【然別湖畔温泉 風水】美しき冬の然別湖と名物オショロコマを堪能

然別湖の冬のイベント「しかりべつ湖コタン」が、1/26(土)スタート!
2021年は1月30日(土)~3月21日(日)の期間に開催します。

事前の制作風景を、特別に見学させてもらえることになり、超楽しみにして行ってきました!神秘の湖『然別湖』へ!
その様子はこちらから☆わくわくした現場見学でしたよ

せっかくなので、宿泊は、湖畔の一軒宿『然別湖畔温泉 ホテル 風水』で。
然別湖の大自然を余すとこなく堪能できる、と~っても癒される温泉宿です。

 

湖の風景が最高のご馳走!
角部屋の特別室は、270度のレクビュー!

道の駅鹿追から山道を上ること20分。トンネルを抜けると、右手にででんとホテル風水の姿。
もっと右に目を向けると!

然別湖とごたいめ~ん♪

駐車場に車を停めて然別湖とご対面!

写真はホテルHPより(実際は曇っていました。あまりに強風で・・・撮れず・・・)

ただの雪原ではありません。完全結氷した湖です。

今日は生憎、曇り & 強風 & 寒波で、顔が痛いっっ!!
お天気が良ければ、気持ちが晴れやかになる湖の風景をいつまでも見ていたいところだけど、今日は眺めるのもそこそこに、フロントへ直行です!

今日のお部屋は、なんと、「特別室」♪

玄関は格子の引き戸で、開けると、4畳半くらいありそうな広い三和土(たたき)、そして、お部屋までの廊下が畳!!
廊下の途中には小さな流し台があって、さすが、昭和28年創業の風格を感じます。
ちなみに、社内の70代男性は、新婚旅行でここ風水に宿泊。歴史を感じずにはいられません。

お部屋に入ると、ばーーーーーーん!
湖を望む特別室は、角部屋です
湖が目に飛び込んできます!それも、270度!
かなり開けたビューに、思わず窓に走り寄って、しばしうっとり♪

本間の窓からは、くちびる山を真正面に。
特別室から真正面に望む然別湖とくちびる山
この姿!「ザ・然別湖」。 いつ見ても、何度見ても、惚れ惚れしちゃいます。

↓そして右の窓からは、これ、これ! この時期だけのスペシャルビュー!
特別室から望む、コタン作業風景
コタン制作風景がバッチリ見えます!

暖かいお部屋から見れるって、贅沢! 通常、制作現場へは入場できないので、とても貴重な眺めです。
人が集合しているところに、これから新しいイグルーを作るようですよ。出来上がるまで、ず~っと見ていたくなっちゃいますね♪

ここでプチ情報
湖畔にたつ風水は、全室レイクビュー!どのお部屋に泊まっても、然別湖を独り占めできるのが魅力です。
新館には、この特別室(10畳+3畳+テーブルセット)の他に、和室10畳。本館には、和室10畳、和室7.5畳、和洋室、湖が半分だけ見える和室10畳があります。
せっかくなら、真正面にくちびる山を望む新館がおすすめです。

 

然別名産・ミヤベイワナはここだけの味わい。
十勝産「白樺ポーク」と「放牧豚」の食べ比べなど、地元の幸をたっぷりと

さてさて、お楽しみの夕食♪ 今日いただくのは、「豚しゃぶ膳」です。

お待ちかねの夕食です

↑ 席に着くとこんな感じ。この後、天ぷら、茶碗蒸し、炊き合わせ、ミヤベイワナの出来立てが運ばれてきます

見てみて!前菜に、タチですよ!(左中) タチのから揚げって初体験!外がカリっと、中は濃厚でクリーミー♪
右上の陶板は鮭のチャンチャン焼き。(蓋が・・・・、陶板焼き中につき、閉めたままで悪しからず)。ふっくらと蒸し焼きになった鮭と特製味噌だれが合ってて美味しかった。

↓ お造りには、隣町・清水町産のニジマスが。
お造りにはニジマスも♪
あっさりした身と、脂ののったハラスの角切り。
食べ比べると、こんなに味わいが違うのかと実感!こういうのって楽しい♪

さて、本日楽しみにしてきた、十勝産「白樺ポーク」と鹿追町内『大草原の小さな家』産の「放牧豚」。しゃぶしゃぶで食べ比べです。
十勝産豚肉2種の食べ比べです
ふむふむ、こっちがと~っても甘くて、こっちはさっぱり♪どちらも美味しい!食べ比べ、おすすめです。
後で聞いたのですが、放牧豚は脂の融点が低いので舌に入れた時にすぐ溶けるんですって♪

↓そして、待ってました!超お目当ての「ミヤベイワナ(オショロコマ)」。焼きたてが到着!
然別湖名物のミヤベイワナ(オショロコマ)の塩焼き♪美味しい
身は淡泊なんだけど、焼き加減・塩加減がとても良く、ふっくらとして美味しい!
そして、このお皿、何の形かわかりますか? わかった人は然別湖ツウ♪

ここでプチ情報
ミヤベイワナは、然別湖だけに生息。約1万5千年前に大雪山系の火山噴火で然別湖ができた時、川と海を往復していたオショロコマが湖に陸封されて、湖内で独自に進化したお魚です。焼いてしまうとわかりませんが、赤い斑点があって“宝石”とも言われるほど美しい容姿で釣り人を魅了。然別湖では、1年に2度、期間と人数を限定して釣ることができますが、キャッチアンドリリースが鉄則。
夕食のミヤベイワナは、然別山麓の湧水を使って、地元鹿追町内で養殖されているものです。
ミヤベイワナの発見についての言い伝え「白蛇姫物語」を、夏季運行の遊覧船のアナウンスで聞くことができますよ。鹿追町HPにも掲載されています。おもしろいのでぜひ。

 

源泉100%掛け流し!湖を眺めながらの~んびりと

源泉かけ流しの露天風呂からも然別湖を一望

写真はホテル風水HPより/男性露天風呂強風吹きすさぶ中でのコタン制作見学で、すっかり冷え冷え。
まずは、内湯へ。う”ぅ~~~~、染みいる~、気持ちよか~♪ 寒さで緊張していた身体がじんわりとほぐれてきます。
源泉100%掛け流し。特に臭いは感じなく、肌触りはとても柔らか。お肌がつるっつるになるのが嬉しい♪

よ~く温まったところで、いざ露天風呂へ!(強風&寒さで外にでるのに勇気が要たのです)
目隠しとなる木の間から湖を眺め、気持ちよ~く湯につかっていると、なぜか?頭が痛い。
触ってみると、なんと、髪の毛がパリパリに凍っている模様、笑
まだまだ入っていたかったので、お湯で温めたタオルを頭にまいて、しばし温泉と然別湖の風景を楽しんだのでした♪

ここでプチ情報
然別湖畔温泉の開湯は大正13年(1924年)。当時は宿までの道が通ってなくて、舟でお客さんを送迎していたそうです。風情ありますね。
然別湖畔温泉は大雪山国立公園にあるので、自然保護のため温泉宿は2軒だけ。1軒は現在閉鎖中なので、然別湖を眺めながら温泉が楽しめるのはここホテル風水だけ。しかも、風水は湖畔にたっているので、然別湖を目の前に臨んでの湯あみはここだけの贅沢なのです。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩。

静寂な然別湖と満天の星空を肴に、おしゃべりは尽きず

食事を終えてのリラックスタイム。 お部屋の電気を消してみました。

人工の明りがほとんどないここは、見上げると、星がくっきりキラッキラ!
オリオン座や冬の大三角形、スバルも! 先日泊まった「緑の風リゾート」の天文台で教えてもらったばかりなので、ここぞとばかりにいろいろ探してみます。

電気を消しても月明りと雪明りで意外と明るく、湖に向かって座って、お酒を飲みながら女子(か?)トーク。

視界に入ってくる湖が、とても静かで優しくて。時々、強風で巻きあがる雪煙が、怪獣たちの行進に見えたり。
そんな普段では経験できないゆったりとした時間を過ごしたのでした。

 

そして、おはよう!然別湖!
日の出前の然別湖です
今日は、天気が良くなりそうですね。

 

朝食には、十勝のこだわり食品が!
ヨーグルト「でーでーぽっぽ」や十勝大豆納豆、希少なポテトなどなど

日の出時間直前の朝陽を背負った然別湖を眺めながらの朝食です。いい感じ♪
朝もやの然別湖を眺めながらの朝食です

和食系、洋食系が揃っています。ドリンクコーナーには十勝産の牛乳も♪
和洋揃った朝食ブッフェ。地元の幸もふんだんに

注目は、
鹿追町内の牧場『カントリーホーム風景』で作ったヨーグルト「でーでーぽっぽ」。とろ~りとしてて、味わいはクリームチーズのよう。スーパーで買うと普通のヨーグルトの3倍くらいのお値段。そりゃ、食べるでしょう♪

「インカのめざめのフライドポテト」は、甘みが強くてほっくほく。インカのめざめは栽培が難しいらしく、あまり出回らない希少なおいも。これもおかわり必至!

そして、納豆!この日は、帯広『中田園』の納豆が並んでいました。納豆を作って45年! 十勝のおいしい豆と水にこだわっていて、全国納豆品評会で最優秀賞を受賞するなどのお墨付き!これも必食です。
薬味と一緒に入れた卵は地元・鹿追産でした。

山菜&卵が入ったおかゆも、おかゆ好きにの私にはたまらない、優しいお味でした。

そして、これ↓
この遊びゴコロ たまりません!
この遊びゴコロ♪ たまりません!

標高810m、北海道で最も高い場所にある然別湖。大雪国立公園内の自然保護地域なので、手つかずの自然に包まれています。
ず~っと見てても飽きなくて、なぜか気持ちをゆるやかにしてくれる風景と、地元食材でのおもてなし。然別から湧き出る源泉のままの温泉。
施設は新しくはありませんが、とっても居心地の良いホテルです。

■然別湖畔温泉ホテル 風水の基本情報はコチラ
■然別湖畔温泉ホテル 風水の宿泊プラン一覧はコチラ

ホテル風水に行ったら、ここにも注目!

最後に、ホテル風水の滞在がちょっと楽しくなりそうなプチ情報をご紹介しましょう。

■ホテル内5箇所に点在する陶壁画
ロビー横、レストラン、売店横、温泉入口、エレベーター裏側にあります。作者は、九谷 興子氏。然別湖の美しさに感動して作った超大作。然別の自然が圧倒されるほどの迫力で表現されています。これ、焼き物というのもオドロキです。
温泉前の巨大陶壁の列車のナンバープレートは、その昔、士幌~新得間(鹿追瓜幕経由)を走る拓殖鉄道で使われていた実物なんだそうです。

■巨大オショロコマ
レストラン横に佇んでいます。ちょっとびっくりします。

■なぜここに?売店に絵本作家&アーティスト・村上康成氏のグッズ
お土産類に紛れて並んでいる、絵本やかわいい絵のグッズが気になりました。
聞くと、村上氏がグレートフィッシングで然別湖に来た際、湖の素晴らしさとオショロコマの美しさに感動。魚のイラストに、美しいオショロコマを仲間入りさせたのがきっかけで、ホテル売店にグッズが並ぶことに。動物モチーフのかわいらしい味のあるイラストです。
然別湖フィッシング倶楽部会長、なんだそうです。

■机の上にある「インフォメーションブック」は必ずチェック!
宿泊約款や貸出品情報の他に、然別湖で体験できるアクティビティや、周辺お散歩情報、鹿追市街地MAPなど、おもしろい情報満載です。
私はこれを見て、今度夏に来たときは、北海道の3大秘湖のひとつ・東雲湖まで行ってみよう!と思いました。

これは嬉しい♪ JR帯広駅~ホテル風水間
お得な冬季バスキャンペーン実施中!

ホテル風水では、宿泊者対象で、路線バスを650円で往復できるキャンペーンを実施中なんですって!(通常片道1650円)
公共交通機関をご利用の方、冬道の運転が苦手な方、ぜひご利用ください。

■期間:~平成31年3月31日(日)
往路:JR帯広駅 → ホテル風水は、フロントで1000円キャッシュバック!
復路:ホテル風水 → JR帯広駅は、フロントで無料バス乗車券プレゼント!
詳細はホテルにお問合せください。

WRITER/ぐうたび北海道 編集スタッフ なるみ

湖から望む冬のホテル風水

◆↓然別湖の冬に、わずか60日だけ現れる幻の村(コタン)制作を見学レポート↓

幻の氷と雪の世界【しかりべつ湖コタン】築村現場を見学レポート

2019年2月4日
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