜひ、「松前・江差 千年北海道手形」を活用して
道南西部の魅力を体感してくださいね~
(2015年時点の情報です)

WRITER/村澤 規子(ぐうたび北海道 編集長)

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土方歳三 嘆きの松